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マジック123-117ホーネッツ
マヴス127-117ウォリアーズ
レイカーズ101-89スパーズ

☆本日のハイライト

・コービーとバイナムがベンチでもレイカーズ勝利
・マヴス、逆転で因縁のウォリアーズを倒す
ウルヴス、キープレーヤー達のトレードを否定



ハーフマン・ハーフアメージング。ヴィンサニティー。エア・カナダ。白夜叉どころかあまりに多くの通り名をかつて持ったその男は、しかし今やすっかり甘党の万事屋以上に使えない存在に成り下がっていたのです。1月のFG成功率は28%と元オールスターとは思えない惨状であり、かぶき町、いやオーランドの観客はとうとう、地元出身のはずだった彼にむかってブーイングの声さえ上げる始末でした。「ヴィンさん、見損ないましたよ!」タコルーに代わりヴィンさんがゴートゥガイになってくれると信じていた、かの地の新八達の絶望はいかばかりであった事でしょう。ああこれなら昨季チームのままの方がマシだった、そう言われても仕方無いレヴェルであります。

しかし、昨季マジックがファイナルまで勝ち進みながらレイカーズに敗れた際、マジックがその必要を認めたのはスター選手の爆発力でありました。マジックのトップスコアラー三傑たるドワイト、タコルー、ルイス、皆20点以上を取る力はあるバランス良いチームではありましたが、3人共にそれ以上の爆発的な得点力があった訳ではありません。コービーのように、一人ででも試合をひっくり返してしまうようなオフェンス力ある選手はいなかった訳です。スミスGMが'09オフ、タコルーでなくカーターを選んだ理由の1つは確実にそこでした。時に一人で試合を完全に支配してしまうような力。やっとカーターがその期待通りの真価をオーランドの地で見せる時がやって来たのです。

昨日セルティクスに快勝したマジック、連戦の相手はホーネッツ。優勝争いからは遠ざかっているとはいえどNo.1PGクリス・ポールが・・・と思いきや、只今故障で離脱中。それでも新人コリソンが彼の穴を埋めまくる大活躍で、チームを沈没させる事無く大奮闘中です。この活躍から、オーナーが「ポール出してもよくね?」みたいな結論に至ったらカスオーナーの称号を授けたいと思いますが、それはさておきこの日のホーネッツはスペシャルジャージー使用。マジックはまたしても緑色チームと対戦した訳です。まあ正確には紫と緑ですが。

ヴィンさん男前


実はこのタイミングでホーネッツと当たるのは些かアンラッキーでした。何しろ昨日、マジック対セルティクス戦後に行われたNFLのスーパーボウルでニューオリンズ・セインツが見事優勝を飾ったばかり。同じニューオリンズのホーネッツだってやる気が上がろうというものです。

そして、実際ホーネッツの前半は良い感じでした。カーターのアリウープレイアップでいきなり始まったこの試合、9-2のランでスタートを切った事も奏功してか1Qこそ28-32と何とか大差無く済みましたが、2Qになると一転。ポールだけでなくマーカス・ソーントンもいないチーム事情をものともせず、ホーネッツは試合の主導権を握ります。伏兵ソンガイラの活躍もあって徐々にリードを広げ、ポージーの3とウエストの2連続3ポイントプレーで9-0のランをかけて前半を55-70で締めたホーネッツには、やはりスーパーボウル勝利のお裾分けでもセインツから貰ったんじゃないかという勢いがありました。

しかし、そこに颯爽とあの男が立ち上がりました。「新八、待たせたな」「ヴィ、ヴィンさん!く、来るのが遅いんだよ!(そう言いながら涙洪水モード)」そんな光景が目に浮かんだのは私だけですね、ハイ。ともあれ、洞爺湖の木刀代わりにボールを持った侍は完全に甦りました。次々と繰り出されるシュートはホーネッツディフェンスを鋭く切り裂きます。いや、ホーネッツがディフェンスの気を抜いたんじゃありません。ただ、止めようが無かった、それだけです。カーターの神懸かったオフェンスに牽引されたマジックは、最大17点まで開いたビハインドを縮めていきました。一時1点差まで迫ったマジックはQ終盤にホーネッツの反撃を受けたものの3Qを32-24で終え、87-94までホーネッツを追撃して4Qを迎える事となったのであります。

そして4Q、何度かホーネッツが9点にリードを広げたものの、カーターはなおも止まりません。ピートラスの3にカーターの3と続いた後、残り6:21の場面。ドワイトがソンガイラにハードファウルで倒されてフラグラント・ファウルの笛を吹かれます。このFTをドワイトはキッチリ決め、101-104。直後にオフェンスファウルというオチも付いたものの、ホーネッツもソンガイラが3秒ヴァイオレーションでTO返しです。

