バックス112-110ペイサーズ
キャヴス108-88セルティクス
ナゲッツ117-112ウォリアーズ
☆本日のハイライト
・シャック離脱のキャヴス、ピアースDNPのセルティクスに勝利
・イルガスカス、ウィザーズをバイアウト確定へ
あ〜皆さん、本日の国民的ハイライトはもうご覧になりましたでしょうか。私は丁度ピンポイントで会議が入り、会議が終わってみるともう長洲さんが滑ってました。トリですやんそれ(つД`)
結果に関しては各種掲示板の類いが尽く日韓対抗バトルステージになっており、アメリカのYahooやESPNまで飛び火してますね。とりあえず不毛な言い争いに参戦したくは無いので、ヴァンクーヴァー五輪についてはライヴドアブログのお題に出たら後出しジャンケン気味に触れてみようと思います。
さて、今日は昨日ふと気付きながら書き忘れた事をつらつらと。それはある符合についてです。
マジックが昨季カンファレンスファイナルでレブロン・ジェームズと彼のキャヴスを下し、ファイナルへ勝ち進んだのは皆さんよくご存知の通りですね。そりゃそうだ、昨年の話ですから。では、その前にマジックがファイナルへ進出した時の事を思い出して下さい。'94年、あの時はどうだったかを。
カンファレンスファイナルで大熱戦を繰り広げたのはペイサーズでした。あれきりプレーオフで対戦はしてませんが、D誌4月号の別冊、「NBA名勝負列伝」にも入れて欲しかった好シリーズだったと思います。しかし、そのカードの前にマジックがどこと戦ったかを思い出して下さい。ええ、カンファレンスセミファイナル、シカゴ・ブルズ。マイケル・ジョーダンが電撃復帰を果たしたシーズンでしたね。
あの時のジョーダンがシーズン半ばの復帰で完全体じゃなかった事もありますが、何よりブルズのサポーティングキャスト不在で敗れた要素が大きかったのは明らかでした。何より足りなかったのはインサイドの戦力。ロングリーは確実なダンクを選ばずに不用意にレイアップに行ってブロックされてましたし、ホーレス・グラントを当のマジックに引き抜かれた穴は埋めるべくも無かったのです。
選手としての能力だけでなく、負けず嫌いでもNBAトップを行くジョーダンが負けっ放しで平気な訳も無く、かくてブルズはこのオフに奇人スーパーリバウンダー、デニス・ロドマン獲得という神トレードに打って出たのです。
ただでさえ今のアリーナス、アーテスト、ジョッシュ・ハワードを足しっぱなしにしても及ばない程の奇人振りだったというのに、更にデトロイト・“バッドボーイズ”ピストンズ時代のブルズとの因縁の数々、特にピペンへのハードファウルの件も考えればこのブルズの補強策はギャンブルそのものに移りました。しかし、ロドマンの加入でジョーダン、ピペンとのBIG3体制が整ったブルズは圧倒的な強さを発揮しました。「アンストッパブルズ」はシーズンを独走し続けたのです。
そんなブルズとイーストでまともにやりあえるのはマジックだけだ、とピペンは言いました。実際にマジックはシーズン序盤にシャックを欠きながらブルズに勝っていたのです。果たしてピペンの言葉通り、両者はカンファレンスファイナルで激突。しかし、その結果は今日のキムヨナと浅田真央の対決の如しでした。マジックもまたブルズに抗う術も無く、あっけないスウィープ負けを食らってしまったのです。
私が言いたい事、そろそろ見えてきましたか?昨季カンファレンスファイナルでマジックはキャヴスを、'94年のブルズ同様4勝2敗で下しました。そして先のオフ、キャヴスはあの時のブルズ同様、インサイドを一気に強化するべくシャックを取るという思い切った動きに出たのです。そして今、キャヴスもまたレギュラーシーズンを独走中です。そのチームのエースはかつて23番を背負ったあの「神」同様にリーグとNIKEの看板スターであり、もの凄い負けず嫌い・・・あまりに符合点が多くて、書いててかなりアレな感じですね。
先のオフ、マジックがタックスを支払ってまでチーム強化に乗り出したのって、もしかしてこの時の事があったんじゃないかと思うんですよ。'94年オフ、マジックは特にFAで大物選手は勿論、そこそこなタレントの追加もしていません。控えセンターにコンカックが入ったぐらいですかね。で、あのスウィープ負け。あの二の舞を演じたくないからこその大補強だったのではないか、そう思うんです。つまり、タックスラインをショーン・ホワイト級のジャンプで今回超えて来たのって、もしかしてスミスGMどころか、あの時の苦い思い出を抱えるディヴォスファミリーの強い意向だったのではないかと。
