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ペイサーズ93-89ウィザーズ
ヒート106-85マヴス
ブレーザーズ99-93ホーネッツ
サンダー102-93レイカーズ


☆本日のハイライト
・昨ファイナルのリマッチ、ヒートが快勝
・フィッシャー早くもロス凱旋、暖かく迎えられる
・そしてチームもレイカーズに勝利
・ペイサーズはネッツ戦の大敗から立ち直る白星
・ブレーザーズ「まだだ、まだ終わらんよ」
グラント・ヒル、右膝にメス
ジャーメイン・オニールは左手首手術で今季オワコン

ゆ〜すけさーん、レスリングの話じゃ無いでコロン。

さて、アメリカスポーツ界の重大イヴェント、NCAAマーチ・マッドネスもファイナル4に入りました。私は例年なんとなーくノースカロライナ大(以下UNC)推しなんですが今回は先日負けましたね(´・ω・`)これまたすこーし推しのデューク大に至っては1回戦でまさかの撃沈で、レディックが「みんなデューク大が負けたら喜ぶんや・・・(つД`)」とお嘆きでした。そんなにデューク大ってアンチ多いんですかね実際。

後はあれです、青いチームカラーな大学をなんとなーくなんとなーく応援するぐらいですかね私?あああれだ、UNC以外はとにかくアップセット大好きです。強豪だの常連だの言われる大学があっさり無名校に足元を掬われるなんて最高ですね。そんな具合ですから私はヘイワードのいたバトラー大、あそこには優勝して欲しかったとです。2010ファイナル、本当に惜しかったですねえ。

http://espn.go.com/nba/draft2012/story/_/id/7752253/north-carolina-tar-heels-john-henson-harrison-barnes-kendall-marshall-enter-draft


さて、既に敗れたUNCの選手達のうち3人がアーリーエントリーを決めたというニュースが入りました。UNCみたいなNCAA界の雄ともなると全米中のスター高校生を他大学とスカウトしあいながら取り合うので、ハナっからNBA行く事だけ考えてる腰掛けOLみたいな感覚の奴とか普通にいるでしょうね。高卒エントリーが禁止されてしまったので義務的に1年いるだけみたいな選手を、そう分かっても相手にして取り合うのは大変な仕事だろうなあと思います。何しろその1年で、キッチリ優勝してしまうカーメロみたいな化け物もいる訳ですから。

昔はデューク大はアーリーエントリー禁止でしたが、これもエルトン・ブラントとマゲッティが揃ってその禁を破ってしまってからはもうそんなルールは存在しないようです。ダンカンみたいに大学4年間をキッチリ勤め上げてからNBAでドラフト1位指名、なんて選手はもう極めてレアなんですね・・・(´Д`)

それでもアメリカの皆さんはNCAAトーナメントが大好きです。何しろ大統領までもがその結果に一喜一憂したり、選手に電話したりするぐらいですからね。UNCのOB、ケニー・スミスもNBAの優勝チームを予想しろと言われているのに「ノースカロライナ」と答える始末ですよ。多分前にも書きましたが、アメリカ人は日本人が高校野球を熱心に応援する姿を不思議がる権利は全くありません。あんたらメリケンな皆さんもおんなじですよ、おんなじ。

http://www.cbsnews.com/8301-31751_162-57406370-10391697/vote-could-kentucky-beat-nbas-wizards/

さて、ここまで全て前フリです。えー、今日の話題はケンタッキー大。今回もファイナル4入りを果たしているこの名門校について、とあるトピックスがありました。ゲイリー・ウィリアムスという、前メリーランド大のHCだった方がワシントンのラジオ局で「ケンタッキー大が本拠地のラップ・アリーナで1試合やったらのう、NBAのワシントン・ウィザーズには勝てまっせ」(キリッ)と言い放ったのです。

アマチュアチームがプロ球団に勝つ・・・これぞアップセットの究極型、正にジャイアントキリングじゃないですか。そして我々日本人にはこれは良く見慣れた風景です。昔々、阪神タイガースがもっと補強に金を使わないケチケチ球団でダメ虎と笑われていた頃、阪神とPL学園が試合したらPLが勝つんじゃないかなんて話が関西方面ではよく囁かれていました。何しろ清原&桑田で1年生時の夏にいきなり強豪池田高校を薙ぎ倒して優勝してしまって以来、高校野球のトーナメントの大会でPLと当たる=\(^o^)/オワタ状態、という時代があったんです。

