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マジック(4勝)99-90ボブキャッツ
バックス(2勝)111-104ホークス(2勝)
サンズ(3勝)107-88ブレーザーズ(2勝)

http://espn.go.com/nba/preview?id=300426030

第4戦前。今プレーオフ1stラウンドで唯一勝ち星を分けあっていないカードとなった両チームはビデオを見ていました。ボブキャッツはラリー・ブラウンが選手達に3試合の負けハイライトを見せてモチヴェーションを高めようとしたんですね。

一方のマジックはドワイトとヴァンガンディーの二人でウホッ(ry

・・・あー、ドワイトがファウル禍を避けるために、どういうプレーでドワイトが笛を吹かれているかをチェックしてたんですね。しかしながら結論を先に申し上げれば、両チーム共にビデオ鑑賞会は無駄に終わったと言えましょう。

http://www.nba.com/games/20100426/ORLCHA/gameinfo.html#nbaGIPlay

両軍変わらぬ先発陣で臨んだこの試合、1Q残り9:46にようやく先手を取ったのはダブルチームを受けていたドワイトでした。それから1分も経たずにラトリフが2ファウル、更に1分半後には3ファウル。いよいよ今日こそドワイトのフルパワー発揮か?と思われたのですが・・・。

21-10とリードを広げ、やれやれ今日はブローアウト勝ちな流れかと思った矢先、定例の流れが来ました。モハメドがコートに入るとボブキャッツが点差を縮め始めます。そして、ドワイトに遂に災厄が訪れたのです。僅か15秒の間に立て続けに笛を吹かれたドワイトはベンチに沈み、ボブキャッツはこの隙に10-0のランを決めて一気に追い付きました。終わってみれば1Qは23-25、ボブキャッツのリードで終了したのです。

2Q、ドワイトの出番は更に縮みます。何しろ9:25に戻ったのに8:07で3つ目のファウルでは何も出来ません。ボールを持つ度にレディックが激しいブーイングを受けるという、彼だけアウェー感2倍アップな会場でボブキャッツは26-10のランを決めて来ました。またしてもマイケル・ジョーダン大歓喜かと思われた流れを変えたのは、今シリーズのマジックを牽引する小さな巨人。ネルソンが次々ショットを沈めてボブキャッツのリードを削った甲斐あって、前半は何とか43-45で終わったのです。

3Q、マジックは頭からドワイトを投入するバクチを打ちます。かろうじてファウルを免れながらドワイトが頑張っている間に、最高額砲が炸裂。ルイスの得点でマジックはボブキャッツに追い付きます。カーターの今プレーオフ初の3ポイント成功も飛び出し、マジックは徐々にリード。

55-51とマジックがリードを取り始めた正にその時、またしてもドワイトにファウルの笛が響きました。残り6:58、ブロッキングファウルかこれ?と思うのはマジックファンの贔屓目でしょうか?ドワイトはベンチ直行です。それでも58-52と一旦突き放しかけたマジックでしたが、やはり追い付かれてしまいます。が、71-98とマジックはかろうじてリードを保ち、最終Qを迎えたのです。

流石の強心臓スタンも、流石に4Q冒頭からはドワイトを投入しませんでした。彼が遂にドワイト投入を決断したのは残り8:50、77-74の場面での事でした。そして、この試合を決定付けたのは彼の堅守と今一人、プレーオフになると妙に存在感が増すフランス産のあの男だったのです。元祖エア・ジョーダンの面前でエア・フランスことピートラスが沈めた空気を読まない3ポイント2発で83-76とマジックがリードを広げます。ネルソンも彼に続いて3を叩き込みました。

残り3:01、ドワイトが5つ目のファウルを吹かれ、2:14にはカーターが6ファウル退場となりましたが、その頃にはマジックのリードは2桁に届かんとしていたのです。ボブキャッツの面々はなおも希望を捨てずにファウルゲームでマジックにアウェーでFTの練習を強いますが、この頃にはシャーロットの目の肥えた観衆達もプレーオフ初勝利が早くとも来年に持ち越された事を悟っていた事でしょう。残り53.9秒、ドワイトがカーターに続き6ファウルでベンチへ下がりましたが、最早ドワイトの2試合連続ファウルアウトという以外には深い意味を持ちませんでした。