今日のセルティクス戦を見ても分かる通り、既にキャヴスはトレード後の一時的不振を振り切り、シャック不在でさえセルティクス程の強豪を(ピアース不在とはいえ)圧倒出来るチームに戻りました。これでシャック、そしてイルガスカスが戻れば(マヴス行きも考えているようですが)、またしてもキャヴスは隙の無い強豪に戻ってしまいそうです。
マジックもここに来て「更に出来るようになったな、マジックの白いモビルスーツ!」って感じでドワイトが更にプレーを向上させてきました。チームのタレントが遂に噛み合い、プレシーズン&序盤以来の安定感を見せつつあります。
このまま順当に行けばマジックとキャヴスはいずれカンファレンスファイナルで戦う事になります。その時、15年前の悪夢が繰り返されてしまうのか、はたまた今度は違いを見せられるのか。もしもキャヴスを倒せたなら、それはドワイトにとって二重の意味でシャックを超えた事になります。即ち、ドワイトの目の前にいる未だにリーグトップセンターとして君臨するシャックへの勝利であると同時に、かつてジョーダンとブルズの高い壁に屈した若き日のシャックを超える事でもあるのです。昨日19試合連続のダブルダブルでシャックのチーム記録を超えたように。
そして勿論、レブロンに勝つという意味合いも重要ですね。衰えたとはいえシャックと組んだ、ジェイミソンまで加わったキャヴスに勝つというのは、あの最強ブルズには及ばないまでも結構胸を張れる偉業でしょう。まして2年連続、最高勝率のレブロン&キャヴスを倒したとなれば、マジックに対する昨季ファイナル進出チームへのものとも思えない扱いも、少しは改善される事と思います。2chに限らず、アンチファンも増えそうですが(^_^;)
15年前のペニー達と同じくリーグの脇役へすぐに戻ってしまうのか、今度こそ紅き(時々紺色とか青色とかですが)23番を倒してマジック・キングダム設立を高らかに宣言するのか。その決戦の日まで、マジックもキャヴスも止まれないのです。
無論、セルティクス、ホークスはじめこの2チーム以外にも頂点を伺うチームはあります。そんなチーム同士が競り合うからこそプレーオフも盛り上がるってもんです。出来れば女子フィギュアみたいな独走体制じゃなく、男子フィギュアみたいな大混戦を期待したいですね。勿論そこにはフィギュアと違って、フェアかつ公平なジャッジが必要不可欠ですが。
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キャヴス108-88セルティクス
ナゲッツ117-112ウォリアーズ
☆本日のハイライト
・シャック離脱のキャヴス、ピアースDNPのセルティクスに勝利
・イルガスカス、ウィザーズをバイアウト確定へ
あ〜皆さん、本日の国民的ハイライトはもうご覧になりましたでしょうか。私は丁度ピンポイントで会議が入り、会議が終わってみるともう長洲さんが滑ってました。トリですやんそれ(つД`)
結果に関しては各種掲示板の類いが尽く日韓対抗バトルステージになっており、アメリカのYahooやESPNまで飛び火してますね。とりあえず不毛な言い争いに参戦したくは無いので、ヴァンクーヴァー五輪についてはライヴドアブログのお題に出たら後出しジャンケン気味に触れてみようと思います。
さて、今日は昨日ふと気付きながら書き忘れた事をつらつらと。それはある符合についてです。
マジックが昨季カンファレンスファイナルでレブロン・ジェームズと彼のキャヴスを下し、ファイナルへ勝ち進んだのは皆さんよくご存知の通りですね。そりゃそうだ、昨年の話ですから。では、その前にマジックがファイナルへ進出した時の事を思い出して下さい。'94年、あの時はどうだったかを。
カンファレンスファイナルで大熱戦を繰り広げたのはペイサーズでした。あれきりプレーオフで対戦はしてませんが、D誌4月号の別冊、「NBA名勝負列伝」にも入れて欲しかった好シリーズだったと思います。しかし、そのカードの前にマジックがどこと戦ったかを思い出して下さい。ええ、カンファレンスセミファイナル、シカゴ・ブルズ。マイケル・ジョーダンが電撃復帰を果たしたシーズンでしたね。
あの時のジョーダンがシーズン半ばの復帰で完全体じゃなかった事もありますが、何よりブルズのサポーティングキャスト不在で敗れた要素が大きかったのは明らかでした。何より足りなかったのはインサイドの戦力。ロングリーは確実なダンクを選ばずに不用意にレイアップに行ってブロックされてましたし、ホーレス・グラントを当のマジックに引き抜かれた穴は埋めるべくも無かったのです。
選手としての能力だけでなく、負けず嫌いでもNBAトップを行くジョーダンが負けっ放しで平気な訳も無く、かくてブルズはこのオフに奇人スーパーリバウンダー、デニス・ロドマン獲得という神トレードに打って出たのです。