清原と桑田が揉めながらプロ球団へと向かった後もPLは先発級の投手を3人抱えて優勝したりと、何だか別次元な強さを見せていたもんでした。あの頃の異常なPLならもしや・・・と思う人間の気持も分からないではありません。確か甲子園のスコアボードが電光掲示板表示になる前、高校野球の最中に負けてる方の学校名を書いたボードが落っこちて、その下に阪神の名前が書かれてたとか、そんな話があったような記憶が微かにあります。

余談ですが阪神はたけし軍団に負けた事があります(笑)。'91年シーズンオフ、阪神タイガースのファン感謝デーにて阪神二軍がたけし軍団と対戦してなんと敗戦、翌日のスポーツ新聞に「阪神13位」と書かれてしまったのです。たけし軍団唯一の阪神ファン、ダンカン氏が俺の阪神ファンの日々は何だったんだ的な嘆きをもらしたそうですね(笑)。もっともたけし軍団、翌年はロッテ二軍にも勝ちましたが。

そんなのは芸人接待だとお思いの貴方、これまた二軍ですが阪神はつい最近、'10年にもフルメンバーで三菱重工神戸という完全アマチュア社会人チームと育成試合で対戦、2−3で敗れております(笑)。二軍だとはいえ曲がりなりにもプロ、そういう事はあるんですよ。

野球の例と違い、もっとガチにプロとアマが対戦し、しかもプロが結構な頻度で敗れているのがサッカーの世界ですね。漫画の「ジャイアント・キリング」の世界正にまんまですな。そう、その舞台は天皇杯であります。アマチュアどころか高校チームまでが参加するこのトーナメント、Jリーグ勢は主力を休ませるためかポロポロと星を落とします。J1チームがJ2チームに遅れを取るぐらいはむしろお馴染みの光景ですね。問題はそれより下のチームにJ1チームが取りこぼすケースであります。

実際に市立船橋高校がバリバリ強かった頃の横浜Jマリノスを敗戦寸前まで追い詰めた時は、もうマリノスと市立船橋高校を入れ換えろよ、と言われたもんでした。まあ、こちらも厳密にはJ1側がフルメンバーじゃないケースが殆どなので厳密にはアップセットないしジャイアントキリングと言って良いのかな?とは思いますが。

じゃあアメリカではどうなんでしょう?ストリートバスケットのレジェンド達はNBA選手達をキリキリ舞いさせたエピソードが数多くあります。カリーム・アブドゥル=ジャバーがもっとも恐れた対戦相手はNBAの誰でもなく、なんと一度もプロのコートに立つ事の無かった伝説のストリートレジェンド、「G.O.A.T.(グレイテスト・オブ・オール・タイム)」アール・マニゴートでした。近年でもNBA選手がストリートバスケットの舞台に立ち、時として敗れることは無い訳ではありません。

ピックアップゲームの類いでNBA選手が思わぬ敗北を喫するなんて事も珍しくありません。今はウィザーズにいるジョーダン・クロフォードが学生時代にレブロンの上からダンクを叩き込み、ナイキがその試合の映像を隠そうとしたなんて騒ぎもありましたね。



http://espn.go.com/nba/story/_/id/7749118/stan-van-gundy-calls-notion-kentucky-wildcats-defeating-washington-wizards-absurd

しかし、NBAチームが学生チームに負けるなんて事が起こりえるでしょうか?ここで登場したのが我等がマジックのHCにしてカレッジでのコーチング歴もあるデブ髭親父、スタン・ヴァンガンディであります。たまにはNBA.co.jpの記事も見てみましょうか。はい、ちょっとおっさんの言う事聞いてくれ。



http://www.nba.co.jp/news/12-3-29/5686/

「ケンタッキー大がNBAのチームをに勝てるという考えは馬鹿げている」
「笑止千万な話だ。ケンタッキー大には4名のNBA候補選手がいる。だが相手チーム、ウィザーズには13名いる」
「才能レベル、経験、選手の年齢を考えると、ウィザーズ(11勝38敗)のようなひどい成績のチームでも、NBAチームの方が有利だ」
「1試合ならどんなことでも起こり得るって?もちろん、大番狂わせはいつでもあり得る。だが、それは稀なことだ。接戦にもならないだろう。そんなものだ。ジョン・カリパリHCは才能ある選手を多く抱えているが、NBAの選手を13名持っていない。たとえ全員が高いレベルだとしても、全員がNBAではルーキーだ。つまり、そういうチームが過去NBAで成功したことがあるだろうか。あり得ない。だから勝てないと思う」


