ブログネタ
NBA に参加中!
プロローグはこちら

「1〜夜明け前〜」はこちら

「2〜スラムダンクとドリームチーム〜」はこちら

「3〜NHK・BSと伊藤忠商事、そしてシャック〜」はこちら

「4〜マジック・キングダムへの道〜」はこちら

「5〜青島健太とドナ・ウィニキーの頃〜」はこちら

「6〜“Be the Best!NBA”〜」はこちら

「7〜バスケットボールウィークリーからネットの海へ〜」はこちら

「8〜バッシュへの目覚め〜」はこちら

「9〜NBA Magical Inside始動〜」はこちら

「10〜KICKS、そしてスニーカー狂時代」はこちら

トロント→ニューヨーク、1週間旅行。ええ、あれは旅行以外の何者でもありませんでした。私の以前勤めていた会社は1年半に1度、アメリカ本社でのコンベンションに日本の社員も呼んでもらえるという研修旅行があったのです。が、その実態は研修といっても殆ど観光。トロントで数日のコンベンション、ニューヨークで見学がちょっとある以外はサイトシーイング全開なスケジュールとなっておりました。時は2000年夏、カーターがあのダンクコンテストでNBAを興奮の坩堝に叩き込んでいた頃。私もKICKSさんで何とか入手したAND1タイチの赤白を履いて成田空港へと向かったのであります。惜しくもタイチはミッドじゃなくローでしたが、当時は凄まじく品薄だったので贅沢は言えませんでした。つーか、あのタイミングでタイチの赤白を入荷していたKICKSさんは正に神。

さて、実は当日飛行機乗るまで知らなかったのですが、実は飛行機はトロント直行便ではありませんでした。経費の都合なのか何なのか未だによく分かりませんが、なんと飛行機はヒューストン行き。そこで乗り換えてトロントへ、という謎な行程だったのです。が、これが私個人にとって大きく幸いしました。ま、そんな事を思いもせずに、私は日本で買って持っていったSLAM誌を読みつつ、機内放送で「風雲!たけし城」を見ながらアメリカへ向かったのです。あ、気がつけば機内の日本人が揃って「たけし城」を見ていた事を言い添えておきますw

ともあれほぼまる1日のフライトを終え、私が初めて足を踏み入れたアメリカ、ヒューストン。ちょうど「ハリー・ポッター」の第1巻があちらでセンセーションを巻き起こし始めていた頃でもありました。あ〜、この眼鏡魔法使い少年のブームは確実に日本に来るなぁなどと思いつつ空港を歩いていたら、持ってきたのと同じSLAM誌が売られていたので思わず購入。何せ、ヒューストンの地で表紙がフランシスでしたからね。

さて、時間が来ましてトロント行きの中型航空機に乗り込むと、前の方の席にデカいブラック若人さんが。ちょっと目に入っただけなので誰なのかは分かりませんでしたが、もしやNBA選手かな?と思いつつ自分の席へ着き、飛行機は一路トロントへ。やはりヒューストンまで乗ってきた大型機と違って揺れます。

無事、トロントの地に到着して荷物受取所へ。すると、さっきのデカい人が。今度こそ分かりました、間違い無く彼はNBA選手です。何しろ、私がここまでやってくるまで読んでいて、更にヒューストンの地で更に1冊買い足したSLAM誌に1P記事が載っていた選手だったんですから。会社の先輩にサインペンを借りて、私はヘッドホンを耳にして立っている彼のところへ向かいました。かくて、言葉の無い会話が私と彼の間でかわされたのです。

私:(SLAM誌のページを見せて)「これは貴方ですか?」
彼:「うん」(と頷く)
私:(身振り手振りで)「サインOKですか?」
彼:「うん」(と頷く)


SLAM誌の自らの写真の上にサラサラとサインする彼に、更にお願いです。

私:(身振り手振りで)「写真OKですか?」
彼:「うん」(と頷く)


公私混同


写真撮影は一緒に来ていたエージェントと思しき方がやって下さいました。彼、ラシャード・ルイスは特に表情の変化こそありませんでしたが、プロ選手としてやるべき事を淡々とやってくれたのです。握手ぐらいしとくんでした。エージェントの方々に頭を下げて帰っていったのは覚えてます。それにしても彼、私より遥かに年下なんですよね。きっと彼の方ではそうは思わなかった事でしょうけど

後でコンベンション会場を兼ねたホテルに着いてから新聞を読んで知りましたが、ルイスはこのオフにFAとなっており、ラプターズとの交渉の為に故郷ヒューストンからトロントまで移動していたのですね。まあ、トロントの空港で彼に気付いていたのが私だけだったというのも何だか不思議でした。ホテルでESPNのニュースを早速チェックしているとT-MACのマジック入りが濃厚なんてニュースが流れていたこのタイミング、ラプターズファンにとってはそれどころでは無かったのかも知れません。T-MAC離脱の穴埋めにルイスってのは、まあ確かにラプターズの狙いとしては面白いところではありましたが。なお、このオフ結局ルイスはソニックス(現サンダー)との再契約を選んでおります。私が彼の姿を次に生で見掛けるのは、ジャパンゲームスのソニックスVSクリッパーズ戦を待たねばなりませんでした。

