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ホークス106-70ネッツ
ヒート115-107セルティクス
バックス98-95ウルヴス
ブレーザーズ101-79キングス
レイカーズ96-71ジャズ


☆本日のハイライト
・ヒート、ピアース落ちセルティクスの追撃をかわし開幕2連勝
・ブレーザーズもロイ引退のダメージをものともせず2連勝
・連敗ストップでレイカーズの開幕3連戦は1勝2敗に
・ホークス、ニュージャージー・ネッツ最後の開幕戦に謎の大勝
・ラヴ31得点20リバウンドでもウルヴス敗れる
実は引く手あまただったフェセンコ、なんとウォリアーズを選ぶ
ニックス、ダレンベアとの契約の為にロケッツを解雇されたジェレミー・リンを獲得

・・・まさかクリスマスも完全に終わり、♪年末だから〜あ〜byユニコーンなこのタイミングにまだクリスマスソング出して来るとは思うめえ。ま、そんな意外性はあんまりお呼びでは無いでしょうが。

で、今回は「で、ドワイトはどうなのよ」という話です。先のホーム開幕戦となったロケッツとの試合前、ドワイトが"We're going to have another great season. Let's go, baby!"とマイクで語った事は昨日も触れました。トレード志願しておきながら明らかにそれを念頭に置かないこのマイクパフォーマンス、なかなかドワイトの真意が分かりかねます。が、まあ何となくそのロジックも分かる気はするんです。トレードは確かにリクエストしたがコートに立てば関係無く全力を出す、という真面目なドワイトらしい考え方であると理解すれば納得も行きます。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_bianchi/2011/12/courtney-lee-dwight-howard-discontent-started-when-magic-broke-up-2009-finals-team.html


そんな中、アウェーゲームのためにオーランドにやってきた元マジック、現ロケッツのコートニー・リーがオーランドセンチネル紙の取材に応じ、ドワイトの状況についてコメントをしています。Go New York Go!さんに記事和訳がありますので是非ご覧になってみて下さい。リーといえばドワイトとは仲も良く、在籍1年でネッツへとトレードされた時にはファイナル出場チームからドアマットチームへの移籍という落差にショックを受けていた時もドワイトに励まされていた程の仲です。そのリーの発言となるとちょっと聞き流せませんね。では、早速リーの発言を抜粋してみます。

“I'm not surprised (Dwight requested a trade). When they broke up the team in 2009, you could just see the frustration in Dwight's face. We talked about it a couple of times and you could tell he was upset about it.

”Most franchise players are involved in the decision-making, and Dwight's feeling like he's not involved. If you're going to build around a player, you should communicate with that player and see who he’d like around him.”

“It's not like we got slaughtered in the Finals. You'd have thought a team that went to the Finals would have stayed together. We got that far in 2009 and the next season we would have had another year's worth of experience and playing together.”


ちょっと難しいのは、リーはマジックを1年で放出されたという恨みがある事。以前にマット・バーンズが「ドワイトもバロン・デイヴィスもレイカーズに来たがっている」なんて発言をしてましたが、実際にはデイヴィスは敢えてニックスを選んでたりする訳ですが、あれも元はと言えばマジックに再契約してもらえなかったバーンズの恨みつらみが根底にあるんじゃないかなーと。ましてやリーなんかファイナル進出翌シーズンに成績ロックボトムなネッツに出された訳ですからね。

ただ、ドワイトにレイカーズに来て欲しいだろうバーンズと異なり、今のリーにドワイト関連で願望込みの発言をする必要はありません。このコメントについて、リー自身の意図とかはそんなにないんじゃないかなと思うんですよ。じゃあリーの発言は何を意味するのかなと。

あのファイナル進出後、マジックはタコルーと再契約せず、代わってリー+バティー+アルストンでカーターとライアンを獲得した訳です。結果、マジックはファイナル進出チームからスターター2枚を落とし、新たにカーター、そしてバーンズを先発に入れました。ただ、それを解体とまで言い切るべきかは難しいです。PG、PF、Cはそのままですし、何より基本戦術のドワイト+3ポイント攻勢という戦術が変わった訳ではありません。実際このロスターの入れ替えに関係無く、マジックは2シーズン連続で59勝を達成しています。そしてチームはカンファレンスファイナルまで勝ち進んでいるのです。

アルストンの放出は個人的に残念でしたが、彼がネルソン故障時の代役でしかない事はアルストン自身が分かっていた事でした。バティーは控えビッグマンでしかありませんし、当時のゴタートの成長を考えれば放出は特に問題ありません。そして忘れがちですが、ライアンの獲得は後のルイスの成績低下を考えれば重要なポイントでした。

では、ドワイトが怒っていたという件についてはどうでしょうか。親友リーを出した事に対しての怒りであれば、そりゃあリーと話す時はドワイトもそう言うんじゃないですかね、と。このトレードで加入してきたカーターともドワイトは仲が良かったはずですし。問題点はむしろ、ドワイトがチームの方針決定に関与していないと思っている、という点なのでしょう。これに関してはマジックのフロントに改善が望まれます。ただ、補強についてのドワイトの意見が正しいかどうかは別問題です。例えばブーザーの名前を挙げていた事がありましたが、彼で優勝が目指せるかと言われると私はちょっと疑問です。

ただ、ドワイトの意見が違うと思うなら思うでフロントがちゃんとドワイトと話し、ドワイトをある程度は納得させる努力は必要じゃないかと思うんです。要はコミュニケーションの問題なんですよね。会社とかでも良くある話です。

(以下、続く)



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