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今年の風邪は毎年キツく、今年のボジョレー・ヌーボーは毎年数年来最高の出来。たまには「今年の風邪は大した事無いね〜」とか「今年のボジョレーは正直ハズレです」とか言ってみればいいじゃないと思う六伍壱です。

さて、ロックアウト論の続きを先に伸ばして今回はこの話です。

「H誌がちょっとヤバいんじゃないかと思う」

え、H誌ってナニ?Hな雑誌?!イヤーン六伍壱くんのエッチ!とか言われながらラッキースケベな日々を私も送りたかったとです(←普通そんな人生送りません)。へへへ、カマトトぶりやがって、本当は知ってるんだろ?言ってごらんその口で・・・

「HOOP」

アメリカ本国にもまんま同じ名前の雑誌あるよね、とかこれ以上ボケ倒すのもアレなんでこれぐらいで本題へ突撃です。そう、明らかにH誌はちょっとマズい事になってると思いませんか。ヤバい兆候が正直多過ぎるんですよ。

1.編集部入れ替えが頻繁

とにかくここんとこ、編集部の入れ替えが激しいんですよ実際。編集長も含めて次々交代してますし、最新号でもまた編集部入れ替えが発表されてました。結果、短いタームで次々と誌面が刷新されてます。つー事はつまり、悲しいかなあんまり誌面改革の成果は出てないって事なんですね・・・(´・ω・`)

2.雑誌の判型変更

あれは私、変更当時もかなり反応しましたよね。変更理由に紙不足だとか書いてたよーな記憶がありますが、正直絶対そんなんじゃないよなと思ってました。D誌もそうですけど、かなり特殊なサイズなんですよあれ。でも、ライヴァル雑誌が全く同じサイズで出ていたのに通常サイズに判型変更って、余程余裕無いんじゃないかなーと思います。

3.柴田さん頑張り過ぎ

これも最近指摘しましたが、柴田さんの頑張りは異常。自らライター要らずなクオリティの記事を書き上げるのも凄いですが、最新号に至ってはブーツィー・コリンズの来日公演へ突撃して、まさかのインタヴューですからね。あのですね、音楽誌のインタヴューでも普通なかなかライヴ会場内で出来るもんじゃ無いんです。

皆さんにしてみたらブーツィー・コリンズなんて「ナニこの風林館高校の校長みたいなヘンテコメガネの危ないおぢさん」程度の感想かも知れませんけど、全く畑違いな日本のNBA専門誌の為にこの偉大なる変態ベーシスト(←誉め言葉)が時間を割いてくれるなんて最早ミラクルの域。柴田さん、マジで物凄い仕事してるんです。ロックアウトでネタ不足な昨今、選手の来日ネタも無いのに日本での取材だけで2Pを埋めるこの誠実な努力、私は正直かなり尊敬しますね。あ、因みにこの曲でベース弾いてるのがブーツィー・コリンズです。



とはいえ、柴田さん超頑張る=色々余裕無さげな空気を感じてしまうのもまた事実ではあります。柴田さん、激務お疲れ様です。

かように色々不安要素満載なH誌さんの前に、ロックアウトという非常に厳しい現実が更に立ち塞がります。うちのブログを見てもコメント欄でのロックアウト継続に対する皆様のテンションの下がりようは尋常じゃ無いじゃないですか。NBAちゃんぷる〜でもそうですし、他のブログに至っては更新止まりっ放しで一番上に広告が表示されてるとこばかりです。まあ皆さんツウィッターに移行してるだけかも知れませんが(^_^;)

こんな冷え切った状況では、NBA専門誌の部数は更に厳しい事になるのは目に見えています。H誌、いやD誌だって油断してたら無くなっちゃったなんて事になりかねないんです。そうなれば日本からNBA専門誌は無くなり、1年に1回年鑑が発売されて終わり、なんて事になりかねません。

皆さん、常日頃「日本のNBA雑誌なんてw」と仰っているかも知れません。確かに私もかつてネタにしたように、記事内容に「?」と思わざるを得ないところはありますし、「○○ばっかり表紙にして」とお思いの向きもあるでしょう。ネットがこれだけ普及した今、情報の遅い紙媒体が必要なの?という意見ももっともです。

しかしながら、やはり日本全国に流通する専門誌が存在するというのは、そのスポーツにとって大きいんですよ。それが無くなるってのは、そのスポーツへの初心者の入口が失われる事を意味します。ネットがあると言っても、そもそもNBAを知らなければネットで情報を得ようともしないでしょう。ヤフーとかでも滅多にトップに記事が出ないですし、Number誌も今ではファイナルやシャック引退でも無ければまともな記事も載りません。NBAそのものの認知が今以上に落ちるのは目に見えています。

仮にNBAに興味を持ったライトユーザーがいたとして、彼はどうやって情報を得れば良いのでしょう?本国の英語サイトを見るにしても、英語を読めないとなるとエキサイト翻訳あたりを駆使してやっと何となく意味が分かるかな?ってなもんです。それを翻訳して教えてくれる日本語サイトに行き当たれば良いのですが、それとてもなかなか検索で見つかるものではありませんし、そもそも情報の正確さを担保するものではありません。

D誌やH誌のようなNBA専門誌は、ちょっと詳しくなった人間には得てしてバカにされがちな存在ですが、それが無くなってしまった時のダメージは実は甚大なんです。失ってから初めて分かる類のものなんですよね、それって。初心者が入らなくなると、そのジャンルは廃れます。そんな例は古今東西、いくらでもあるじゃないですか。

つー訳でお金に余裕のある諸兄、今こそH誌とD誌を買い支えてあげましょうよ。誌面の悪口言っていられる事自体がどんなに幸せな事か、無くなってしまった時の事を考えれば分かるはずです。自分がNBA初心者だった頃を思い起こせば尚更ですよね。

毎号いつ始まるか分からない補強特集でもランキングでも懐古記事でもいいじゃない。日本のNBAファンの炎を消さない為にも、私は今度の25日も本屋へ足を運ぶつもりです。皆さんもお財布の許す範囲内で、日本語NBA雑誌の存続に協力して頂けると幸いであります。

※念の為に申し上げますが、D誌&H誌のどちらの方々にも私は一切面識ありません。関係者でもなんでもありませんし、過去・現在の業種的にも全く絡みはありません。個人的な利益とか知り合いの為とかでは無い事だけご理解頂ければ幸いです。



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