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マジックを去ってホーネッツへと移籍したアームストロングはその後も、年齢を感じさせないクイックネスを武器に控えPGとしてNBAに残り続けます。1stラウンドで敗退した'04プレーオフの後、'04年12月3日にはダン・ディカウ+2巡目指名権との交換でマヴスへトレードされます。キャリア初のカンファレンスセミファイナル(サンズに敗退)まで戦い抜いた翌シーズン、マヴスは更に歩みを進めます。そう、マヴスがファイナルまで勝ち進んだ'05-'06のロスターに、アームストロングも名を連ねていました。この2シーズンのFG成功率は.300程度という酷いものでしたが、それでも出場機会を与えられていたのです。ファイナルの大舞台も踏んだアームストロングでしたが、チームはヒートの前に2連勝後4連敗。既に37才だったアームストロング、キャリア唯一のリング獲得の好機は惜しくも去ってしまったのです。

一方その頃、アウロトーには予想外の事態がありました。グリズリーズ移籍で'03-'04シーズン全試合出場を果たした彼は、翌'04-'05シーズンにはサンズに復帰。怪我に悩まされ39試合しか出場出来なかった不遇のシーズンを過ごすと、'05年オフには、なんとマジックへと舞い戻ったのです。マジックファンは諸手を挙げて、このバスケ馬鹿のチーム復帰を歓迎したのです。もっとも、既に34才を迎えていたアウトローにかつてのような活躍を求めるのは酷というものであり、実際彼はこの年32試合、平均11.1分の出場に留まりました。翌'06-'07シーズンも41試合、平均11.2分と、レギュラーローテーションからもほぼ外れます。

http://www.nba.com/magic/news/Magic_Acquire_Brian_Cook_and_M-244872-66.html

そして'07-'08シーズン。ラシャード・ルイスとヴァンガンディーHCを迎え、いよいよ飛躍の時を迎えたマジックにおいて、なお開幕ロスターに残ったアウトローに、突然にNBAキャリアの終焉が訪れました。といって、それは事故や怪我の類では無かったのです。'07年11月20日、只今ファイナルで戦っている相手でもあるレイカーズとのトレードでアリーザが放出され、見返りにモーリス・エヴァンスとブライアン・クックがマジックに加入します。彼らの加入のため、アウトローはロスターを空けるべく解雇されたのです。

当時のトレード・解雇を報じた当ブログ記事はこちらです。他チームでのプレーという選択肢もあったアウトローでしたが、結局この日を最後にユニフォームを脱ぐ事となりました。現役最後のシーズンは2試合の出場で、それぞれ1:13と5:24のプレーイングタイムだったのです。これまでチームの人気者であり、愛される存在でもあった彼だけに、引退後もマジックは職を保証しました。コーチなどの現場職でこそありませんでしたが、スター級とは言い難かったキャリアを思えば上々ではあります。

アームストロングの方はマヴスでのファイナル進出後、'06-'07シーズンをペイサーズで過ごします。チーム事情もあってか出場時間がマヴス時代の10〜11分から平均15.7分まで伸びたアームストロングは81試合に出場、FG成功率も'02-'03シーズン以来久々に4割台に戻し、平均得点までも2点台から5.6点までアップ。38才とは思えないスタッツですな、これ。翌'07-'08シーズンはネッツと契約し、再びスタッツは落としつつも50試合に出場、先発さえ果たしたのです。しかもペイサーズのレギュラーシーズンラストゲームでは3ポイント3本を叩き込んでみせました。39才ですよ、39才。しかもPGです。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2009/01/back-in-nba-darrell-armstrong-on-course-to-become-head-coach.html

万年青年のまま40代までも現役続行かとさえ思えたアームストロングでしたが、彼もまた遂にユニフォームを脱ぐ時がやってきました。'08-'09シーズン、彼はFAのまま開幕を迎える事となったのです。PGを必要としているチームへの売り込みもありましたが、結局声はかからず。マジックもネルソンが2月2日にシーズン終了(と当時は思われた)故障を負った際にはアームストロングのマジック復帰説(というより願望)も一部ありました。またワークアウトに参加もしたのですが、結局契約に至らなかったのを受け、アームストロングも遂に以前からマヴスにオファーされていたAC職を受ける決心がついたのです。2009年1月29日の事でありました。15シーズンのうち実に9シーズンもの長きに渡ってマジックに在籍した、マジック史上でも屈指の人気者選手もまた、遂に現役選手としてのキャリアを終えたのでありました。当時、といっても今年ですが、マヴスAC就任を報じた当ブログの記事はこちらです。

実績という点からすれば、アームストロングもアウトローも将来ずっと語り継がれるような類の結果は残していません。アームストロングの6thマンアワードとMIP同時受賞がNBA通の知るデータとして残るぐらいではないでしょうか。しかし、2000年代オーランド・マジックのファンにとって彼らの勇姿は、決して忘れられるものではありません。シャック&ペニー時代とドワイト時代の狭間にあって彼らのキャリアは必ずしも恵まれたものではありませんでしたが、試合に出ればいつも全力で戦い、諦めずにルーズボールを追い続けた2人の苦労人の事を、ドワイトの台頭で最近マジックファンになったような方々にも出来れば知っておいて欲しいと思う次第であります。





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