スタンおぢさん正論杉ワロタw

そりゃあまあそうでして、ケンタッキー大にいくらプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞してドラフト1位指名が期待されるアンソニー・デイヴィスをはじめとする、未来のNBA選手候補がいるといっても選手全員がそうではありません。先発5人がNBA行けるレヴェルだとしても、それで勝てるほど甘い世界では無いんです。

大体考えても見てください。NBAはドラフト指名だけでも毎年60人しか指名されません。そして全米中の高校、大学にそれは優秀なバスケット選手がいて、おらが町からNBAスターが!って皆思ってるんです。そしてその殆どが夢破れてプロで生きていく道を諦めます。SLAM誌に高校生までに登場して未来を嘱望されながらその後もう記事が掲載される事は無かった選手なんてのはむしろ珍しくも何とも無いんです。

NCAAはこのトーナメントに参加出来る大学だけでも64校あって、これらの学校に平均2人NBAに行ける可能性がある選手がいたとしても128人であり、実際にはもっと多くのカレッジが存在します。しかも今はユーロ圏を初め世界中からNBAを目指して人材が集うのです。ノヴィツキーやルビオみたくアメリカのカレッジに籍を置く事無くNBA入りする選手だって珍しくありません。更にはドラフト外やNBADLなどから這い上がる叩き上げ選手だっているんです。

NBAというところにいる選手達はそれだけ厳選され、ふるいにかけられ続けてきた人間の集まりなんです。一部残念な選手がいたからといって侮ってはなりません、彼をbjリーグにでも連れてくればスーパースターですよ。ウィザーズやボブキャッツのシーズン成績がどうだろうと、彼らを学生達と戦わせれば、そりゃあ勝負にならないのが当たり前なんです。将棋の飛車角金銀落ちみたいな事をやってようやく互角ってのがせいぜいでしょう。

http://thequad.blogs.nytimes.com/2012/03/29/can-kentucky-beat-an-n-b-a-team-calipari-doesnt-think-so/

ま、当のケンタッキー大を率いる、そしてかつてNBAのネッツでも指揮を執った事のあるカリパリHC自身がそもそも、

“This team could not beat one N.B.A. team. Not one. The worst team in the league we could not beat.”

ファイナル4前のニュースカンファレンスでこう断言してるんです。ヴァンガンディもカリパリもNBAとNCAA、両方の世界をつぶさに見ているからこそこう言い切れるんだと思います。多分ラリー・ブラウン翁あたりも同意見でしょう。バスケで飯食ってるプロを舐めんなって事ですね。

http://www.geocities.jp/blood_sucker_yoshi/risingsun/i/bbc/006.html

・・・ですが、最後に夢を見させるような事を言ってからこの話を終えようと思います。'92年にバルセロナ五輪を席巻したドリームチーム、NBAの精鋭達を一堂に会したバスケットボール史上でもこれ以上は考えられないはずのあのチームは、なんと練習試合で学生選抜チームに敗れているのです。この時の学生チームはアンファニー・ハーダウェイ、クリス・ウェバー、ジュワン・ハワードなど未来のNBAスターを擁する強力な布陣でした。

カレッジの1チームではいくら全米から選手をスカウトして集めたといっても限界があります。しかし、例えばNCAAでオールスターを組み、NBAのオールスターと戦わせたら・・・?もしかする可能性も無くはないって事ですよね。ジョーダン・クロフォードがレブロンにダンクしてみせたように、若者の特権はその未来、ポテンシャルにあります。彼らには若さの特権を生かして大いにチャレンジして欲しいものです。つー訳で、頑張った人にはNCAAって事で本日はお開きであります。





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