そしてカーターはここでまずジャンパーを決めます。ウエストにフェイダウェーを返されたものの、今度は3ポイント。106-106、残り5:23になってやっと試合は振り出しに戻ったのです。13-2のランのうち、実にカーターが8点をもたらした故の成果でありました。そして、まだカーターは止まらなかったのです。

ドワイトのFT2本で、マジックが1Q以来のリードとなる108-107の場面。カーターは低い姿勢からボールをキープするとインサイドへ切り込み、ディフェンスをかわしてあっさりレイアップを押し込んだ上に3ポイントプレーまで決めてみせたのです。これで111-107。ドワイトがウエストと揉み合ってテクニカルファウルを吹かれ、更にコリソンがこれまたインサイドへ切れ込んでのレイアップを決めた事で111-109と再びホーネッツが詰めましたが、やはりここもカーターでした。まずホーネッツをあっさり突き放す3ポイントを沈め、次に更に決定的なダメージとなる左ベースライン寄りのフェイダウェーを沈めてみせたのです。残り1:28で116-110、この1発は本当にデカかったですね。

FTで2点ずつを加え、コリソンがジャンパーを決めた後、ホーネッツはファウルゲームに出ます。JウィルはFT2本をキッチリ決めたものの、ストヤコヴィッチが3を沈めた後のルイスは1本を落とし、121-117とちょっとまだ分からない事態に。そしてその後、ポージーが外した3ポイントのリバウンドを掴んだのはドワイトでした。ホーネッツは舌なめずりものでドワイトにファウルします。この日はFT好調だったはずのドワイトでしたが、なんとここで2本共落としてしまいました。ホーネッツに勝機が残ったかと思われた刹那、しかしリバウンドのこぼれ球を掴んだのはルイスでした。先程の1本ミスの名誉挽回とばかりに今度は2本共落とさず、123-117としてマジックの勝利を確実なものにしたのです。かくてコリソンの3ポイント失敗と共に試合は終わりました。カーター48得点7リバウンド2アシストの大活躍で、マジックが見事に逆転勝利をモノにしたのであります。

http://www.nba.com/games/20100208/NOHORL/gameinfo.html?ls=gt2hp0020900755#nbaGIboxscore


ドワイトもカーターに続く25得点12リバウンド4ブロックでオカフォーを圧倒。というかオカフォーは9:01の出場しか出来ず、0得点2リバウンド4ファウルで終わりました。ルイスもFG5/9の18得点4リバウンド2スティールで効率良く頑張りましたね。あと、終盤はJウィルに出番を譲ったものの珍しく10アシストを決めたネルソンも良かったです。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2010/02/orlando-magic-vince-carters-48-points-ranks-seventh-on-single-game-scoring-performances-by-a-magic-player.html

なお、カーターの48得点はT-MACが'04年の3/10、ウィザーズ相手に決めたキャリアハイの62得点以来となるマジックの大量得点となります。歴代で見ても7位タイの記録ですね。つーか、上位9位中5個の記録がT-MAC、しかも1・3・4・7位(2つ)ですから、彼のマジック時代のスコアリングマシーン振りが伺えます。いとこのカーターもその記録の一つに肩を並べた訳ですね。

http://sports.espn.go.com/nba/recap?gameId=300208019

"It's a new month. A new month brings new things. The past is the past, and it's going to be that. I've had rough months. That's just how it goes. And I know the expectations, and you work so hard to have an impressive resume, so it's expected each and every night. I understand that, and I don't have a problem with that. I don't mind being booed because I know what I can do. So I was just going to continue to play and shine through."

試合後のカーターのコメントも当然ながら喜びと自信に満ち溢れていました。ブーイングされた程の酷いプレー振りだった1月は終わり、これから「new me」を見せると言ったカーターの言葉は現実のものとなりつつあります。カーターがマジックに移籍すると聞いたあの時、マジックファンが期待していたチームの姿が、やっと現実のものとなりつつあるのです。

最後に、毎晩のようにカーターの不調をメディアに尋ねられて辟易していたヴァンガンディーHCのコメントです。

"I know one regular question I'm not getting tonight, 'What's wrong with Vince?' Anybody got that question tonight. That was incredible. That was unbelievable."

"It's one of those games that, even us as coaches, this is one of those games that if you were here tonight you'll talk about. Remember the game where Vince got 48? Unfortunately, most of the memories I have are against us. Remember when [Dwyane] Wade got 50? That was against us. So now I've got one."

そう、やっとマジックに対してではなく、マジックの選手が大量得点を決めたのです。いつもそれではチームが心配ですが、こういうゲームが必要な夜もプレーオフではきっとあります。コービー、レブロン、BIG3。彼らのスターパワーに匹敵するはずのカーターの復活に、引き続き期待しましょう。



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