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さて、ダリウス・マイルズの件です。
前回お伝えした通り、ブレーザーズが29球団に対して「うちの財政圧迫狙いでマイルズと契約する気なんやったら、うちも出るととこ出まっせ!」(「ナニワ金融道」ないし「ミナミの帝王」風)と脅迫じみたメールを送った訳なんですが、案の定といいますか色々反響が起こっています。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3821503

まず、マイルズの身の上ですがNBA側と選手会の弁護士で話し合いが持たれ、NBA側よりマイルズがFAとなり、29球団どことも契約する自由がある旨の太鼓判を出したようです。

面白いのはオーナー2人の反応。まずはやっぱこの人だよなという感のあるマーク・キューバンですが、「(マイルズのキャップ加算は)大きな金額だ。その大金(損失)のためなら、私も(今回のブレーザーズのような)eメールを送っただろうね」とブレーザーズに割と好意的なコメントです。そしてもう1人、レブロン残留に向けて必死のキャヴスオーナー、ダン・ギルバートも反応しました。

http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=Ao5LqknBYLREWBdlxIuvd_a8vLYF?slug=aw-gilbertresponse010909&prov=yhoo&type=lgns

ギルバートのブレーザーズに対する他球団へのCC入り返信はこうです。

“With all due respect…although the Cleveland Cavaliers have no interest in signing Darius Miles and will not be signing Darius Miles. I find your email quite peculiar from two standpoints:

“1. It's dead wrong. I believe that all 30 NBA teams were and are fully aware of the terms and provisions of the collective bargaining agreement as to which all teams and the NBA are a party to, including the Portland Trailblazers.

“2. Are legal threats through a mass email the best way to circumvent the known potential consequences that could result from the Trailblazers decisions and actions they took with respect to Darius Miles?

“I fully understand the frustration you and your team's ownership must be feeling in regards to this situation, but a preemptive threat of ‘litigation’ directed at all of your partners through a group email does not sit well with me and seems to be incongruent with the spirit of keeping a ‘fiduciary duty’ and good ‘partner-like duty’ to your ‘NBA joint venturers.’

“I would think there has got to be a better tactic than this one.”

・・・え〜、例によってハイパー超訳すると、

「うちはマイルズには興味無いけど、(ブレーザーズのやり方は)おかしくね?全チーム労使協約は理解してるべ?メールで法的な脅しをかけるってどうなのよ?(オーナー及びブレーザーズの)フラストレーションは分かるけど、NBAというジョイント・ヴェンチャーへの『信託の義務』とか『良いパートナーシップ』とかいった精神にそぐわないんじゃないスかね?他にやりようあるっしょ?」

まあこんな感じでしょうか。うーんと、私もギルバートに一票です。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3822392

そして、やはり動きました選手会。代表のビリー・ハンターがマイルズを応援するべく、以下のような声明を出してきたのです。

"We are shocked at the brazen attempt by the Portland Trail Blazers to try to prevent Darius Miles from continuing his NBA career."

"Their attempt to intimidate the other 29 NBA teams by threatening frivolous litigation merely for signing this capable NBA veteran is a clear violation of the anti-collusion and other provisions of our Collective Bargaining Agreement. We will vigorously defend Darius' rights."

「マイルズをNBAでのキャリア継続から妨げるとかマジ有り得ないっス!完全にCBA違反っス!マイルズの権利はチョー守るっス!!」、これまた当然の主張ですね。因みにブレーザーズのラリー・ミラーオーナーもこんな事も言ってたりはします。

"Our purpose here was not in any way to keep Darius from being able to play. If he can come back and help a team to win and play at a level on the court that helps the team, we have no problem with that at all."

「べ、別にマイルズをプレーさせなくするのが目的なんじゃないんだからね!復帰してチームが勝つ一助となって、コート上でチームを助けられるレヴェルでプレーするんなら文句は無いのよ!」・・・つまり、戦力にならんのに、ブレーザーズの財政圧迫狙いだけで契約&プレーさせるのなら駄目だけど、ちゃんと戦力としてプレーするんなら文句は無い、という意味でしょうかね。

http://www.nba.com/grizzlies/news/grizzlies_resign_miles_to_10day-090110.html

かくして、ブレーザーズの必死の抵抗も空しく、マイルズはグリズリーズと10日間契約。1/7の解雇から3日でNBA復帰となったのです。恐らく、ブレーザーズの主張はもう認められず、マイルズがあと2試合出場してこの問題はジ・エンドじゃないかなあと思います。

・・・しかしよくよく考えてみたら、グリズリーズがそもそもマイルズを一旦解雇しなければ、この問題はここまで大きくならなかった気がするのですがどうなんでしょ?



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