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(前編中編より続く)

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=5444892

さて、遂にレブロンが地元アクロンだけでなくキャヴスファンに対して感謝の意を示しましたね。まあ遅いと言えば遅いんですが、とりあえずやらんよりマシな気はしますし、どうせ遅かったのならいっそこれぐらいインターバル開けた方が効果はあるでしょう。それでもクリーヴランドでの試合は厳しいブーイングに晒されるでしょうが、まあそれぐらいは仕方無いかと。卵投げるとかは勘弁願いたいですな。食べ物が勿体無いですし(←そっちかよ!)。ま、物投げるとかは無しでブーイングぐらいで仲良く喧嘩しな、と思います。

さて、前回は邪推(!?)までしてレブロンの代表辞退時のコランジェロとのあれこれを述べましたが、別に私はスターらしいエゴを無くせって言っている訳ではありません。私は今のレブロンには物凄い危うさを感じるのです。「脆さ」と言っても良いかも知れません。

私はレブロンは歴代のNBAスター同様にチームを引っ張り、いざという時にはゴートゥガイとなってチームを高みに引き上げるような凄い選手になると思っています。実際、その実例を我々は'07カンファレンスファイナルで目の当たりにしたはずです。あのピストンズの堅守をものともせずに独力でチームをファイナルへ導いた姿に、近い将来ファイナルMVPとなってオブライエントロフィーを掲げる姿を脳内再生出来たヒトは少なく無かったはずです。

しかし、その後レブロンが強豪相手にプレーオフで輝いた姿を見る機会は少なくなりました。特にここ2年はマジック相手に見せたブザービーターぐらいしかハイライトがありません。しかもあれは2勝4敗で敗れたシリーズです。あれが第7戦なら間違い無くレブロンのキャリアハイライトになっていたでしょうし、私も「ふ、敵わねえな」とジャンプ漫画のやられ役みたいな言葉を発するでしょうが、シリーズの流れを思い起こしてみても、やはり何度も再放送するようなクラシックゲームでは無いと思います。

昨プレーオフでは怪我で満足にプレー出来なかった感もあり、流石のレブロンもワンマン体制に疲れが出ているのなと思わなくもないんですが・・・あれ、でも最近はむしろ戦力充実してましたよね?シーズンで2年連続最高勝率を挙げていたチームになったここ2年は、それまでのレブロンの軌跡を考えればもう黄金時代に突入してもおかしくなかったはずです。メディアもナイキもそう信じたからこそレブロン対コービーのファイナル実現を確信し、キャンペーンやらCMやらに走ったはずです。しかし、この2年ファイナルに辿り着いたのはコービーの方だけだった訳じゃないですか。ファイナルに辿り着いた時よりも戦力も充実したはずのキャヴスで遂にレブロン時代クル━━━━━━('A`)━━━━━━ !って、私だって思ってましたよ。何とかレブロンの戴冠を阻止しなければならない、そう思ってました。東でマジック最大の難敵はキャヴス、それを信じて疑わなかったのは他ならぬ私です。

しかし'09カンファレンスファイナルでは拍子抜けする程あっさりマジックが勝ちました。そして'10カンファレンスファイナルではマジックとキャヴスが対戦する事さえ無かったのです。・・・まあどっちもセルティクスにボコられた訳ですがレギュラーシーズンに強くプレーオフに弱い・・・そういうチームは過去にいくらでも例があります。しかし、こうまで続けざまにそうだったチームもあまり記憶に・・・あった、ありました。ダンカン加入前のスパーズです。

提督ロビンソンがエースを張っていた頃のスパーズって、正にレギュラーシーズンに強くプレーオフに弱いチームの代表格だった気がします。何しろ提督加入以来スパーズは最低でも47勝、50勝超えがデフォルトだったんです。特に悪童ロドマンを迎えた'94-'95シーズンは62勝をマークして当時のチーム記録を樹立、提督自身もシーズンMVPに選出されています。が、カンファレンスファイナルでオラジュワンとドレクスラーのスラマ・ジャマ再結成のロケッツにあっさり2勝4敗で屈したのです。エースのシーズンMVP受賞もさることながら、レギュラーシーズンの成績で下を行くチームに敗れたあたりも昨プレーオフのキャヴスにぴったりじゃないですか。ああ、因みに提督はセンターながらオールラウンドなプレースタイルにも定評がありました。

最終的にロビンソンが優勝の美酒に酔いしれたのはダンカン加入後、'99ファイナルでした。彼が加入するまで、提督はリーグのトップスター選手であるのみならずオラジュワン、ユーイングと並ぶ'90sセンターの代表格の1人ながら、ダンカンにエースの座を譲るまで頂点に届く事は無かったのです。これはロビンソンという人の精神的な弱さによるところが大きかったとよく言われていましたね。

・・・ええ、貴方のお察し通りです。実はレブロンも精神的に強くは無いのではないか、それが私の危惧するレブロンの「危うさ」「脆さ」です。'07ファイナルでヴァレジャオにラストショットを託した時が、初めて私がレブロンにその種の疑惑を抱いた時でした。そんな訳無いよねアハハ〜ンと思いながら生暖かくレブロンを見続けていて、しかし私のそんな不安、疑いは徐々に大きくなっています。私はレブロンが長年キャヴスで思うままに補強を受けてきた結果、先天的に精神面が弱かった提督とは違って後天的にレブロンから勝負強さが失われていってしまってはいないかと危惧しているのです。

これは今のところ、前回の「邪推」以上の「類推」でしかありません。それに故障の多かったと思われる'10プレーオフをもってレブロンを判断するのはちょっと難しいですからね。ウェイド、ボッシュという味方を得てレブロンがそれでもなおゴートゥガイとして魅せるのか、それともウェイドにばかり託してしまうのか。そこがヒート新体制で私が一番注目したいポイントですね。

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