ブログネタ
NBA に参加中!


ウエスト152-149イースト

あまりに憂鬱な展開に終わったオールスターに合わせて鬱なタイトルの曲を探してたらU2に行き着いてしまいました。この名曲が歌っているのはもっと深刻な事件についてなのですがね。全く、お祭りなんだから「ビューティフル・サンデー」でも選んで「♪さわやかな生き霊〜」と懐かしのボキャブラネタを被せるつもりだった私の浮かれ気分でロックンロールな気持ちを返してくれよって感じです。



http://blog.goo.ne.jp/tatsuya0505/e/b3c1969f62ea3f6bda5dce41e3272489

20年前、オーランドでオールスターが開催された時、マジックにオールスターに選出されるに相応しい選手はいませんでした。そこへ折からのマジック・ジョンソンのHIVウイルス感染→引退→まさかのオールスター選出、そして涙、涙の大活躍とMVP。それは地元スター不在のオールスターである事を考えれば、むしろ好都合でさえあったと言えます。しかもその主役のニックネームがマジックだなんて、出来過ぎなぐらいのパーフェクトエンディングでした。

あれから20年。オーランドの地にもNBAを代表するスター選手が在籍しては、オールスターのコートに立つようになりました。シャック、ペニー・ハーダウェイ、マクグレディー、グラント・ヒル、ネルソン、ルイス、そしてドワイト。そんな中でもドワイトは今や移籍騒動の渦中に飛び込んではいるものの、今やマジックで最も得点した選手となってリーグNo.1センターの座を確立しています。今回のオールスターがこのタイミングで行われた事はマジックにとってはギリギリセーフなはずでした。チームの顔にしてリーグに君臨するスーパースターをホスト役としたオールスターです。試合前にはトレード要求中にも関わらず、いやむしろそうだからこそなのかもな大歓声を受けるドワイトにMVPの花でも持たせてあげようってのが人情じゃあございやせんか。

しかし、サタデーのエントリーにも書いたように私は危惧していました。ただでさえオールスターと言えば、レブロン&ウェイドがどこの会場でも当たり前のように我が物顔でMVPを狙いに行く場と化しています。そこへ今回、更に悪い事にドラフト同期のこれまた空気を読まない男、カーメロ・アンソニーが先発に加わってしまいました。この面々が果たしてドワイトに花を持たせようなんて殊勝かつ大人な事をするだろうか?という点を私は怖れていたのです。

これがウエストのチームなら、そのあたりちゃんと分かってます。オールスター会場がヒューストンならばT-MAC、ダラスならばノヴィツキーにボールを渡し、彼らご当地エースの活躍を地元のファン達に楽しんで頂き、なんならMVP狙っとく?ってなもんです。昨年のコービーなんかはもうまんまですよね。ま、因みにダラスでノヴィツキーより多くシュートを放っていたのがカーメロなんですが。

そんな不安を倍加させたのがサタデー、3ポイントコンテスト。ヒートのジェームズ・ジョーンズが22点を叩き出した時に盛り上がりまくりなレブロンとウェイドを見た時、ジョーンズかチャルマースが優勝でもしよいものなら本格的に調子乗りよるなと思ったものです。幸い(?)ヒートの2人は敗退したのでレブロンとウェイドのテンションは下がりました。その時は、ですがね。

まあ調子に乗るフラグも折れたし、イーストの面々もいくらなんでも空気読むだろうと思いましたよ私。でも、それは全くもって甘い考えでした。いや、それどころかって感じです。試合前の選手紹介で先発陣が登場した時、ドワイトとレブロンが一緒に踊ってた時はちょっと期待したんですよ。おお、レブロンも今日はドワイトに花を持たせる気が少しはあるのかなと。いや、あれは「今日もオレが主役だ」アピールに過ぎなかったんですね。因みにローズは何故か彼らを見て無表情でした。「やっぱこいつらとは合わんわ俺・・・」とか思ってたかどうかは知りませんがw

http://www.nba.com/allstar/2012/allstar-game/index.html
http://sports.espn.go.com/nba/recap?gameId=320226031
http://www.orlandosentinel.com/sports/nba-all-star-game-orlando-2012/os-nba-all-star-game-orlando-0227-20120226,0,3778049,full.story

試合そのものは接戦で盛り上がったとは思います。3Qまでずっとウエストのターンって感じではあったにしても、です。コービーがマイケル・ジョーダンを抜いてのオールスター通算得点記録がかかっていただけに最初から点取りモード全開だった事もあって、ウエストは得点面で先行しました。一方のイーストはレブロン達のノリなのか、なんだかユルユルなノリ。レブロンとウェイドのホットラインは絶好調でしたが。

