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さて、いよいよです。

一昨日発売のD誌&H誌をやっと買ってきましたら、D誌でイースト3強の徹底比較&マッチアップ検証という、自分が書いた記事と同じ企画が乗っていたとです・・・。いや、「パクられた!」とか言いませんよ。今のイーストの3強突出状態を考えれば正直誰でも考えるアイデアですからね。記事内容も珍しくキャヴスに厳しいものになってますし(つか私と同じ予想です)、まあ宜しいんでないかと。

因みになかなか今月のD誌は良いですね。バルボサのインタビューとか「実は多国籍軍団バックス」(←H誌イヤーブックで杣友さんが指摘)とか、H誌にケンカ売ってません?と思う記事もありますが(笑)。H誌?リベイロさんはマジックに辛過ぎです(^_^;)マイケル・ジョーダンの殿堂入りスピーチ全文収録はGJですが。

読書感想文はそれくらいにして本題、いよいよ新しいシーズン開幕ですよ。昨季までの状況、今オフ補強の具合がどうあれ、期待にワクテカしながら開幕の日を待つ、それがファンってもんだと思うんですよね。だってもしかしたら開幕からスパーズ(仮)とかに勝っちゃったりするかも知れないじゃないすか。補強に動かなかった事でロスターが変わらず、昨季からケミストリーが更に向上するかも知れません。開幕から連勝街道をひた走り、ESPNとかでサプライズチームとして取り上げられるかも知れない訳ですよ。まあ、シーズンが実際始まってみればスパーズには20点差とかでボコられ、やはり補強が足りなかったかと溜め息をつき、開幕ダッシュもいつの間にやら中位グループに吸収されてたりとかするんですが、それに一喜一憂するのもまたファンの醍醐味であります。

とはいえ、今季はかつてないほど積極的に補強に動いたチームと、'10オフ補強だけを念頭に、早くも「来年こそ見てろ!」モードなチームがあまりに明確な事もあって、わりかし予想は難しくありません。という事で、D&H誌が好きそうな「大予想」「大予言」的なノリで今回は行こうと思います。あ、言っときますが私はジョセリーノだのオーラだのは一切信じませんからね!

今季、真剣に優勝を狙って福本伸行の漫画並みの勢いで大枚を叩いて勝負に出た5チームが、今季優勝候補だと私は何度か言及してきました。今更ですが、改めて列挙します。

セルティクス
キャヴァリアーズ
マジック
スパーズ
レイカーズ

こう書き続けて、はたと気付きました。ナゲッツがあるじゃない。・・・確かに無い線ではありませんでした。上記5チーム以外から優勝するチームが現れるとするなら、ナゲッツ、マヴス、ブレーザーズ、もしかしたらサンズってところでしょう。その中でも昨季カンファレンスファイナル進出を決め、アンダーセン引き留めにも成功したナゲッツは有力候補です。

しかしです。これら有力候補チーム達が、果たしてプレーオフで上記5強チームから4勝を奪えるかというと、私は疑問です。マヴスとか昨季スパーズに勝ってるヤン!とも思いますが、ジェファーソンを加えて、更にジノビリをはじめ主力が健康であるなら、話はまるで違ってきます。

ナゲッツにしてもドラフト補強に成功してますが、出場時間の限られるビラップスの控え選手を獲得したという話ですからね。例年のノリならさほど悪い補強じゃないんですが、強いチームが更に強くなっている今季では伸びが足りないんじゃないかなと。それこそ、SGにオールスター級の選手が入っていれば6強確定だったように思います。まあそんな大金など普通は無い訳でして、ビッグマネーを叩き付けあっている5強の方がどうかしているのであります。

ともあれ、そんな訳で今季優勝を争うチームは故障などの不測の事態を考えない限り、やはり上の5チーム以外考えられません。激戦ウエストを勝ち抜きカンファレンスファイナルまで勝ち進むチームはレイカーズとスパーズで8割方間違い無いでしょう。

問題はイースト。こちらには、困った事にカンファレンスファイナルに行くべきチームが3つあるのです。その戦力に明確な差は無いと見て良いでしょう。そのあたりの考察は何度かやって来ましたが、正直なところ100%の核心があるはずもありません。何しろ今回は3チーム揃いも揃って補強合戦を繰り広げたのです。

