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ホークス(3勝)106-91ヒート(2勝)
ナゲッツ(4勝)107-86ホーネッツ(1勝)

連日シーズンを終えるチームが続きますが、今日はホーネッツですか。当世No.1PGのクリス・ポールを擁し、東のマジックと共に更なる飛躍が期待されていたライジングチームだったホーネッツは優勝請負人のポージーをも獲得し、かなり本気で頂点を狙っていたと思われます。

しかし序盤の気の弛みと主力戦力の怪我続発がチームの先行きに影を落としました。思うように伸びないチーム戦績に業を煮やしたか、トレードデッドライン前にフロントはチャンドラーをキャップ減らしのためにトレード放出してしまいます。幸いこれはトレード相手のサンダーによるキャンセルがあり、チャンドラーは無事(?)ホーネッツに戻りました。

しかし、プレーオフでいいところ無くナゲッツに完敗した事は、オーナーの心証をかなり悪くしてしまった事と思われます。第4戦の58点差ブローアウトもさることながら、1勝しか出来なかった事がまた厳しいです。チャンドラーなり誰かなりがキャップ減らしのためにトレードされる可能性はかなり高いと言わざるを得ません。

そうでなくとも世界大不況、しかもニューオリンズはハリケーンの大水害からそう日が経っていません。おまけに負けた相手はナゲッツ。そう、今季開幕前にタダ同然でキャンビーを出し、開幕後にはアイヴァーソンをビラップスと交換し、結果として遂に1stラウンドの壁を超えたという実績は、キャップオーヴァーに頭を抱えるオーナーから見ても実に鮮やかかつ魅力的な成功例です。今頃どこのオーナーもチームフロントに「何故うちのチームもあれが出来ないんだ」などと言ってGM達を悩ませている事でしょうね。

そしてこういった話は、タコルーとゴタートの再契約問題を抱えるマジックにとって、全くもって他人事ではありません。1stラウンドでシクサーズに足元を掬われれば、シーズン59勝から来る高い期待を裏切られたファンのショックは勿論の事、オーナー側も一気に財布の紐を絞る事必至です。

ホーネッツのような好チームですら上手く行かないという事実は他のチームファンにとって、決して甘い蜜たる他人事の不幸などではありません。明日は我等がチームに降りかかるかも知れない、すぐそこにある危機なのです。

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