今日、ドワイトは3ポイントを4本放ちました。特訓して来たか?いえ、そんな訳がありません。試合前には練習してたらしいですけど付け焼刃ですよね。じゃあウケ狙い?そうであるようには見えます。しかしながらドワイトがこれをやるのは昨年に続き2回目、しかも4本も打ってます。ギャグにしてはしつこ過ぎるでしょ?私、これはドワイトなりの精一杯のアピールであるように思えてならないんです。もうちょっとボール回してくれよ・・・という。

もっともドワイト側にも問題が無い訳ではありません。そもそもシュート力の面で使い難いってのは確かにあるんです。シャックほど圧倒的な破壊力がある訳ではありませんからね。ボールを持つ機会そのものが少なかったのは本人の場所取りの悪さもちょっとはあるとは思います。ウェイド、レブロンと3人で速攻走ったときもあの位置じゃそりゃパスもらえんなーって感じでしたし。

でもなー、先発陣でドワイトにボールを渡そう、シュートを打たせようって配慮が見られたのはローズぐらいだったように見えます。速攻でレブロンがドワイトも一緒に走り込んできたのにワンマンアリウープしようとしたのには流石に吹きましたw まあ意表を突いたのは確かですし、結局失敗してフィニッシュはドワイトのダンクになったんですけどね。

ともあれウエストは19点のリードを持ってって前半を終了。ハーフタイムショーはラッパーのピットブルに加え、クリス・ブラウンとニーヨという2大スターが登場しました。クリス・ブラウンは歌詞のサビ、「ニューヨークシティー」「ロサンゼルス」のうち、ロサンゼルスの方を途中から歌うのを辞めたのはドワイト移籍問題に対する彼なりの配慮だと私は睨んでます。「あちゃー、選曲ミスだわこれ」と、歌ってて彼も途中で気付いたんでしょうw



そして3Q、事件が勃発しました。ジョーダンの記録更新へ向けてゴールへ向かうコービーにウェイドが激しくファウル、なんとコービーの鼻を折って出血させてしまったのです。えーとですね、私もそれなりにオールスター見てきたつもりでしたけど、オールスターで血を見たのは初めてだと思います。てか、マイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソン、ラリー・バードといったスーパースターがそんな激しいファウルを受けるオールスターなんか記憶に無いというか、彼らにそんなファウルをオールスターで仕掛けるという発想そのものが無いんでビックリしました。まあそれでも結局コービーはこのQでジョーダンの記録を打ち破るオールスター通算得点記録をボースハンドダンクと共に決めました。あ、もしかしてジョーダンブランド契約のウェイドとしては社長の記録を破られるのが我慢ならなかったのか(゜∀゜)因みにこの件についてのウェイドの発言をどうぞ。

"Yeah, I obviously didn't try to draw no blood, but I took a foul. Kobe fouled me two times in a row, so he's still got one up on me. But I'm glad that everything was cool and we got back to being competitive and having fun."

だからコービーが先に2回ファウルしたとか余計な事はいいから普通に謝れよ・・・orz・・・いくらコービーが昔生意気だった盛りのオールスターでスクリーンに来てくれたカール・マローン先輩に向かって「どいてろ」などと失礼千万な事を口走った事があるからって、こんな目にあう謂れはないだろうと。tkさん情報ではどうやら何年も前から確執があるそうで・・・まあ、このファウルで試合の空気が変わってマジモードになった面はあるかなとは思いますがね。

それはさておき、試合は4Qにようやく競り合います。イーストがQ終盤になって追い付いて来たのです。こうなるとオールスターと言えども勝負事、選手もそれなりに本気を出します。イーストはレブロン、ウエストはデュラントが得点の応酬で場内は沸きました。特にレブロンが3ポイントを2本決めてきたのは大きく、コービーが得たFTのうち1本をミスした時には149-151、残り時間16.3秒。イーストに勝機が生まれました。タイムアウト空け、ボールを持つのは勿論レブロン。・・・さて、ここから何が起きたかを的確に纏めた秀逸なレスを紹介します。


3:02/27(月) 21:08 ??? [sage]
誰もが「ここはレブロン一択だろう!」と思った
会場もテレビの前の視聴者もそう思った

レブロンに渡った、マッチアップはコービー、さあ勝負だ!

勝負を避けてパス、ラストショットは人にお任せで責任回避

だがリバウンドを取った、またレブロンに渡った、もう時間がない、打て!

パスを相手選手に投げるレブロン

それでもあと1秒ちょっと、3点差なら同点に出来る、今度こそレブロンが!

