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http://www.orlandosentinel.com/sports/basketball/magic/orl-bk-magic-trade-for-carter-062509,0,3371112.story

http://www.floridatoday.com/article/20090625/BREAKINGNEWS/90625026/1002/SPORTS/Magic+making+deal+to+get+Vince+Carter

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=4287197


マジック←ヴィンス・カーター、ライアン・アンダーソン
ネッツ←アルストン、コートニー・リー、トニー・バティー

T-MACとドワイトのコンビを見たいと思った事はないかね。幾分元気だった頃の・・・ね(「修羅の門」風)。

朝目が覚めてみたら、昨日のシャックトレード(因みに確定しました)に続き、またしても結構なブロックバスタートレードですよ。しかも、マジックが!世間はマイケル・ジャクソン一色でしょうが我々NBAファンはそっちばかり気にしてもいられない訳です。

今にして思えば予兆はあったのです。マジックのプレーオフ快進撃をカーターが見に来ていたんですよ。いや、んなもんシャックもウェイドも見に来てたやろと言われればそうなんですが、カーターはフロリダ地元っ子でマジックでプレーしたがってたのも事実。またキッド放出後優勝を争うレベルからは後退したネッツで依然としてそれなりに結果は出していましたが、何かやる気微妙な感じでしたもんね。ラプターズ末期程酷くは無かったですが・・・。

さてトレードの中身なんですが、分かり易過ぎる程に両チームの狙いは正反対。2010年に向けてレブロン獲得レースを諦めていないネッツは、またしてもキャップ空けに成功ですよ。アルストン、バティーの契約は今季で終了ですからね。2年目リーのような活きのいい若人をセットでつけるのも常道です。タックス空けのヴェテラン+ルーキー契約の若者ってのはこういうトレードでは王道のパターンであります。

ネッツは元々カーターをスパーズに売り込んでいましたが、既報の通りスパーズはジェファーソンを獲得しました。恐らくはスパーズの条件(即ち、バックスへトレードされた面子)がネッツには受け入れ難かったのでしょう。マジックもドラフト指名権はありませんが、まだ1年目を終えたばかりで、しかもファイナルの舞台を踏んだリーを得たのですからスパーズと取引するよりはネッツも良い結果を引き出せたと言えます。

対するマジックですが、完全に勝負をかけてきましたね。アルストンとバティーの放出は予定調和という感じですが、期待の新人だったリーを諦めてまでカーターを取りに行ったというのは、戦力底上げに賭けたという一点でしょう。

ただ、今回のトレードは事前に全く噂・憶測すら流れなかった予想外なものでした。私にしてもアルストンとバティーを出すとしても、その見返りがまさかオールスター級選手とは思ってもいませんでしたしね。タコルー再契約を楽観視してた向きも絶望してた向きも、こんな斜め上の展開は予想し得なかった事と思います。てかこんな予想絶対無理。いたら神とお呼びしたいレベル。何しろこのトレードでマジックはサラリー総額を減らすどころかむしろ増やしてます。そうでなくともタコルーとの再契約は困難とされていたところに、更にハードルが高くなった訳です。

今朝時点ではオーランド・センチネル紙とサードクォーターコラスプ.comはタコルー再契約は無くなった派。対してESPN.comとフロリダ・トゥデ―紙はまだタコルー再契約の可能性に含みを持たせていましたが、その後、大勢はタコルーの引止めは難しく、出ていく他無いだろうという論調になりました。

現実的に考えれば、タコルー再契約はかなり難しくなってきました。そもそもタコルー再契約の可能性はマジックがタックス払う気概と経済的余裕があるのか、にかかっていました。で、マジックのフロントがタックスを払う、と言いはじめたのはここ最近の事だった訳です。私は、その「タックスを払う」はタコルー再契約で足が出るぐらいはおk、という意味に解釈してました。しかし、もしこれが「優勝のチャンスなんで徹底的にやる」なら話は違ってきます。どうやら、マジックはタコルーとの契約交渉を始めていたようです。で、交渉が不調に終わったのを受けてのこのトレードだったという流れのようですね。

因みにカーターの加入ですが、私はあまり高く評価してはいません。スターパワーは認めますし、マジックの得点力はまたアップするでしょうが、カーターが未だ頼れるゴートゥガイかというとちょっと不安。また、ルイスやタコルーといった控え目なキャラ揃いの今までの主力陣と違い、一時はリーグの顔だったカーターがダンク・コンテスト王者の後輩、ドワイトとフィットするのかはちょっと不安です。もっとも、元々2人の仲は良いみたいですし、カーターはエゴは酷くない方ではあります。チームリーダーの座はドワイトとネルソンに引き続き預け、ルイスと同じようなスタンスで行くのもアリかも知れませんね。

昨日レブロンとシャックのコンビをDr.Jとモーゼス・マローンにたとえましたが、カーターとドワイトがその域のコンビになれるか?というところです。ネッツから来た希代のダンクアーティストと高卒のレジェンド級インサイドプレーヤー・・・確かに共通点は多いです。カーターがDr.J級かというとちと疑問符が付きますが。ただ、マジックの武器はどこからでも得点出来るオプションの多さですから、カーターもラプターズ時代のような絶対的なエースではなく、ルイスと近い立ち位置で行きつつ、いざという時はゴートゥガイという感じで良いのではないかなと。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=4288680


ところで話を戻しますが、マジックはタコルーをどうするつもりなんでしょうかね?既に彼はオプトアウトして完全FA選手となってしまってます。再契約する気はあるのでしょうか?

http://www.orlandosentinel.com/sports/basketball/magic/orl-bk-magic-trade-for-carter-062509,0,3371112.story

「Team President Bob Vander Weide said the club's payroll would be likely about $75 million, meaning the team will be taxed anywhere from $5 million to $7 million, and it could rise to as much as $10 million in the next few years.」

つまり、チーム全員のサラリー合計をマジックは約7500万ドルと予定しているのですね。で、カーター移籍でそうれが現状どうなっているかと言いますと、

http://hoopshype.com/salaries/orlando.htm

タコルーが既にオプトアウトしたので彼のサラリー分(7,354,500ドル)をこの表にある75,419,716ドルから引くと、68,065,216ドル。8人の契約金額で既にこれだけに達しています。つまり、マジックは残り6,934,784ドルで最低でもロスター4人、まあ現実的には5〜6人埋めなければならない訳です。

タコルーは年俸1,000万ドルベースを求めていた訳で、代理人のロン・バビーはもう少し強気な交渉に出ていた筈です。もしタコルーが1,000万ドルで折れてくれたとしても、マジックのサラリーは9人で既に7800万ドルに達してしまいます。現在リーグでサラリー総額TOP3はニックス、マヴス、キャヴス(順不同)ですが、この調子だとそれに次ぐ4位が見えてきてしまいます。果たしてそこまでやるかな?というところですね。

マジックとタコルーがどれぐらいの金額ベースで交渉しているのか、具体的なディール内容が見えないので断定は難しいですが、このまま行けばタコルーは出て行く可能性の方が高くなってしまったかなと思います。ここまでチームのゴートゥガイとして引っ張ってくれた彼を、出来れば失いたくはありませんけどね。果たして上述の通りマジックが7500万ドルぐらいでサラリー総額を纏めてしまうのか、それとも更に大枚はたくのか、引き続き続報を待ちましょう。

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