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レイカーズ(3勝)103-94ナゲッツ(2勝)

カンファレンスセミファイナルでマジックが運良く倒した古豪、ボストン・セルティクス。東の古豪代表がセルティクスなら、西の古豪代表は勿論ロサンゼルス・レイカーズと決まっております。

マジックに続き、そのレイカーズも王手をかけました。プレーオフ史上でもまだ4度しか無い、1〜3Q全て同点で進行したこの試合でしたが、最後はレイカーズが勝りました。もっとも、ナゲッツのジョージ・カールHCは審判がレイカーズ贔屓だとこぼしていました。マジックのアレを見ているだけに、簡単に否定出来ない自分がいたりします。

ともあれ、2勝2敗のタイから先に王手を掛けたシリーズでレイカーズが負けた記録は、'69年ファイナル、対セルティクス戦を最後にありません。確率問題だけなら、マジックVSレイカーズの可能性は極めて高くなった訳です。

17回の優勝、不滅の8連覇・・・セルティクスの記録は圧倒的ですが、リーグ創成期のミネアポリス・レイカーズ3連覇、ベストオフェンシヴセンター、ウィルト・チェンバレンとNBAロゴのモデル、ジェリー・ウエストを擁した史上最強チーム、カリーム・アブドゥル・ジャバーとマジック・ジョンソンを中心に一世を風靡した「ショータイム・バスケットボール」、そしてシャック&コービーの3PEAT・・・レイカーズの歴史はセルティクス以上に綺羅星の如く並んだスターの輝きに満ちていると言えるでしょう。

そう、ミネアポリス時代からレイカーズの伝統はリーグを代表するビッグセンターを擁している事でした。ジョージ・マイカン、チェンバレン、カリーム、シャック、皆殿堂入りを済ませているか、間違い無く殿堂入り確定の選手達です。

レイカーズが怖いのは、ビッグセンターの必要性を知り尽くしているのか、ありとあらゆる手段を用いて他球団からビッグセンターを引き抜いてしまう事。チェンバレンはフィラデルフィア・ウォリアーズから、カリームはミルウォーキー・バックスから、そしてシャックはオーランド・マジックから。昨季グリズリーズからガソルを獲得した手腕もなかなか鮮やかなものでしたね。

私はレイカーズが次に狙っているのはドワイトだと思っています。ドワイトが他球団に移籍する噂が流れるなら、間違い無くレイカーズは常に真っ先に名前が上がる球団でしょうね。マジックとしてみれば、シャックに続きまたしてもレイカーズにチームの柱を持って行かれる訳には行かないのです。

マジックとレイカーズが本当にファイナルで対戦する日が来れば、レイカーズはビル・ラッセル、モーゼス・マローン、ロバート・パリッシュ以来のオールスターセンターと対決する事になります。その結果、レイカーズは一層ドワイトが欲しくなるのかも知れませんね。バイナムという逸材を得た事ですし、たまには自前でビッグセンターを育てて欲しいものですな。

ともあれ、いよいよプレーオフも大詰めですね。勿論、キャヴスとナゲッツのプレーオフはまだ終わった訳じゃありません。キャヴス、と言うよりレブロンはこのまま事実上のスウィープ敗退と言われかねない、レギュラーシーズンの輝きを全てほろ苦い思い出にしかねないような終わり方を決して潔しとしないでしょうし、ナゲッツだって2連勝の可能性は低くありません。マジックがセルティクスの不敗神話を破ったように、ナゲッツがレイカーズのジンクスを破らないと誰が言い切れるでしょうか。

カンファレンスファイナルも東西揃って王手が掛かった最終局面。王手を掛けた方がそのまま寄り切るのか、掛けられた方が土俵際の粘りを見せるのか。決着の時が迫りました。

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