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ピストンズ103-96マジック
ネッツ103-101キャヴス
グリズリーズ100-98ラプターズ
シクサーズ105-95サンズ
ニックス115-106ウィザーズ
ホーネッツ91-89サンダー
ロケッツ129-125ウルヴス
ブルズ92-83バックス
キングス96-81ブレーザーズ
スパーズ113-102ウォリアーズ


☆本日のハイライト
・ホーネッツ、ウエストのクラッチショットでサンダーを撃沈し9連勝
・ホーネッツ来季もニューオリンズを本拠地にする事が多分確定
・スパーズ、ダンカンがあわや故障も勝ち星
・ブルズはノア不在でも手堅く勝利
・キャヴス17連敗・・・orz
・ウィザーズアウェー21戦全敗・・・orz



高卒のフランチャイズビルダーって、NBA史上でも決して多くはありません。NBAがドラフトの高卒エントリーを禁止してからは勿論それが不可能になりましたから尚更ですが、思えばKGに始まる高卒スターの大量出現はNBAの歴史において特筆されるものだったなあと思うのです。コービー、ジャーメイン・オニール、T-MAC、アマレ、そしてレブロン、ドワイト、。最高額砲さんも近年のコストパフォーマンスはともかく、高卒エントリーの成功例としては名前を挙げて良いでしょう。アル・ジェファーソンあたりも含めて良さそうですね。

上記の人材のうち、マジック(あとセルティクスも一応そうですね)はこのうち3人をチームの中核とした稀有なチームだと言えます。まあルイスは置いておくにしても、T-MACとドワイトは間違い無くチーム史に名を残す真のフランチャイズスターですね。その2人が、実はマジックで共にプレーする可能性もありながら、T-MAC自身がその機会を捨ててヒューストンへと去ってしまった経緯は当blog「栄光無き~」シリーズにも纏めております。

ドワイトはご存知の通り、現在形でマジックの柱となっていますね。一方のT-MACはロケッツで故障に悩まされ続けた挙げ句にニックスへ、そしてピストンズへ・・・これは「栄光無き~」シリーズ次回エントリーで纏めますね。まあ皆様ご記憶に新しい話ばかりですが。

ともあれ、T-MACはピストンズで復活の兆しを見せ始めています。ハミルトンがトレード候補となって出番を無くしたのも彼には幸運でしたが(むしろ彼がいるからこそ、かもですが)それでも今やベン・ゴードンを差し置いての先発ですから立派なものです。

☆★NBA 10-11シーズンスレ 78th edition★☆

さて、今日も例の職人さんは絶好調でした。

9 バスケ大好き名無しさん 2011/01/24(月) 22:30:14 ID:b+9DUHzF
明日の試合の見所

CLE vs NJN
言わずと知れたレブロン・ジェイムスに裏切られたドン底チーム対決。
キャバリアーズは、大都会ブルズ戦後、少しあかぬけた

DET vs ORL
グラント・ヒルの古巣同士対決
ヒルの想い出をめぐっての激戦の予感。また、ビッグベンの古巣でもあり、ハワードとの肉弾戦により、残りのメッキも剥がされるか!?

PHO vs PHI
サー・チャールズの古巣同士対決
エルトン・ブランド、マーチン・ゴータットの空飛ぶ冷蔵庫対決は必見

WAS vs NYK
マジソンスクウェアガーデンにMAX契約がやって来た!
ニューヨークが最もバブリーに輝く日!
フェルトンvsウォールのオフェンス合戦も見所

OKC vs NOR
ホーネッツは過去お世話になったこの土地、オクラホマへ恩を仇にして返す大事な一戦。
ホークスを59点に抑え、ダンカンとのハリケーン対決を制し波に乗るホーネッツが魅せるか?
ポールとウエストブルックのマッチアップはガチ必見

MIL vs CHI
ドリュー・グッデン、ジョン・サーモンズにとっては忘れられない夜になる予感。
かつての古巣を相手に、勝利を誓う。シリウスは名曲

HOU vs MIN
ケニー・スミス、サム・キャセール、マット・マロニーとスーパーPGを輩出したロケッツを受け継ぐアーロン・ブルックス、カイル・ローリー。
一方、趣味のテニスがプロ並みの腕前と言う、舐めくさったルーク・リドナー。
伝統vsチャラ男の劇的一戦


10 バスケ大好き名無しさん sage 2011/01/24(月) 22:35:24 ID:???
>>9

普通に蜂雷が観たくなった

12 バスケ大好き名無しさん sage 2011/01/24(月) 22:42:55 ID:???
>>9
伝統vsチャラ男の対決に興味湧いてきたよw

15 バスケ大好き名無しさん sage 2011/01/24(月) 23:03:17 ID:???
>>9
今夜もいいねぇ
空飛ぶ冷蔵庫秀逸

16 バスケ大好き名無しさん sage 2011/01/24(月) 23:05:39 ID:???
俺はWAS vs NYKが面白かったw
大都会よりバブリーな個人ってどんだけw