スローインを入れるためにコート外に出るレブロン
おいおい、どんだけヘタれたら気が済むんだよ、このキング様はww



・・・私ですね、この件については正直レブロンを擁護しようかなと思いましたよ。思いましたが、擁護出来る理屈が思い浮かばないんです。さっきまでいいショット決めてたのになんで急にパッサーになんのと。因みに最初にパスを受けて3ポイントを外したのは病み上がりローズに代わってコートに立っていたデロン・ウィリアムズでした。うーん、クリーンなフリー状態でしたっけ彼(^_^;)

イーストの最後のオフェンス前にフリースローラインに立ったのはこの日、期待通りのダンクショーで沸かせたグリフィンでした。彼はレブロンが投げたパスをスティール(多分)、ファウルを受けたのです。残り1秒のこの場面、グリフィンは1本を外してウエストのリードは3点。あれ、もしかしてグリフィン空気読んでわざと外しましたこれ?その間、レブロンはコービーに話しかけられてました。レブロンさん、なんと言われたんですか?

"Yeah, he was telling me to shoot it. I [saw] my teammate open for a split-second. When I tried to throw it late, that's what usually happens and it results in a turnover. Definitely, I wish I could have that one back."

やはり、コービーは「打てよ」と言ってましたね。彼からしたらあの場面でパス?信じられんわってなもんでしょう。確かに少し前にドワイトのダンクに繋がるアシストパスを決めてましたよ。でもあれは完全フリーでしたからね。

で、ラスト、レブロンがスローインしたボールを受けてのウェイドの3ポイントはエアボールに終わってしまったという訳です。まああの場面まで行くとドワイトがやる事はありませんでしたからそこはもういいんですが、なぜ上背もあって3ポイントも決めていたレブロンが最後に打たないのかと。36得点7アシスト6リバウンドの彼の活躍が最大21点あったイーストのビハインドをここまで持って来た事は間違いありません。イーストが勝てばレブロン、ウエストが勝てばデュラントがMVPなのはもう状況的に明らかでしたし、何よりホスト役のドワイトをここまで差し置いて例年通りやりたい放題やったんだから最後まで責任持てよと思います。おもちゃ片付けない子供じゃないんですから。

ただ、レブロンに同情するとすればあのオーランドの観客によるブーイングは無いなあと。フィラデルフィアでコービーにブーイングがあった時もあれはちょっとな〜と思ってましたが、今回も一応同じフロリダのチームなんだから大目に見てやれよと思います。あのブーイングでレブロンもムキになっちゃったんじゃないかなーって可能性もあるじゃないですか。

だいたいマジックはあの時のフィラデルフィア(シクサーズがレイカーズにボコられ、しかもコービーは元々親父がシクサーズ在籍だったから子供時代をフィリーで過ごしている)と違い、プレーオフでレブロンにボコられた事はまだありません。むしろ逆でしたよね、キャヴス時代は。マジックとヒートがプレーオフを戦ったのはただ1シリーズのみであり、それは両方のチームにハーダウェイという名前の選手がいた時の話です。今や2人共セレブリティゲームで隠居モードですよ。日本と韓国みたいに地理的に近いチームだからこそのライヴァル意識は分かりますがちょっと心狭くない?と思います。オールスターぐらいは堪えなさいよと。しかしながら、この件による情状酌量を加味してもなお、やはりレブロン擁護は難しいです。最近言動は改善されてたのですがねぇ。

誤解して頂きたくないのですが、私はオーランドでのオールスター開催なのにドワイトが隅に追いやられた事よりもレブロンがクラッチショットを3回も打とうとしなかった事に、よりがっかりしています。まさかこうまでチキング化しているとは思いもしませんでしたね。しかも試合終わった瞬間にハグも挨拶もせずにそそくさとベンチへ戻るって、あんたがチキンだから負けたのに何不機嫌になってんのか意味が分かりません。ウェイドとコービーだってあのいきさつはさておき一応ハグしてたというのに・・・。

私は少し前まで、ビッグ3のセルティクスやコービーのレイカーズを打破しての若手による世代交代を望んでました。しかしながらその世代交代がほぼ達成されつつある結果は我が物顔で好き放題やっといて最後は投げ出すチキング様、偉大な先輩の鼻をオールスターのコート上で折って詫びない彼のチームメイト、そして今回コート上ではまだ控え目でしたがチームにトレードを強要して大都会へ動いたこれまたチキング様の友人、こんな面々が仕切るNBAだったのです。そして今、ドワイトもその友人のひそみに倣わんとしています。

私は懐古趣味ですが、単純に「昔は良かった」なんて三丁目の夕日的なメンタリティーは好きではありません。昔のNBAだって誉められたもんじゃないですよ。'60年代は人種差別の壁と戦う必要がありましたし、'70年代はドラッグ問題がありました。'80年代になってマジック&バードのおかげで人気が出て状況は良くなりましたけどね。

