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マジック112-103ニックス
スパーズ99-93マヴス
ブレーザーズ100-89ジャズ

☆本日のハイライト
・テキサスでNBA目下最強決定戦もノヴィツキー不在のマヴスの敗戦
セルティクスのKG、2週間の欠場へ
ブレーザーズのロイ、復帰時期未定の欠場へ
ロケッツのヘイズ、練習中に右踵を痛めて2~4週間欠場へ
バックスのボイキンス、審判と接触のため1試合出場停止



・・・いや、何も2010年最後のエントリーで「人間気合いやでぇ!」などと根性論をぶとうって訳じゃないんですw

NBAの歴史はビッグマンの歴史だった、これは外せない事実だと思うんですよね。NBA創世期の巨人ジョージ・マイカンに始まり、チェンバレン&ビル・ラッセル、カリーム・アブドゥル・ジャバー、ビル・ウォルトン、モーゼス・マローン、ユーイング、オラジュワン、デヴィッド・ロビンソン、そしてシャック、ダンカン。デカい奴は一番人気では無かったにせよ、常にNBAの歴史においてビッグマンはそのど真ん中にいました。

しかし今はどうでしょう。ビッグマンに不利なルール改正も働いて、ビッグマン達は主役の座から微妙に離れています。そもそも、相次ぐ故障のために只でさえ薄いビッグマンの層は更に薄くなってしまっているのです。ヤオミンのような現時点でトップを張るべき人材もそうですが、オデン君のような次代を担うはずの若人まで故障でコートに立てないのは不幸としか言いようがありません。

そんな中、数少ない割と健康なビッグマンが2人、オーランドの地にて今日あいまみえました。オーランドの今を支える現代NBA最強センターと、フェニックスからNYCへと動いたフロリダ生まれの大型ビッグマン。共に高卒でNBAに身を投じた2人がインサイドで、最近すっかり見る機会が少なくなったペイント内でのバトルを演じたのであります。

マジックは昨季、ニックスに対してはシーズンスウィープ勝ちと割と相性は良い方です。しかしながらアマレ個人となると平均23.3得点12.0リバウンド、しかも4試合連続ダブルダブルをマーク中。そして彼の所属期間、サンズはマジックに11勝1敗という成績を残していたのです。ただ、同じくニックスに加わったフェルトンは昨季ボブキャッツでキャリア初のプレーオフに臨むも、ネルソンにいいようにしてやられてマジックにスウィープ負けを喫していたという話もありました。

http://sports.espn.go.com/nba/recap?gameId=301230019
http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-knicks-game-1231-20101230,0,1377282.story

ともあれ、試合はニックスが0-6、その後11-21として先手を取ります。が、1Q終盤に5-0のランを繰り出したマジックが追い付きます。このランは2Q明けの3ポイント2本で11-0まで伸びました。徐々にマジックが点差を広げていく中、ニックスのインサイドではアマレがブロックショット4本を決める堅い守りで頑張りました。が、残り5:54、3つ目のファウルを吹かれてベンチへ。この隙にマジックは一気に点差を広げ、前半を62-44として終了したのです。正直このまま行けるかな、と思っていました。

しかし、後半に流れが変わります。アマレ渾身のワンハンドダンクとレイアップから始まったニックス3Qの反攻は成功し、マジックのセーフティーリードは無くなります。アマレ自身は残り3:29で4つ目の笛と共にベンチへ下がり。アリーナスがQ終盤に決めた2本のジャンパーとドワイトへのアシストで、マジックは何とか82-71で3Qを終えたのです。

そして4Q。アマレの3連続得点で再び迫らんとしたニックスは、そのアマレがドワイトへのディフェンスで笛を吹かれ、退場にリーチをかけた状態で止む無くベンチへ。これで決まるかと思われたこの試合、しかしここからが正念場でした。

ショーン・ウィリアムズとダグラスの3を交えたジャンパー各2本が続けざまに決まり、アマレ不在のままニックスがマジックに93-88と迫ります。タコルーの3得点で一旦突き放したマジックでしたが、チャンドラーとアマレは計6本中5本のFTを決めます。しかもその間に、マジックはタコルーが5ファウルになってしまいました。

ここでドワイトが魅せます。フェイントで群がるディフェンスを飛ばすと、豪快なボースハンドダンク!しかしアマレも負けていませんでした。直後のプレーで彼もペイントでボールを持つと、ドワイト4つ目のファウルをもぎ取りながら押し込み、3ポイントプレーを完成させたのです。残り4:12、98-96。オーランドの観衆がこの夜もっとも息を飲んだ瞬間でした。

しかし、この危ない場面でネルソンのアシストからJ-Richがまず値千金の3ポイントを沈めます。その後のFT2本は外してしまい、逆にフェルトンのFT1本で4点差と詰められたマジックでしたが、ここで元祖マジックのクラッチシューターが決めます。タコルーの3ポイント、そしてネルソンのアシストからのレイアップでマジックは残り1:46で106-98としたのです。その間にアマレがドワイトから5つ目のファウルを奪っていましたが、このファウルも時既に遅し。逆転寸前まで迫ったニックスを何とか振り切り、マジックが5連勝勝ちっ放しのまま新年を迎える事となったのでした。

http://www.nba.com/games/20101230/NYKORL/gameinfo.html?ls=gt2hp0021000473#nbaGIboxscore

ドワイトは前半こそFTでしか点を稼げていませんでしたが、終わってみれば24得点18リバウンド3アシストと、5TOとテクニカルファウル以外は申し分の無い成績。彼を含めて7人が2桁得点と、今日もマジックのバランスの良さが目立ちました。最後はファウルアウトしましたがタコルーの17得点9リバウンド4アシストも見事でしたね。

ニックスはアマレが30得点4ブロックながら4リバウンドと、対マジック戦の連続ダブルダブルはストップしましたね。フェルトン?14得点6アシストでしたがネルソン相手にはやはり今ひとつだった気もします。むしろ29得点9リバウンドのチャンドラーが凄かったですかね。

これが今年最後の更新となります。皆様の今年1年のご愛顧に感謝しつつ、来年以降も引き続きのご愛顧を、何卒宜しくお願い致します。あ、挨拶系のコメは新年明けに宜しくですw



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