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バンクーバー五輪で最も印象に残ったシーンは? に参加中!
セルティクス105-100ピストンズ
ヒート110-106ウォリアーズ
サンダー113-107キングス
レイカーズ122-99ペイサーズ

☆本日のハイライト

・ピアース帰還、セルティクス連敗脱出
・ヒート連敗ストップ、東8位をキープ
・レイカーズ、ホームではペイサーズに14連勝中
シャック「6週間で戻る」
アリーナス「来季ウィザーズでプレイ余裕」
キングスのノシオニ、飲酒運転で2試合出場停止

さて、そろそろ旧聞に属しつつあるオリムピックですが、皆様如何でしたでしょうか。楽しめました?腹立ちました?まあそこはヒトそれぞれですかね。私は今回かなり色々がっかりしてます。いや、選手達は皆よく頑張ったと思うんですよ、国籍関係無く。問題はむしろ選手達を取り巻く環境の方にありました。論ずべきポイントが多々ありますので、狙いを絞っていきましょう。日頃NBAを見ている我々だから分かるポイントがきっと多々あると思います。

1.主催側の過ち

開会式前にいきなり犠牲者が出た五輪ってあまり記憶にありません。しかも人命より環境を重視て(-_-;)スキーで異常にリタイアが出た種目を見た時も思いましたが、重視すべきポイントを間違えているとしか言い様が無い惨状でした。開会式で聖火が一つ動かなかったミスは閉会式で上手くフォロー出来たと思いますが、評価出来るのはあれだけですね。

2.残念なメディア

毎度の事ですが、民放で五輪は極力見ない事にしています。今回も知識の無いタレントが起用されて無駄なから騒ぎを繰り広げてましたね。正直あれだけで見る気が削がれます。F1における堂本光一とは言わないまでも、せめてアスリートの気持ちが分かるヒトを起用して欲しいです。その意味で、松岡修造はまだベターな人選だったとは思います。

要するに何が駄目かといって、ワイドショー乗りが一番痛いですね。それが最たる形で現れたのが例の国母騒動ですね。あの時怒ってた割にもう忘れかけてたあなた、「なんか今更じゃない?」と思ったあなた、つまりはその程度のどうでも良い事だったんですよ。

この件は以前に取り上げた朝青龍の件と同じ構図、いやそれ以上に酷いです。朝青龍にはまだそれまでの累積で色々ありましたが、国母選手が以前にやらかした事を知って叩いていた向きがどれ程いたでしょう?

なるほど「チッ、うっせーな」は分かり易過ぎる程のパブリックエナミー発言でした。しかし、あれは試合を控えた選手に対して、あまりに些細過ぎる事を騒ぎ立てた挙げ句に記者会見まで要求したマスコミへの苛立ちではなかったでしょうか。この4年間自分達の頑張りを見向きもしなかったのに、五輪の時だけ押しかけてこの騒動。あなた、平静でいられますかそんな連中に。神経質過ぎる黒ブチメガネの風紀委員長に思わず文句言う悪ガキみたいなもんですよ。

あんな話は最初に報道する際に、「あれ、あんまりカッコ良くありませんよね(笑)」の一言で済ませてさっさと次のコーナーへ行く程度のものです。どうでも良さで言えば、「ゴマキが茶髪で法事」とか「通夜に来た辻希美のリボンとスカート丈が(ry」とかぐらいにどうでも良いですね。それをネタにしたくてわざわざ騒ぎ立てたんです。大学デビューの国母選手になんて仕打ち!

結局彼はメダルには手が届かなかったものの、明らかにメダル獲得可能なところまで行きました。あの時、あの無駄なバッシング報道が無く、国母選手がメンタル面でもっとサポートされていたら結果は違ったのではないでしょうか。いや、金だけは明らかに別次元の人がいたので無理だったのは間違いありませんが(笑)。ああいうトラブルメーカーな選手であってもまずは静観し、叩くにしても試合後にするべきでしたね。朝青龍の時に書いた事を再度引用しましょう。

「NBAの不祥事に対する処分の厳しさは先のアリーナスで記憶に新しいと思います。銃を射った訳ではなく、持ち込んだだけでシーズン終了ですからね。いや、私は適正な処分だと思いますよ。

