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ヒート93-87ニックス
セルティクス86-77マジック
キャヴス102-87レイカーズ
サンズ124-93クリッパーズ
ブレーザーズ107-96ナゲッツ

☆本日のハイライト

ブレーザーズ、オデン君に続いてプリジビラまでも右膝蓋腱破裂でシーズン全休へ
クリッパーズのグリフィンは出場へ前進

「クリスマスゲームは正直やだなぁ」とヴァンガンディーHCは仰るのでした。確かにクリスマスゲームを組んでもらえるというのはそれだけ注目チームである証です。ここんとこマジックもクリスマスに試合があるってことは、マジックの試合にヴァリューがあるって事ですな。まあ、何故かマジックの対戦相手は昨ファイナルのリマッチでもカンファレンスファイナル再戦でもなく、カンファレンスセミファイナルの再戦になりましたが、それ自体は悪い事ではありません。結果としてイーストのNo.1VSNo.2チームがクリスマスに直接対決になったのですから。その頃L.A.では昨季ナイキが夢見たキャヴスVSレイカーズの試合が組まれてた訳ですけどね。

ただ、クリスマスを家族と過ごす時間が短くなるというヴァンガンディーの言い分は分からなくもありませんが、一方でマジックはここまでクリスマスゲームは通算4勝2敗と割と分が良かったりしました。ただ、もう一つ逆のジンクスもマジックには控えてました。今季ここまでのマジックの黒星7敗のうち、実に5敗までが全国放送でのものだったのです。ええ、クリスマスゲームですからもちろんこの試合もアメリカ全土に流れていました。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2009/12/2687.html

そんなマジックとセルティクス、ただ視聴率を考えるとどうかなーと思えるのはイーストのみならずリーグきってのディフェンシヴチームの対決だという点。タレントの数は申し分無かったのですが試合展開があまり派手にならんだろうという話ですね。案の定この試合は両者FG成功率が非常に低い試合展開となりました。オーランド・センチネル紙記者のブログに曰く、この日のベストオフェンスプレーは彼のハーフコートショットだそうですから。

こう見えてもドラゴンなんです


毎度の5名様が先発のマジックに対してピアース不在&こういう時の為のマーキス・ダニエルズまでも欠場のセルティクスはトニー・アレンをSFに入れるという些か苦しいラインアップでしたが、このWアレン体制でもセルティクスの強さは変わりませんでした。何しろ、両者30%ちょっと超えた程度のFG成功率で試合が進行したのだから堪りません。このカードの視聴者はKGやドワイト、ヴィンスあたりの豪快なダンクを期待してたと思うんですけど、セルティクスはドワイトの天敵パーキンス&ラシードで徹底してドワイトをマークして来ました。特にパーキンスはラシードという後ろ盾を得て、ファウルトラブルを気にし過ぎる事無くドワイトに立ち向かえるようになったというのは大きかったと思います。結果、この試合でのドワイトのFGは2Q早々のダンク一発のみに終わったのです。

そしてこの試合のポイントは正にその2Qでした。19-18と1Qを曲がりなりにもリードして終えたマジックでしたが、2Qに彼らが得点したのはこの後アンダーソンのレイアップとジャンパー、そしてネルソンのジャンパーのみだったのです。僅か8得点、18.2%という悲惨なFG成功率に抑え込まれている間にセルティクスはリードを広げ、前半終了時には27-38とされてしまったのです。・・・しかし1Q終了時の得点にしか見えませんな、このロースコア。

ともあれ、このロースコア対決にあって11点差は通常の試合以上のダメージです。3Qにはカーターが3本連続FGを決めるなどして奮起したものの点差は殆ど変わりませんでした。クリスマスプレゼントにイースト随一の強豪からの金星を期待したファン達も焦り出す中、やっと試合がゲーム開始前に期待されたような展開になったのは4Q残り1:56、ルイスのフローティングジャンパーが決まって70-76となった場面からでした。

