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ジャズ112-90シクサーズ
マジック88-72ネッツ
ウォリアーズ121-107ニックス
ホークス97-86セルティクス
ブレーザーズ86-78ホーネッツ
マヴス89-77ウルヴス
キングス109-100ロケッツ
ラプターズ104-89クリッパーズ
ナゲッツ105-79レイカーズ

☆本日のハイライト

・セルティクス&レイカーズ揃って敗れ、1敗チーム無くなる
・キングス4連勝
・ニックス、チーム史上ワーストの1勝9敗
ホーネッツ、クリス・ポールがプリズビラの足を踏んで左踵を痛め復帰時期未定、新HC初戦も落とす
ジョッシュ・ハワード、再度コートを離れ12月末まで戻らない可能性

ホークスとナゲッツがやりましたねぇ。特にホークスがここまでやるとは驚きました。ホークスが次に勝ちたい相手はやっぱキャヴスでしょう。プレーオフのリヴェンジ、果たして成るでしょうか?

さてさて、マジックです。サンダーに大敗した時はそんなに深刻じゃなかったマジックの面々も、昨季お客さんだったキャヴスにフルボッコされて流石に意識が変わったようです。ヴァンガンディーの諫言もやっと選手達の耳に届いたのでしょうか。

とはいえ、本日のお相手はここまでリーグ唯一の0勝チーム、ネッツ。只でさえ'10オフへ向けてのキャップ空けのために大物選手を次々放出してかなりロスターが寂しい事になっている上に、現在チームにいる選手達まで故障者だらけ。マジックは選手層が厚いので故障者や出場停止処分も何とか凌げてますが、ネッツの場合これは辛過ぎます。

ルイスの出場停止処分最後の試合となったこのゲーム、ライアンも故障が癒えずにまだ出場はならず。そしてなんとこの日、バスまでもがインフルエンザで戦列を離れたのです。PF選手3名を全て欠いてどうやってPFを回すのかと思われましたが、ヴァンガンディーHCはこういう事態にも余裕で対応します。即ち、マジックの先発ラインアップはネルソン、カーター、ピートラス、バーンズ、ドワイト。プレシーズンマッチでバーンズをPF起用したこともあるヴァンガンディーに死角は無かった訳です。

対するネッツですが、こちらもなかなか人手不足。チームのエースたるハリスを筆頭にマジックから来たリー&バティー、それにイも不在となかなか酷いことになってます。そんな中でネッツが繰り出した先発陣はアルストン、シモンズ、ハッセル、ブーン、ロペス兄。・・・あれ、意外と悪くないラインアップですね。

しかも試合序盤を制したのはネッツでした。2Q残り6:01には26-36と、実に10点のリードを取ったのですから大したものです。しかし、マジックが遂にディフェンス力を覚醒させたのはここからでした。11-2のランで一気に追いつき、前半を42-42というロースコア展開で終えたマジックの原動力はオフェンスよりも明らかにディフェンスでした。

それが更に顕著になるのは後半。何しろ、ドワイトは3Qだけで4ブロックをネッツに見舞ったのです。この間に9-0のランを決めたマジックは3Q終了時で62-56とした点差を4Qには更に広げます。決定的だったのはJウィルアシストでバーンズのレイアップ→Jウィルジャンパー→Jウィル3→カーター3でもって10-0のランを決めたこと。これで残り8:10で78-62としたマジックはこのセーフティーリードを守り切り、昨季のマジック同様にオフェンスが湿っていても首尾で勝てる所を見せたのです。

http://www.nba.com/games/20091113/NJNORL/boxscore.html

FGの方も10/14と好調だったドワイトは、FTこそ6/12と落としまくったものの、26得点12リバウンド、そして実に5ブロックをマーク。こういうスタッツこそヴァンガンディーがドワイトに望むものですよね。バーンズの控えPF役も務めたピートラスも5TOはあったものの16得点4リバウンド、それに2スティールとらしさを見せました。そしてバーンズ。13得点13リバウンド5アシストとハッスルした彼こそがこの日のもう1人の立役者だと言って間違い無いでしょう。先発5人+Jウィル、レディック、ゴタートの8人で回したマジックはネッツを実にFG成功率32.9%にまで抑え込んで見せたのです。これこそがヴァンガンディーが求め続けているチームの姿でありました。

なお、ネッツではアルストンが17得点10リバウンド10アシストでキャリア初となるトリプルダブルをマークしています。ですが、開幕以来の連敗は止まらないわ、相手は昨季までいたマジックだわでは、アルストンの嬉しさも中ぐらいなりおらが春って感じでしょう。故障者たちの戦線復帰と連敗脱出を願って止みません。

ともあれマジックはこれで、遂にルイスが禁固刑10試合のお勤めを終えてシャバへ出て来ます。バスが次の試合に戻れるかは分かりませんが、PF問題は差し当たり解決でしょう。そして彼の復帰によって攻守に渡るグレードアップが更に図られる事と信じます。ルイス不在を7勝3敗で凌げたマジック、ルイスが戻って最初の2試合はボブキャッツ、前回煮え湯を飲まされたサンダー。そしていよいよセルティクスとの対戦、で御座います。シーズン序盤、早くも盛り上がって参りました。



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