ただでさえ今のアリーナス、アーテスト、ジョッシュ・ハワードを足しっぱなしにしても及ばない程の奇人振りだったというのに、更にデトロイト・“バッドボーイズ”ピストンズ時代のブルズとの因縁の数々、特にピペンへのハードファウルの件も考えればこのブルズの補強策はギャンブルそのものに移りました。しかし、ロドマンの加入でジョーダン、ピペンとのBIG3体制が整ったブルズは圧倒的な強さを発揮しました。「アンストッパブルズ」はシーズンを独走し続けたのです。
そんなブルズとイーストでまともにやりあえるのはマジックだけだ、とピペンは言いました。実際にマジックはシーズン序盤にシャックを欠きながらブルズに勝っていたのです。果たしてピペンの言葉通り、両者はカンファレンスファイナルで激突。しかし、その結果は今日のキムヨナと浅田真央の対決の如しでした。マジックもまたブルズに抗う術も無く、あっけないスウィープ負けを食らってしまったのです。
私が言いたい事、そろそろ見えてきましたか?昨季カンファレンスファイナルでマジックはキャヴスを、'94年のブルズ同様4勝2敗で下しました。そして先のオフ、キャヴスはあの時のブルズ同様、インサイドを一気に強化するべくシャックを取るという思い切った動きに出たのです。そして今、キャヴスもまたレギュラーシーズンを独走中です。そのチームのエースはかつて23番を背負ったあの「神」同様にリーグとNIKEの看板スターであり、もの凄い負けず嫌い・・・あまりに符合点が多くて、書いててかなりアレな感じですね。
先のオフ、マジックがタックスを支払ってまでチーム強化に乗り出したのって、もしかしてこの時の事があったんじゃないかと思うんですよ。'94年オフ、マジックは特にFAで大物選手は勿論、そこそこなタレントの追加もしていません。控えセンターにコンカックが入ったぐらいですかね。で、あのスウィープ負け。あの二の舞を演じたくないからこその大補強だったのではないか、そう思うんです。つまり、タックスラインをショーン・ホワイト級のジャンプで今回超えて来たのって、もしかしてスミスGMどころか、あの時の苦い思い出を抱えるディヴォスファミリーの強い意向だったのではないかと。
今日のセルティクス戦を見ても分かる通り、既にキャヴスはトレード後の一時的不振を振り切り、シャック不在でさえセルティクス程の強豪を(ピアース不在とはいえ)圧倒出来るチームに戻りました。これでシャック、そしてイルガスカスが戻れば(マヴス行きも考えているようですが)、またしてもキャヴスは隙の無い強豪に戻ってしまいそうです。
マジックもここに来て「更に出来るようになったな、マジックの白いモビルスーツ!」って感じでドワイトが更にプレーを向上させてきました。チームのタレントが遂に噛み合い、プレシーズン&序盤以来の安定感を見せつつあります。
このまま順当に行けばマジックとキャヴスはいずれカンファレンスファイナルで戦う事になります。その時、15年前の悪夢が繰り返されてしまうのか、はたまた今度は違いを見せられるのか。もしもキャヴスを倒せたなら、それはドワイトにとって二重の意味でシャックを超えた事になります。即ち、ドワイトの目の前にいる未だにリーグトップセンターとして君臨するシャックへの勝利であると同時に、かつてジョーダンとブルズの高い壁に屈した若き日のシャックを超える事でもあるのです。昨日19試合連続のダブルダブルでシャックのチーム記録を超えたように。
そして勿論、レブロンに勝つという意味合いも重要ですね。衰えたとはいえシャックと組んだ、ジェイミソンまで加わったキャヴスに勝つというのは、あの最強ブルズには及ばないまでも結構胸を張れる偉業でしょう。まして2年連続、最高勝率のレブロン&キャヴスを倒したとなれば、マジックに対する昨季ファイナル進出チームへのものとも思えない扱いも、少しは改善される事と思います。2chに限らず、アンチファンも増えそうですが(^_^;)
15年前のペニー達と同じくリーグの脇役へすぐに戻ってしまうのか、今度こそ紅き(時々紺色とか青色とかですが)23番を倒してマジック・キングダム設立を高らかに宣言するのか。その決戦の日まで、マジックもキャヴスも止まれないのです。
無論、セルティクス、ホークスはじめこの2チーム以外にも頂点を伺うチームはあります。そんなチーム同士が競り合うからこそプレーオフも盛り上がるってもんです。出来れば女子フィギュアみたいな独走体制じゃなく、男子フィギュアみたいな大混戦を期待したいですね。勿論そこにはフィギュアと違って、フェアかつ公平なジャッジが必要不可欠ですが。
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