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マジック103-87シクサーズ
スパーズ113-106ラプターズ
ピストンズ98-88セルティクス
キャヴス98-87ペイサーズ
グリズリーズ105-100ネッツ
ニックス100-85キングス
ロケッツ96-95サンダー
ホーネッツ92-89バックス
ウルヴス102-90ボフキャッツ
マヴス102-84ナゲッツ
ホークス101-99サンズ
ブレーザーズ93-91ウォリアーズ
クリッパース102-84ウィザーズ


☆本日のハイライト
・リン今日はキャリアハイの13アシスト&チームも7連勝。リンから猛虎魂を感じるで
・セルティクス、ペイサーズ、サンダーが敗れる
・※16連敗です
・ホークス、アウェーで逆転勝ち
・フォイが4Qに全10得点を集中、クリッパーズの勝利

今シーズンのコーチ・オブ・ザ・イヤーって多分サンダーのスコット・ブルックスだと思うんですよ、普通。でも、私的にはダグ・コリンズであって欲しいんですよね。

曲がりなりにもNBAのチームを名乗るからには、昔のドケチ時代のクリッパースみたいな余程の緊縮財政による補強レスなチーム作りをしない限りはまず各ポジションにそれなりの人材がいるもんです。NBAで見ている分にはなんだかパッとしないように見えるあの選手だってbjリーグに降臨すればチームの柱として毎年オールスター出場ですよ。学生時代からバスケでチームのエースとしてやって来たような面々ばかりなんですから当たり前です。

しかし、今季のドタバタ開幕前にシクサーズの躍進を予想出来た人間は決して多くはありませんでした。遂にエルトン・ブランドも機能し始めたとはいえ、チームの中心人物は長年サブリーダー的なポジションの方が相応しいと言われ続けてきたイグオダラです。今季もいいとこプレーオフ出場止まりだろJK・・・と思っていたらあの快進撃ですからね。チーム創立の経緯からしてもマジックにとっては兄貴分と言えるこの古豪がいよいよ復活した原動力がコリンズHCの手腕とは流石に読めませんでした。ジョーダン世代のファンにはどうしてもフィル・ジャクソン以前のジョーダンを擁しながら勝ち切れなかった今一つなブルズのコーチなんてイメージがあるこの方ですが、現役生活の全てをフィラデルフィアで過ごし、オールスターにも選出された程の選手でもありました。シクサーズを率いるというのはある意味彼にとっては当然あってしかるべき道程だった訳ですね。シクサーズが彼の手腕によって蘇ったというのはシクサーズのオールドファンにとっては物凄く感慨深い事だろうな、と思います。

http://scores.espn.go.com/nba/preview?gameId=320215019

さて、そんなシクサーズにマジックは今季既に1度戦って69-74で敗れています。もっともあの時、マジックは丁度絶不調連敗中で、あの敗戦で連敗を4に伸ばしたところでした。どうやらこちらが立ち直れた今、プレーオフでの対戦も有り得る相手とどう戦うかが期待された訳です。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=320215019
http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-philadelphia-0216-20120215,0,7929595.story
http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/2/15/2801397/orlando-magic-philadelphia-76ers-2012-final-score-recap-nba

結論を先に言ってしまえば、と最近書いた気がしますがまあ気にせず書いてしまえば、スタートダッシュでいきなりマジックは主導権を握りました。いきなり2桁得点リードを持っていくと、後はそのままそのリードを一度もひっくり返される事は無かったのです。実際前半終了時点で16点だったマジックのマージンを4Q中盤には8点差まで持っていったぐらいです。シクサーズも勿論再三マジックに迫りはしましたが、その度にマジックが再度突き放した、それだけの事です。

ライアンはこの晩に10本中7本の3ポイントを成功させて27得点とエントリーが正式決定した3ポイントシュートアウトの準備は早くも万端といった感さえあります。たまたま当たりの日だったとお思いの方、そうではありません。このチームはこういう戦術なんであって、3ポイントが決まるのは偶然ではなく、フリーで彼らが打てるようなチームプランだからです。そうじゃなければライアンだって今季3ポイント試投数と成功数で1位にはなれません。かつてのラシャード・ルイスと同じ道をライアンは今行っているのです。今日はさっぱりでしたがオフェンスリバウンドの貢献を考えればルイス以上かも知れません。

思えばネッツからカーターを獲得するトレードをマジックが刊行した時、コートニー・リーを放出した事を惜しむ向きもありました。確かに攻守に懸命な彼の放出は残念でしたが、あのトレードでマジックにやって来たのがライアンでした。今見てみて下さい、リーは相変わらず好選手ではありますが先発定着かと言うと微妙な線です。それに対してライアンを見て下さい、今や先発PFの座を確たるものとし、オールスターのリザーヴ候補にも名前が挙がるところまで来ています。確かにカーターは期待に答え切れませんでしたが、ライアンがマジックに来た意味を考えれば、なかなか悪いものでも無かったどころかかなり重要だったと言えます。ライアンが今マジックにいなければマジックの成績は今より低く、ドワイトはとっくにチームを出ていってしまっていたのかも知れません。ルイス、アリーナスetcあって最近はバッシングも増えてきたスミスGMですが、これに関してはファインプレーだったの一言ですね。

また、ネルソンのキャリアハイに並ぶ14アシストも素晴らしいです。彼にとっては今季ここまでで最高のゲームが出来たんじゃないでしょうか。彼がこの調子でキレキレのプレーを見せ、なおかつクラッチショットを以前同様に決めてくるなら、マジックにいよいよ隙は無くなります。'08-'09のファイナル進出の夢再びというのも決して絵空事では無くなってきますね。

実際マジックはホークスと並んでイースト4位。3位シクサーズにも今日勝って1ゲーム差に迫りました。1位のブルズ、2位のヒートに追いつくのは流石に大変かも知れませんが、イーストの優勝候補に名乗りを挙げるには十分な位置まで戻って来たと言えます。後はそうですね、もう一押しプラスアルファがあって欲しいです。それがシーズン半ばのトレードorFA補強なのか、はたまたジェレミー・リンのような若手の飛躍なのかは分かりませんが、是非想定外なプラス要素が欲しいものですね。





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