そう、マジック対ピストンズはグラント・ヒルの古巣同士対決。ドワイトとT-MAC、共にヒルの同僚としてマジックでプレーした事のある2人が対戦した訳です。今季3度目のプレーヤーズ・オブ・ザ・ウィークに選出されていよいよ良い感じかと思われたドワイトの前に、かつて同じ色のユニフォームで輝いた高卒選手道の先輩が立ちはだかる格好となりました。

http://espn.go.com/nba/recap?gameId=310124019
http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-pistons-game-0125-20110124,0,6612104,full.story

実際、T-MACはこの一戦に気合が入ってました。古巣と相対するゲームだったからか、それとも来季へのアピールだったのかは分かりませんが、1Qから彼は全力で来ました。1Qだけで彼は14得点を叩き出し、序盤リードしていたマジックから逆にリードを奪います。特に1Q終盤に自ら得点を重ねつつもプリンスへのアリウープパスを飛ばしたのはお見事でしたね。かくて勢い付いたピストンズは前半終了時には46-56と10点のビハインドをマジックにもたらしました。

この劣勢でマジックは意外な手を打ってきました。後半に入ってのQ.リチャードソン起用です。これはチームディフェンスがここ2戦と違って良く無いと判断したヴァンガンディHCなりのテコ入れ策でした。このカンフル剤が効いたか、確かにマジックは追いすがりました。3Q一時は14点開いたビハインドを4Qには4点差まで縮め、一旦12点差に引き離されても、2度に渡り5点差まで詰め寄ったのですから。しかし、その2回ともネルソンからFTを得たスタッキーがキッチリ沈め、ピストンズが逃げ切ったのであります。あれ、またピストンズに勝てないの?という試合展開になってしまいました。

http://www.nba.com/games/20110124/DETORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

今回もまた課題点はクリアです。計26点の失点に繋がった16ものターンオーヴァーもかねてからの課題ですが、今ひとつ重要なのはやはりディフェンス。ドワイトは3ブロックと今回は仕事したなと思うのですが、問題はペリメーターディフェンスでした。何しろこの試合、マジックはT-MAC、プリンス、そしてデイに各20点を許したのです。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2011/01/dwight-howard-after-loss-guys-got-to-guard-on-the-perimeter.html

ドワイトは試合後、インタヴューでこう言っています。

"Either we get it together or we're just going to be a playoff team that doesn't win a championship,"

更に彼は続けました。

"Guys have got to guard on the perimeter. They've got to do a better job. It can't be just one dribble to the basket every time."

そう、はっきりペリメーターディフェンスの向上が課題だと指摘したんです。ペイント内は任せろ、しかし1~3番はもっとしっかり守ってくれないと困る・・・彼がこういう事を言うのはトレード前、カーメロにいいようにやられたナゲッツ戦以来です。こう言われてはバックコート陣とSF組は奮起する他ありません。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-news-0126-20110125,0,5402514.story

ヴァンガンディHCは今のロスターでも十分ディフェンスを向上させる事は可能と考えているようです。

“There's no reason we can't defend with the team that we have now. I don't see any reason from a personnel standpoint that we wouldn't be able to be an outstanding defensive team.”

更にヴァンガンディは言います。

“We've gotta get help on the perimeter and keep people out of the paint, so it's not at the rim all night. And then if it does get to the rim, either somebody has to step up and take the charge or come and block. But [Dwight Howard] can't be the entirety of our help defense.”

未だチームを大きく組み替えてそう歳月が経っていない現状で、特に新加入組に多くを求めるのは酷ではあります。しかし、逆に言えば彼らのディフェンス改善がそのままチームのプラスになるとも言える訳です。実際J-Richはそのキャリアでもっとも真剣にディフェンスに取り組んでいると言って良いでしょう。そういう意識がよりチームに浸透する事を切に願います。

http://nba.fanhouse.com/2011/01/25/tracy-mcgradys-rebirth-as-point-guard-helping-revitalize-piston/

因みにT-MACですが、実は彼はSGではなくPGとしてプレーしているようですね。なるほどスタッキーもゴードンもピュアPGとは言い難い以上、彼の役回りはポイントフォワードならぬポイントシューティングガードといったところでしょうか。

T-MACさん、来季はブルズみたくSGポジションが空いているチームになら彼が望む複数年契約も可能かも知れません。ピートラスを出して2~3番ポジションが手薄なマジック復帰もあるかも知れませんね。まだまだやれるところは見せてますが、スターターでフルタイム戦えるかというと体力と故障再発が心配ですから、私的にはタコルーの控えあたりにマジックが狙うのはアリかなと思います。

負けましたが、T-MACの復活の嬉しさで悔しさがあまり無い、そんなゲームでした。ロケッツ以降ニックス、ピストンズと青色の入ったユニフォーム姿が続く彼が、来季またマジックで背番号1を背負って立つ姿をちょっと見てみたくなった次第です。



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