ジョーダンだって新人の頃はゴールドチェーン巻いてダンクコンテスト出てて感じ悪かったもんです。そんなジョーダンをオールスター本番でアイザイア・トーマス以下先輩達がボールを渡さないなんていじめをやった事もありました。シャックが新人で選ばれた時はウエストのダブルどころかトリプルチームなんて酷い事もありました。コービーについても上で触れた通り、まあ生意気なガキでしたよ。

それでも、彼らは少なくともバスケット、NBA、先輩方に対する敬意みたいなものは欠かしませんでした。今回コービーが色んな選手と1on1を披露したのは恐らくは20年前のマジック・ジョンソンへのトリビュートという気持ちがあると思います。ドワイトもそのあたり分かっていたのか、デュラントと1on1してましたよね。翻ってヒートの2人とメロさんはそげな事進んでやってましたか?ボール貰ったらひたすら走って仲間内でアリウープショーばかりだったような気がします。それはそれで盛り上がりますけどね。

サタデーでのダンクコンテストや3ポイントコンテストではレトロジャージを着用したりシールを取り出したりと、偉大な先達へのリスペクトの表明が何度もありました。ダンクコンテストのそれは点が欲しいが故のものだったかも知れませんが、それでもトリビュートされる側は悪い気分では無かったはずです。そういう気持ち、今が盛りの'03組には皆無なのでしょうか?

ジョーダンに失礼な事を言ったとされたアイヴァーソンですらシクサーズ加入当初はシクサーズの大先輩PG、モーリス・チークスへの敬意を示していました。フィラデルフィアでのオールスターでは1日だけ背番号を6にして、ジュリアス・アーヴィングをリスペクトしていたものです。そしてそんなアイヴァーソンと、これまたアレなキャラで知られたマーブリーさんが大逆転を演出した'01オールスターは物凄く見応えがあり、楽しい試合だったはずです。今回のゲームはそれと似た試合展開でしたが、最後のあれで台無しでしたね。

そもそも、オールスターのラストショットなんて外したところでさしたる問題はありません。外した事も世間は速やかに忘れ、覚えているのは勝者の記憶のみです。ああ、デュラントが初MVPだったよねで終わる話なんだから、迷わずレブロンは自ら打つべきでした。外したって構わないんです、挑戦した結果なんですから。ましてやこれはオールスター、失敗したところでさしてダメージはありません。それが3回もシュートチャンスを見送った結果、逆にレブロンには肝心なところでシュートを打たない男だという評価が一層確立され、人々はレブロンがクラッチに弱いとされる実例のサンプルをまた1つ得てしまった訳です。マイケル・ジョーダンがナイキのCMで言っていた「何回もシュートを失敗してきたからこそ私は成功した」という言葉の意味、レブロンは分かっているのでしょうか?

かつてあれほど世代交代を望んでいた私は今、昨ファイナル宜しく世代交代が進まないか、いっそデュラントやローズの代まで一気にリーグの主軸が移るかして欲しいと思っています。数年前ならレブロンとカーメロがオールスターで初めて同じチームでプレーと聞けば観る側もテンション上がったはずだったのに、今や'03年組は実力はあるのに残念な面々の集まりといった観さえあります。そりゃ'96年組だってアイヴァーソンとコービーは事件起こすわ、他の選手と確執状態だったわと色々ありましたよ。でも、今日の'03年組よりは余程マシだったと、今なら確信を持って言えます。

カーメロさんはニックスが完全にジェレミー・リンのものとなった現実を受け入れしおらしいですが、レブロン&ウェイドは今季から黒一色のユニフォームも加わっていよいよダースベーダー感を強くしています。昨ファイナルはノヴィツキー・スカイウォーカーのショットでマイアミのデススターは墜ちましたが、今のマヴスははマイアミ帝国の逆襲に立ち向かえるかどうか分かりません。この増長するばかりの残念なコンビに鉄槌を喰らわす新たなヒーローの到来を願いつつ、非常に長くなった本稿を終わろうと思います。

・・・それにしてもレブロンが何かやらかす度にアクセス数が急増するマジックブログってどないやねんと思いましたw

P.S.

レブロンに関する名ツウィート2選です。

LBJとかけてオートマ車と解く、その心は?クラッチじゃありません。(Kenchさん)

ゴリさんは、多分キャリアの最後までゴリさんであろう事を確信した瞬間だったww We will see what he is gonna do in the NBA Final.(sheedstackさん)





ザ・ベスト・オブU2 1980-2000ザ・ベスト・オブU2 1980-2000
アーティスト:U2
USMジャパン(2009-12-02)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

18シングルズ (初回限定盤)(DVD付)18シングルズ (初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:U2
ユニバーサルインターナショナル(2006-11-15)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る