34秒後にネルソンがレイアップで続いて4点差としたものの、そのネルソンのファウルからKGがFT2本をキッチリ決めます。20秒タイムアウトの後、マジックはカーターがインサイドへ切り込み、左コーナーにいたルイスにパスアウト。ルイスは3を沈め、75-78としたのです。また、意図的ではありませんでしたがこのプレーの際にカーターをブロックしに行ったKGが着地に失敗してすぐに立ち上がれず、大事を取ってパーキンスと交代し、そのまま試合に戻りませんでした。幸い、その後のKGの様子を見る限り大事には至っていないようです。

ともあれ、やっとマジックにもチャンスが巡ってきたかと思われたこの場面、しかしレイ・アレンがレディックの必死に伸ばした腕の上から決めたジャンパーはマジックの望みを絶ちます。75-80とされた次のオフェンスではルイスの3も決まらず、後はセルティクスの選手達がキッチリファウルゲームでFTを沈めていくのを只見ているしかなかったのです。かくてマジックとセルティクスの今季戦績は1勝1敗、共にアウェーでの白星という奇妙な関係になったのでありました。

http://www.nba.com/games/20091225/BOSORL/gameinfo.html?ls=gt2hp0020900425#nbaGIboxscore

カーターがFG10/20で27得点5リバウンド4スティールと気を吐き、ドワイトも5得点止まりながら20リバウンド2スティール4ブロックとディフェンス面で頑張ったこの試合、しかしチームFG成功率33.3%と基本的にオフェンスを封じられた事には変わりありません。ドワイトにボールが入らなかったという話もありますが、入ったところでセルティクスのディフェンスに対処できたのかという疑問は残ります。何しろドワイト、この日は7TOですからね。またこれはかつてのシャック封じ作戦にも通じますが、ドワイトにクリーンなダンクはさせないってのもセルティクスは徹底してました。上記のオーランドセンチネル紙記者の記述が笑えます。

Dwight Howard grabs a Redick miss and get a big hug from Kendrick Perkins. Oh, that was a foul.


この記者はなかなか文才ありますね、うん。パーキンスがキッチリ仕事している様がお分かり頂けるでしょうか。

前回対戦時はラシードが入らない3を連発してくれたお陰で勝てましたが、やはりイースト最強の相手にそうそうそんなラッキーは続きません。レディックも今回はレイ・アレンを封じる事は出来ませんでしたし、まあ世の中そう甘くは無い訳です。やはり今季、セルティクスとレイカーズは頭一つ抜けている事は間違いありません。

ただ、イーストでレイカーズの心配をする必要があるチームはファイナルへ勝ち抜けた1チームだけで良い訳で、差し当たりセルティクス、マジック、キャヴス、ホークスはどうやって他3チーム中2チームを倒して勝ち抜けるかを考えなければならない訳です。その中で一番の脅威はやはりセルティクスだということも、ここまでの成績を見る限りはっきりしています。年齢の問題もあってレイカーズに比べるとちょっと磐石とまでは言い難い面もあるとはいえ、やはり東のトップの座は現状ボストンの緑色帝国のものです。

No.2たるマジック&キャヴス、そして4番手につけるホークス。マラソンで言えばこの4チームがトップ集団で、今はセルティクスがちょっと前に出ている状態です。ここから置いて行かれない様に、少しでも1位をひた走るセルティクスに付いていきたいこの状況下にあって直接対決での敗戦は確かに残念なんですが、幸いシーズンはまだ1/3を終えたといったところ、レースはまだまだこれからです。リーグ1のブ厚いロスターを駆使して、先発メンバーの欠場者が出てもシーズンを大崩れする事無く乗り切る事が出来る実力は既にここまでで証明済なのです。焦る事無く、目の前の課題をキッチリ消化していけば道は開けるはずです。

「ディフェンスの意識低下」「ドワイトにボール」「ターンオーヴァー大量生産」このあたりの課題をヴァンガンディー体制下のマジックはだいたい繰り返しています。これらのどれもがそれぞれ声高に叫ばれなくなった時、マジックの強さは揺るぎない物となるはずです。幸い、マジックはここから4日間のオフとなります。この間に諸々調整を入れ、現地30日のバックス戦にてマジックの年内業務は終了という訳です。クリスマスを勝利のシャンパンで飾る事は出来ませんでしたが、どうか白星で年内の仕事納め、となってくれることを祈りましょう。



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