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http://espn.go.com/nba/story/_/id/7234180/nba-lockout-players-not-accept-deal-seek-disband-billy-hunter-says
http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=AgUnluUL4m4K0hjUTCFmaqC8vLYF?slug=ap-nbalabor
http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=Am.zvCil1dNHnV_fRUpfthW8vLYF?slug=aw-wojnarowski_nba_labor_players_union_111411

・・・さて、先発続いた労使交渉の結果、オーナー側からの最終通牒だった前回のオファーを受けて、選手会の集まりが各チーム代表を集めてNYCにて行われました。その結果は・・・非常に厳しいものとなってしまったのです。現場からは、以下のようなツウィートがなされました。

Goodbye NBA season.

選手会はオーナー側の提案を拒否、同時に選手会全員による投票によらず、チーム代表30人の全員一致により選手会の解散を決定したのです。ここまで話し合われてきた交渉内容は全て無と化し、今後は独占禁止法でNBAを訴え、法廷で逆転裁判を目指す事となります。選手達はバスケットのコートでなく、法廷という名のコートで戦う事となった訳です。なお、Kenchさん情報では選手会は労働組合から同業者組合に組織を変更し、ビリー・ハンターは執行委員長として引き続き選手側の立場に立つようです。この事態を受けて、デヴィッド・スターンも'11-'12シーズンの開催が危うい事を認めました。ああ、tkさんのガッカリが目に浮かぶ・・・と思ったら早速記事にされてましたね、流石です。おお、遂にtkさんまでもオーナー側批判を!

http://espn.go.com/nba/story/_/id/7228134/nba-lockout-david-stern-says-greedy-agents-hurting-chances-deal

ま、この事態に至る前にスターンは選手会側を牽制してか、「選手のエージェント達が強欲にも選手達のサラリーアップ(=自分達の報酬アップ)を狙って妥結を潰そうとしてるんだぜギャース」みたいな事を言ってたんですよね。その可能性を否定はしませんが、「強欲」という言葉には違和感があります。何しろ、私もずっと書いてきましたがとにかくオーナー側はこれまで全然妥協らしい妥協をしてきませんでした。選手の取り分対決も57%から47%まで下げようとして、丁々発止の末に遂に選手会が7%譲って50%まで折れた訳です。しかし、オーナー側はまだそれ以上を望み、49〜51%(しかも実質51%は無理というオチつき)なんてオファーを出した訳です。結局今回の最終通牒も前回と大して変わらない内容だったそうでして、そりゃまあ決裂もするよなと。

要するに、強欲過ぎたのはオーナー達だったんですよ。選手会がここまで折れたんだから、少しは彼らに花を持たせて50/50で利益分配の話を片付け、後は細かい規則、ミッドレヴェル条項等の内容で多少折れてあげれば済んだ話なんです。それすらやらなかったオーナー側の強硬過ぎる姿勢が選手側の反発を招き、この事態に至った、そういう事です。

納得行かない向きもあるでしょう、1%ぐらい選手会が譲れば良かったじゃないかと。しかし、既に7%譲った選手会側が更に譲る1%と、2〜3%しか譲らずに済まそうとしたオーナー側の1%では全く重みが違います。オーナー側はヤフーのワジロフスキー記者が以前にツウィートした通り、30点差で勝ってるものを40点差にしようとして選手会のハードファウルに遭っただけの事です。かと言ってオーナー側が今更引くとも思えませんし、法廷に戦いの場が移るとなるとシーズン再開は相当延びるでしょう。オーランドでのオールスター開催も99%絶望かと思われます。

ま、なってしまったものを嘆いて何が変わるでもありません。とりあえず私はWOWOW加入予定を引き伸ばし、気長に待つとします。今までもそうだったように、ロックアウト如きで更新の手を止める事はしませんので、引き続き宜しくお願い致します。とりあえず今のところは、この記事のすぐ下にあるドワイトのチャリティーゲームの記事でもお読み頂いて、落っこちたテンションの回復にお勤め下さいませ。



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