ブログネタ
NBA に参加中!


えー、今エントリーを読む前に、必ずNBAちゃんぷる〜の最新エントリー、「ロックアウトが起こりそうな予感」をご一読下さい。ま、うちを常時ご覧の方ならNBAちゃんぷる〜を見てない方はまずいないと思うんですが。

見ました?見ましたね?(←しつこい)

・・・これだけ前フリしといて全く関係無い話題に吹っ飛ばすのも面白いかなと一瞬思いましたが、そこまで体張ったネタは止めときますw では、本日のお題。

私、正直ロックアウトの話題は詳細が面倒くさいのでここまでムーディーに右から左へ受け流していた訳ですよ。とは言え流石にマジで決裂する5秒前になってきた今、話題的に触れない訳にもいきません。そんなところへtk兄さんが良く分かるエントリーを書いて下さった訳です。ありがてえ!ありがてえ!

ま、先日発売されたばかりのD誌なりH誌なりを買えばそのあたりの特集が載ってるとは思うのでそちらでもとりあえずおkなんですけどね。これ書いてる時点でまだ両誌買ったもののざっとしか目を通せてない私ですが、いくらなんでもこのタイミングで発売されるNBA専門誌がロックアウトについてページを割いてない訳がないだろJKと思うので、確認せず言い切っときます。こういう話はやはり専門誌の出番ですよね。ね?

ともあれ、諸々読んで頂ければロックアウトの危機についての全体像はだいたい見えてきたと思います。億万長者達VS千万長者達+百万長者達+NBA生き残りギリギリの方々、という対立構図が。

ところで、ここで素朴な疑問を呈してみましょう。今回、何故こんなにオーナー側は厳しい姿勢で選手達のサラリー削減に余念が無いのでしょうか?このままロックアウトに突入してしまえばデメリットが多い事ぐらい互いに分かっているはずなのに、ここまで強硬姿勢な理由はなんなんでしょう?

1.単純にオーナー側が守銭奴

シンプルですが、まあ有り得ます。東電社長だってあの体たらくで退職金5億円を受け取るようですし。福島の被災者に全額寄付しろっちゅうねん!はっ、つい横道に(-_-;)要するに、まあ経営者ってそんなもんですよね〜っていう結論の持って行き方です。全員そうとまでは言い切りませんが。

2.前回ロックアウトで勝利の味を占めた


これはあるかも知れません。ロックアウトってどうしても基本的にオーナー側が有利ですからね。選手側はスーパースター以外は給料が貰えずだんだん生活に困り、そのうち妥協を迫られる・・・そういう構図です。だから選手会側は選手に貯金を勧めてたんですが、そうは言っても選手の懐は千差万別ですからね。

3.ガチでお金が無い

とねがわ


「世間の大人どもが本当のことを言わないなら俺が言ってやる・・・
金は命より重い・・・!
そこの認識をごまかす輩は生涯地を這う・・・・・・!!」


いきなり利根川さん化してみましたが、実際NBA各球団の経営状態は良くないと聞きます。ペイサーズが一時期相当危なそうだったり、ホーネッツがNBA直轄チームになってしまったり、キングスが移転寸前だったところをケヴィン・ジョンソン市長のクラッチショットでようやくOT突入だったり。まあ最後の件はやや違う話ですが、要するにNBAチームって儲からないんです。

我らがマジックもドワイト体制で強豪になってからもずっと赤字だと聞きます。新アリーナになってようやくマシになったそうで、まああれだけタックス支払ってればね・・・と思ったら、これがタックス支払い体制突入前から赤字だったみたいなんですよ奥さん。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21606420110608

アメリカ経済もかなりヤバい状況が続いてます。リーマンショックなんてのもありましたが、要するにアメリカの資本主義は色々と上げ底だったのが誤魔化せなくなって来たんですよ。シークレットブーツ履いてたのバレちゃった、ズラが飛んでったみたいな・・・更迭したてな保安院の審議官は関係無いだろ!

このタイミングで、もしも何らかの事件を引き金にして大不況が始まる日が近いとしたら、億万長者のオーナー側としても左団扇ではいられません。彼らがNBAの経営に関して言っている赤字の規模などは確かに嘘かも知れませんが、本業含めた経営の危機を想定して吹っかけてる可能性はあるんじゃないかな〜と思うんですよね。

もっとも、そうだとしたら選手側とても同じ事。こちらはこちらで安定した収入を確保したい訳でして、契約期間や金額が縮むほど彼らだって困ります。CM等の副収入に多くを望めない中堅以下の選手なら尚更です。景気の良い中国企業のバッシュを履く選手が増える訳です、そりゃあ。ナイキやアディダス履いてたらビッグネームに隠れてただ履かせてもらうだけのバッシュも、中国メーカーなら広告収入に成り得ますし。マーブリーが中国へ自らのバッシュを売り捌きに行ったのは、結構正しい判断だったのかも知れませんね。

(以下続く)



THE MODS BEST“Records”THE MODS BEST“Records”
アーティスト:THE MODS
エピックレコードジャパン(2002-07-01)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る