しかし、一方でNBAはその後、彼ら処分を受けた選手に復帰の場をちゃんと与えているのです。彼らの軌跡をちょっと列挙してみましょう。

・スプリーウェル(HCの首を締める)→一旦永久追放処分も覆り、ニックスへトレード→ファイナル進出の原動力に
・アイヴァーソン(夫婦喧嘩が大荒れ)→一時期永久追放説→結局穏便に→引き続きスター街道
・コービー(婦女暴行疑惑)→訴えてやる!→裁判出席しつつ出場→示談解決→優勝
・アーテスト(客殴る)→永久追放?→出場停止処分で幕→言動は謎ながら現役続行→コービーのシャワー中に直談判→1年後黄&紫色のヒトに
・スティーヴン・ジャクソン(同じく客殴る)→アーテストと同じくピンチ→出場停止→復活→流れてボブキャッツへ→活躍中
・カーメロ(ヤクの売人と付き合い?)→正直すまんかった→オールスター
・アンダーセン(薬渦)→2年間追放→謹慎期間終了→NBA出戻り→ブロッカーとして活躍


どうでしょうか。あれこれやらかした連中が見事に再びチャンスを与えられ、結果を出しています。勿論そのまま駄目になった選手、タープリーやリチャード・デュマースのように過ちを繰り返してNBAを本当に永久追放となった選手だっています。しかし、NBAはかくも寛容なのです。復帰した彼らはNBAのイメージを悪くしたでしょうか?

私の見たところ、彼らが復帰した事でNBAのイメージが悪化した点はまず見当たりません。むしろ上述の通り、皆新しいキャリアを築き上げたり、スターの地位を保ち続けたりしています。アリーナスも来季にはウィザーズでは無いとしても、きっとどこかの球団で復活する事でしょうね。」

国母選手に話を戻せば、あの時橋本聖子さんは聖子さんなりに選手を守ろうと頑張られた事と思います。思いますが、あそこはそもそも本番前である事を強調してメディアに自制を願うべきだったとも思うのです。その上でまず結果を出させてからメディアに判断してもらうようにすれば、また違う結果もあったのではないでしょうか。

とにかくああいうワイドショー的な視点での報道が今回も非常に酷かったと思います。銀メダルを獲得したヴェテラン選手達の頑張りより高木美帆を過大露出とか、スポーツジャーナリズムのかけらもありませんな(´Д`)勿論将来有望で楽しみではありますし、高木選手本人は性格の良さが滲み出ててましたけどね。あとマリリンだけは過大露出おk

3.協会・JOCの無能


今回メダル数が韓国に比べて少ない、みたいな事がよく言われてます。曰く費用が違う、なのに日本は仕分けとやらでまた強化費が減らされた云々。でも、そもそも仕分け前からこの惨状だった訳です。第一橋本聖子さんは自民党の議員ですし、前からアスリート出身の与党議員は他にもいました。彼らは一体何をやっていたのでしょう?只の客寄せパンダ?

それに、そもそも何度も取り上げてきた通り、日本における○○協会と名の付くものは殆どが役に立ちません。いや、むしろ積極的に足を引っ張ってますね。今回の国母選手の件もそうでしたが、スケルトンの小室選手の失格の件なんてのはその最たるものでした。あれを選手だけに自己責任を押し付けて終わりにしても何の解決にもなりません。本来、こういう事が起きないように選手をフォローするのが協会とかJOC(日本オリンピック委員会)とかそういう方々の一番重要な仕事だった筈です。

http://www.asahi.com/olympics/columns/from_vancouver/TKY201002230298.html


http://203.216.208.174/siyanks/article/121


先日引退した清水宏保氏の執筆記事には、限られた予算の中でJOCの役員、メンバーが大量に現地入りするため、選手達のコーチやトレーナーが現地入りできなかったとはっきり書かれていました。何この本末転倒。しかも飛行機でも選手達をエコノミーのシートに座らせ、自分達はファーストクラスとか良く聞く話ですよね。この無駄なおっさん達を真っ先に仕分ければ相当違ってくるはずです。

選手たちは本当に経済的に楽でない中を頑張っています。スピードスケートの田畑選手と穂積選手を支えた会社社長の話は非常に感動的だった一方で、日本のスポーツ選手を取り巻く環境の厳しさを感じさせずにはいられませんでした。余裕のある大企業さん、もっと彼らを支えてあげて下さい。ショートトラックで韓国に惨敗って、そりゃあ金メダリストも就職先が無いような状況じゃ当たり前でしょう。五輪の時だけでなく、それまでの期間をこそ支えてあげて欲しいです。

さて、以上3点の問題を挙げてみました。この3点の問題が全て集約されたのが、例のフィギュアスケートを取り巻くあれこれだったと思います。続いて、そこを更に見ていきましょう。

(以下、「続」へ続く)

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