彼ら3チームのうち2チームは間違い無くファイナルの舞台にも立てずに終わります。いや、残り1チームにしてもレイカーズorスパーズという、2000年代イーストの壁であり続けたウエストの頂点チームがファイナルで待ち受けているのです。この壁を破れたのはピストンズ、そして一昨季のセルティクスだけ。これは厳然たる事実であります。それでもイーストBIG3チーム全てが本気の補強を決めてきました。東地区に、ここまで圧倒的な戦力を揃えた3チームに太刀打ち出来るチームは希でしょう。セルティクスと名勝負を繰り広げたブルズすら、今やKGとラシードを擁するセルティクスに勝負を挑むのは楽では無いはずです。

その3チームの中からどこがファイナルへと駒を進めるのか。ヒントは、恐らく「第1シード」です。確かに昨季マジックは第3シードからファイナルまで勝ち上がってみせましたが、セルティクスがKGを欠いていた事実、そしてキャヴスに相性が良かった事実は無視出来ません。

三つ巴の状況下であれば、やはり第1シードというのは重要です。何しろ、3すくみのチームのうち、確実に1チームとしか戦わなくて済むのですから。昨季キャヴスがカンファレンスファイナルまで8連勝電車道だったのを覚えていますか?試合間隔が開きすぎて実戦感が鈍るという贅沢な悩みはありますが、マジックやセルティクスがプレーオフで勝ち上がるのにどれだけ辛酸を舐めたか思い出してもらえれば、第1シードの恩恵を再認識出来ようというものです。

本当に一番第1シードを求めているのは、当然ながらプレーオフでもなるべくは楽をしたいセルティクスでしょう。しかし、ロスター平均年齢の高い彼らはその前に、レギュラーシーズンを無理せず凌ぐというタスクが控えているのです。恐らく、健康面を重視してあまりオーヴァーペースにならないようシーズンを戦うでしょうから、そうなるとセルティクスに1位はちょっとハードタスクとなります。

ではキャヴスはどうでしょう。昨季1位ですし、昨季チームからビッグベンがいなくなってシャックに代わったのですから昨季よりは戦力アップしていると言えます。1位獲得の可能性はかなりあるでしょう。シャックが82試合フルで出られるかというと疑問ですが、まあそこはイルガスカスが控えてますから大丈夫かと。

しかし、ここで我らがマジックのお出ましです。全てのポジションに肉厚な選手層を揃えたマジックは、恐らくルイスの出場停止もものともせずにシーズンを戦い抜いてしまう事でしょう。特に大きいのは2〜4番全部いけるバーンズでして、彼が手薄なポジションを埋めればチームのロスターに穴は無くなります。センター?NBA最強コンビです。ポイントガード?オールスターPG+ホワイトチョコレート、更にAJまで控えてますよ。

昨季もネルソンが故障するまでシーズントップに立った実績のあるマジックは、しかも昨季以上にブ厚い、しかも高年齢過ぎないロスターを持って今季に臨んでいます。長いシーズンを戦い抜くにはベストな布陣ではないでしょうか。このロスターを持ってすればカンファレンスファイナルまでの特急券、第1シード獲得はかなり容易だと信じます。という訳で、イーストの覇権を握るアタックチャンス、今季はマジックが掴むと予想しましょう。

そして、その勢いのままにマジックがもう一度ファイナルまで勝ち進むとも予想します。セルティクスがキャヴスを倒してくればそう簡単に事は運ばないでしょうし、実際そうなる可能性の方が高いと私は睨んでいます。しかし、キャヴスとの激戦を経て疲弊するであろうセルティクス相手なら、若さ一杯で体力を温存しておけるマジックにはアドヴァンテージが付くはずです。キャヴスが相手なら更にマジックにとって望むところでしょう。

そういう訳ですので、今季もマジックはファイナルまで行かせて頂きます。後はレイカーズorスパーズとの頂上対決ですが、ここからはもう昨ファイナルの苦い経験を糧に、今度こそあの大舞台で4勝を挙げて頂上に立てる、そう信じたいと思います。

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