という訳で、トロントに着くなりNBA選手に遭遇した私はこれでほぼ運を使い切ったと言って良いでしょう。つーかシーズンオフにNBA選手に遭えた時点で最早悔い無しって感じですよね。でもまあ、折角来たんですからやはりまだまだ色々やってみよう!という事で、研修行事の合間を縫ってホテルから足を伸ばして向かった先は、エアカナダ・センターでした。

エア・カナダセンター


が、この日は勿論NBAもやってませんし、センター自体お休み。売店だけが開店していましたので、迷わずカーターのジャージーを購入。ホーム用のオーセンティックでした、というかオーセンティックはそれしかありませんでした。で、それを持ってまたホテルまで戻った訳です。因みに結構歩きました。その行きと帰り、どちらかは忘れましたが現地の白人の方にすれ違い様に「Nice shoes!」と例のAND1タイチロー赤白を誉めてもらったのは良い思い出です。確か、どこで手に入れたかまで尋ねられた記憶があります。頑張って仕入れて良かったです、KICKSさん有難う有難う。なお、ジャージーは早速コンベンション会場で着用しましたよええ。

コンベンションそのものでは日本代表のスピーチを!って事で、英語の全く出来ない上長さんが「ハロー、トロント!サンキュー!」だけでスピーチを終えた時は我々一同、飛行機離陸の瞬間よりも緊張したものでしたw また、コンベンション後のパーティーでは外人さんたちのノリについて行くのに苦労した覚えがありますね。特に同い年の同僚と2人でビリヤードやってたらこれまた2人に乱入された時はビビリましたよ。で、私はショットを空振りしたと思ったら微妙にカスってて、狙っていたのと違うボールを落とすという離れ業を演じ、「Oh, what a shot!」などとNBAのアナウンサーみたいな事を言わせて彼らを爆笑させたのでありました。ま、その後フルボッコで負けたのは言うまでもありませんがw

トロントでの日々は瞬く間に過ぎ、今度はニューヨークへ。こちらでは本社ビルの見学などを多少やったら後はもうフリータイムでしたね。私をスニーカーの道へと誘った先輩と一緒にナイキショップにも行きましたが、私が真っ先に向かったのはもちろんNBAストア。確か都合3回は行ったはずです。何を買ったかはやや記憶が怪しいですが、NBAロゴ入りバッグ、それとNBAのチーム別CDを買いまくった事だけは覚えてます。

NBAストアが閉店した事を思えば、これはこれで正解だったのかなと今は思いますね。あそこだけでしか入手出来ないものって、各チームのスター選手以外のジャージーぐらいだった気もしますが、やはり店の雰囲気はNBAファンとしては非常にテンション上がるものでしたね。店頭用ヴィデオで流れていたジェリー・ウエストのハーフコートショットを見て現地の方が「Crazy・・・!」とか言ってたのを思い出しました。

あと、HP常連のtackさんに頼まれてAND1タイチを探したりもしました。が、これが見事に在庫ありませんでしたね。やっとフットロッカーかフットアクションかで見つけたタイチはオール白のロー。ま、買って帰りましたが結局これは私のものになって、まだ手元にあります。

ニューヨークではあちこち地下鉄でウロチョロしましたが、街のスニーカーショップでAND1の怪しげなモデルとか売ってましたねぇ。こっちは買おうかどうか正直悩みましたが結局止めました。あと、上司がロレックス買って来いというので、チャイナタウンでお菓子入れるような缶の箱に纏めて入れてあったロレックスを買ったのも良い思い出です。因みに上司はそのロレックス、喜んで使ってました。

ニューヨークではベタな観光スポット(自由の女神とかそういうの)には殆ど行かなかったのです。それは別に構わないのですが、一つだけ後悔してるのはマディソン・スクエア・ガーデンに行かなかった事でしょうか。まあバスで前は通り掛かったんですけどね。

流石にもうNBA選手に偶然遭うとかそういうのは無く、我々も今度こそ直行便で東京へ。かくて、私のアメリカ大陸行は終わりを告げたのでありました。さて、今度アメリカへ行く日はいつの事でしょうかね、私。またこんなサインをもらえる機会が来る事を願います。

ルイス生サイン


(次回、「12〜師範がいた」へ続く)




B18 地球の歩き方 カナダ東部 2010~2011B18 地球の歩き方 カナダ東部 2010~2011
著者:地球の歩き方編集室
ダイヤモンド社(2010-03-13)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

B06 地球の歩き方 ニューヨーク 2010~2011B06 地球の歩き方 ニューヨーク 2010~2011
著者:地球の歩き方編集室
ダイヤモンド社(2010-05-22)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る