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http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=4437300

やはりスペインの皆さんはNBAと相性悪いんじゃないかと思うんだ(´・ω・`)

以前にも述べましたが、ガソル兄弟、カルデロンという輝かしい例外こそあるものの、何故かスペインから来た選手はNBAとしっくり行かない傾向があります。1年でNBAを去ったファン・カルロス・ナヴァロ、同じく長持ちしなかったイケメンPG、ラウル・ロペス、そしてマジックが'05年に指名し、未だ大西洋を渡らないPF、フラン・ヴァスケス・・・そしてまた1人、なかなかNBAにやって来ないスペイン人プレーヤーがここに誕生しました。

思えばリッキー・ルビオは何年も前からエントリーすればドラフト1位候補と言われ続けてきました。年齢離れしたその実力に加えてイケメンというより童顔でアイドル性も十分な彼なら、NBAファンから石川遼追っかけクラスのミーハーファンまで幅広いセンセーションを巻き起こす事は必至かと思われました。PGという、天性に左右される面も大きいポジションなら尚更です。彼なら20代を待たずして突破力溢れるドライヴ、並外れた得点力、冴え渡ったパスで今すぐにでもNBAのハイライトを毎週飾る事でしょう。

ですが、彼のプレーを生で見る機会はどうやらむこう2年はスペイン、そしてユーロに限られそうです。ドラフト指名以来ルビオの去就についてははっきりしないニュースばかりでしたのでずっとスルーしてましたが、ウルヴスのデヴィッド・カーンGMが3度もスペインに渡って文字通り三顧の礼で交渉を重ねたにも拘わらず、結局ルビオはプロデビュー以来の所属チーム、DKVホヴェントットからFCバルセロナへトレード移籍、'11年までスペインに留まる事となったのです。

ホヴェントットの現契約は今・来オフにおいて契約バイアウトに570万ユーロ、現時点のレートにして約813万3千ドルを必要とします。まだ成人も遥か先の若者を長期契約で捕まえておき、将来成長したら他チームに高額バイアウトで高く売りつける・・・これは欧州スポーツ界では珍しくない光景です。ルビオにとって不運だったのは、彼自身でなく、環境の変化が今の閉塞的な事態を招いている事でしょう。今までなら、多少金銭面の負担を抱えてもNBAのチームが彼らを指名、契約バイアウトで持って行ってくれました。しかし、今は世界恐慌中。そしてウルヴスは球団経営に余裕はありません。バイアウトとなるとルビオ自身への金銭面の負担が大きくのしかかります。

もうひとつルビオにとって不幸だった環境の変化は、指名順位。1位指名間違い無しとずっと言われ続けていたところが、ブレイク・グリフィンの台頭から一気に風向きが変わってしまった感は大いにあります。1位だ1位だと散々回りから言われ続けて、いざ蓋を開けてみれば5位・・・これはテンション下がります。更にサラリーも1位指名入団より5位の方が下がる訳ですから、いよいよバイアウトNBAへ来るのも遅くなるってもんです。

ただ、よくよく考えてみると、あと2年NBA入りが遅れるというのは悪い話ばかりでもありません。考えても見て下さい、NBAは今ドラフトに年齢制限を設けているのですよ。タレントはあっても未熟な若者がNBAという荒波でいきなりボロボロになって将来を棒に振るのを最も恐れるNBAはKG、コービー、T-MAC、アマレ、レブロン、そしてドワイトといった高卒選手の成功を知りつつも敢えて高校から直接NBAドラフトにエントリーする道を断ち、たとえ1年でも良いから大学で基礎を学べ、というスタンスです。ルビオにとってもスペインリーグで更に経験を積むというのは、決して悪い事ばかりではないでしょう。

つーことで、ルビオのNBAデビューまであと2年、指折り数えて待つとしましょう。ま、この件で一番可哀相なのは既にNBAトップクラスのフォワード〜センターの1人となりつつありながら、サポーティングキャストの不足で今ひとつ目立たないままのウルヴスのエース、アル・ジェファーソンでしょうか。彼の努力が報われる日がいつか来る事も祈りつつ、2年後を楽しみにしたいと思います。



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