かくてシャーロットに今季終了を告げるブザーが響きました。マジックは今プレーオフ1stラウンド唯一となるスウィープ勝ちでカンファレンスセミファイナル進出一番乗りを果たしたのです。スウィープ勝ちは実にシャック&ペニー時代の'96年1stラウンド、ピストンズ戦以来であり、しかも7戦シリーズでのスウィープとなると球団史上初。ドワイトと彼の最新型マジックが、また1つチーム史にマイルストーンを打ち立てたのです。

http://www.nba.com/games/20100426/ORLCHA/gameinfo.html#nbaGIboxscore

この試合、ドワイトは結局23分程の出場で13リバウンド2ブロックをマークしたものの、6得点に留まりました。しかし、それでも十分だったのです。カーター21得点、ネルソン18得点、最高額砲17得点、バーンズ兄貴14得点、そしてベンチからエア・フランス13得点。かつて得点力不足に悩んで最高額砲を迎えてから3年目、マジックのオフェンスは今や火力十分どころか有り余るレヴェルまで来ました。そして相手のFGを抑え込む事ではリーグ1位のディフェンスはスティーブン・ジャクソンを2/11にまで抑え込んでみせたのです。バーンズ兄貴は親友のディフェンスといえども容赦しなかったのです。流石コービーにケンカを売る男は違いますな。

さてボブキャッツですが、ラリー・ブラウン今季限りで辞任説が出てますね。勿論これはボブキャッツ側が望んでいる事ではありません。ブラウン爺さんは昔っからもうずっとこんな調子でして、あまり期待されていないチームを鍛え上げ、プレーオフに届くようになると「あたいは気ままな風」と西原理恵子みたいな事を言いながら去ってしまうのがお約束です。

今回はエディー・ジョーダンHCを解雇したシクサーズがボブキャッツ敗退を待ってブラウン翁に声をかけるっぽいですね。最近のシクサーズの感じからすると、確かに建て直し甲斐がありそうなんですよ、これがまた。私、ブラウンがこの話を飲む確率は五分五分だと思います。

しかし、誰がどう見てもボブキャッツかここまで来た原動力はドラフト&補強失敗に定評のあるジョーダンではなく、ブラウンじいさんじゃないですか。今ブラウンにカールおじさん、もといカールじいさん宜しく飛んで行かれたら、ボブキャッツはたちまち山猫から借りてきた猫に逆戻りしかねません。ジョーダンが果たして引き留められるか、球団初のプレーオフが終わるなりジョーダンにはFAよりも重要な人事が待ち受けています。

今回ボブキャッツは結果を見る限りはスウィープ負けでしたが、試合内容ではかなり善戦したと見て良いと私は評価してます。球団史上初のプレーオフなんてのはスウィープ負けが相場だったりするもんでして、我らがマジックだって'94年の初プレーオフではペイサーズに3タテ喰らって沈んでます。その時にペイサーズを率いていたのがブラウンでして、言ってみればマジックは実に16年振りにブラウンにあの時のお返しを出来たようなものなんですね。ブラウンが来季この借りをボブキャッツで返すのか、それとも別球団で捲土重来を期するのかはジョーダンの交渉にかかっています。

ともあれ、マジックは第一関門をベストリザルトで突破しました。前にも書きましたが、3PEAT時代のブルズは1stラウンドは全てストレート勝ちでした。真の強豪を目指すなら、近年のウエストみたいな異常事態でない限りこうあって欲しいというのが私の希望でしたが、ドワイトを封じられながらそれを達成したマジックの強さはその域に近付きつつあるのかも知れません。

そろそろ断言しても良い頃でしょう。今季次々とチーム史に残る結果を出しているドワイトとマジックが究極の目標、球団史上初の優勝へ手が届くのは恐らく今季。ドワイトがビル・ラッセル以来のディフェンスで勝つレジェンドの域に達する日はもうまもなくやって来るはずです。

ともあれ、ホークス対バックスが少なくとも第6戦まで縺れる事が確定した今、マジックは踵を痛めたルイスをはじめ選手達を休ませられます。ドワイトもファウル地獄から離れ、気持ちを切り替えて平静を取り戻す良い機会ですね。今は次の相手が決まるのを静かに待つとしましょう。



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