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キングス114-111シクサーズ
ヒート125-119ロケッツ
ホークス99-83キャヴス
グリズリーズ111-104スパーズ
セルティクス85-82ウルヴス
サンダー99-90ブレーザーズ
レイカーズ102-84ホーネッツ
マヴス91-83サンズ


☆本日のハイライト
・レイカーズ強過ぎ、7連勝&オールスター後15勝1敗
・セルティクスは辛勝ってか最近ウルヴスが頑張ってる件
・スパーズはジノビリとダンカン不在でグリズリーズに苦杯
・ヒートのBIG3、全員が30得点超でロケッツの連勝を5で止める
・親友ナッシュに容赦無し、ノヴィツキー&マヴスがサンズを下す
・ウォーレスに40得点を許してもサンダー勝利
・ウィリアムズが31点、ホークスがジョー・ジョンソン不在でも勝利

トレードって基本バクチですよね。一方的な内容のトレードってのも世の中には確かにありますが、それとても後々考えるとそうでも無かったりするから難しいですよね。ええ、私が言ってるのはガソル兄弟をトレードしたレイカーズ&グリズリーズのディールについてです。あれ、当時は完璧なまでにレイカーズだけが特をした取引だと思いましたが、ガソル弟の成長を見た今となっては、そう断言も出来なくなって来たじゃないですか。ね、世の中そう単純でも無い訳です。

さて、今季もご存知の通りド派手なトレード劇が色々展開されました。その最たるものがニックスのカーメロ獲得である事に異論のある方はそう多くないと思います。驚きと言う点ではデロンの移籍の方が上でしょうが。

しかしながら、そのニックスが今かなり苦しんでいます。ビラップス、カーメロ、アマレというBIG3はむしろヒートよりバランスが良い印象さえあるのですが、この連敗を受けてメディアもカーメロに厳しい論調が目立って来ました。詳細はニックスブログを運営されている皆様に譲りますが、流石NYCのような大都会のメディアは厳しいなと思います。まあオーランドのメディアの陰湿さも大概ですがね(^_^;)

正直ニックスがあのディールに打って出る前、アマレも今季半ばというタイミングでのカーメロ獲得に前向きでは無かったと言われていました。それでもニックスが動いたのはD誌にも書かれていますが「暗黒卿」(〔C〕Kennyさん)アイザイア・トーマスの働き、もとい暗躍によるところ大だったと言われています。無論それだけが全てでは無いでしょうが・・・。

まあ今が谷なだけで、正直そんなに焦る事は無いような気もしなくはありません。実際ポテンシャルは無い訳でもなさそうですし、そもそもチームとして出来上がってあまりに日が浅いんですよね。今季すぐには結果が出ないでしょうから長い目で見よう・・・そういう考え方も成り立ちます。

しかし、ニックスがこのタイミングで若い才能を出しまくってまでカーメロを取ったのはそもそも長期的なヴィジョンに基づいてというより、今すぐ勝ちたいという思考なのは明らかです。そりゃそうですよね、だってビラップス、カーメロ、アマレを組ませておいて長期的視点もあったもんじゃありません。せめて来季にはそれなりの収穫が無いとニックスは苦しいです。

只今イーストの4強たるブルズ、セルティクス、ヒート、マジックのどこかを倒さない限り、ニックスはプレーオフでも1stラウンド突破さえ覚束ない訳です。しかし、ブルズとヒートはご存知の通りチームの中核が若いチーム。マジックだって若いドワイトを擁する限りは基本同じです。セルティクスだけがBIG3引退と共に強豪から後退する可能性がありますが、それもまだ数年を要しそうです。果たしてそれまでニューヨークのファンやメディアが我慢してくれるでしょうか?それに戦力アップを図るチームはニックスだけじゃありません。

ニックスはあのままアマレを中心に若い力が育つのを待った方が、財政的にも恐らくは健全だったでしょうね。チームとしてもその方が多分勢いがあったはずです。今のナゲッツがそうであるように・・・。今回のトレードをニックスファンが神トレードと称えるか、アイザイアの汚点がまた1ページ、と考えるかはあと数年で明らかになる事でしょう。

ところでトレードデッドラインの大型ディール連発で些か忘れられがちですが、マジックも今季は結構動きましたよね。ルイス、カーター、ゴタート、ピートラスと先発2人にベンチの主戦力だった2人を出したのですからこちらもなかなか派手な動きです。チームトップクラスのサラリーだったルイスとカーターを動かしたってのはディールとしても相当大規模だったと言えます。

ですが、実はこのディール、加入選手だけ見れば決して高いリスクでも無かったと思うんです。何しろ加入したのがアリーナス、J-Rich、タコルー、クラークです。タコルーはご存知マジックのファイナル進出の立役者の1人であり、ヴァンガンディHCの戦術は熟知しています。そしてカーターの代わりはJ-Richで現状十分なように見受けられます。クラッチタイムでの勝負強さはむしろ上じゃないでしょうか。クラークは主戦力でこそありませんが、故障で出来たチームの穴をよく埋めてくれていますね。

後はやはりルイスを出したってところでしょうが、これはもうバスとライアンである程度埋まる穴であるという計算が成り立っていたのでしょう。クラッチタイムでの強さはルイスの方が上でしょうが、それ以外はほぼフォロー出来ていると思います。

残すはやはり、アリーナスでしょうね。彼自身が依然としてかつての輝きを取り戻せていないのは残念ながら事実でしょう。ルイスも成績を下げていたのは事実ですが、今のアリーナスはまだまだもっと駄目な感じです。彼が6thマンとしてもっと点を量産出来るなら分かりませんが、このまま行けばルイスとアリーナスのディール自体は失敗だった・・・という結論に至ります。時にマジックの次の対戦カードはネルソンが欠場の可能性濃厚な、しかもニックス戦。先発の目もあるアリーナスがネルソン不在の場合果たしていかほどの結果を出せるか、この試合は何気に大事なゲームかも知れませんね。

なお、ニックス側もカーメロがこのマジック戦を「must win」と言ってます。あちらも連敗が続いているだけに、踏み止まらなければという思いで必死でしょう。先日の対戦のようにドワイトが好き放題インサイドで暴れられるのか、それともニックスに秘策があるのか。それぞれのトレードの成果が問われる対戦は、もう間も無くです。




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