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前半はこちら

兄弟子:はい、では後半戦入ります。
弟弟子:兄さん、前半だけで「The Game」並みの疲労度なんですが。



兄弟子:最近の若いもんは根性が無いなあ。
弟弟子:兄さん、私の設定って若いって事になってるんですか。
兄弟子:特に今まで決めてなかったもんねぇ。金髪ツインテール美少女って事にしとけば人気出るんじゃね?そんな女子小中高生、二次元の世界以外で見た事ないけどな。
弟弟子:今までの私の言動的に相当無理があると思うんですけど、その設定。
兄弟子:じゃあボクっ子って設定で良いじゃん。最近流行の男の娘とか。
弟弟子:あんたテキトーに知ってる二次元知識並べてるだけやろ!
兄弟子:そうですが何か?さて続きですが、ここで師範がiPadを取り出したんですよ。師範、なんとこの日の為だけにプレゼンみたいにスライドを作成していたんですな。

スライド1


弟弟子:師範絶対仕事出来るヒトですよね。あれ、会場は横浜だったんですか。
兄弟子:あ、バレちゃったかテヘペロ
弟弟子:兄さんみたいなおっさんがテヘペロしても誰得です。

スライド2


兄弟子:さて、最初のお題はこちら。「Linsanityの特別さ」。
弟弟子:え、ぱっとしなかった人が突然脚光を浴びるなんてNBAでも良くある話じゃないんですか?
兄弟子:師範曰く、「こういうの経験した事が無い」と。
弟弟子:アジア人がこんなに、って事ですか?
兄弟子:違う違う、だったらヤオミンがいるじゃん。そうじゃなくて、例えばそんなにドラフトで評価が高くなかったのにブレイクしたウォルター・デイヴィスみたいなのはいたし、マイケル・ジョーダンだってあんなに良い選手だと思わなかったと。でも、リンの場合は「あんなに」の度合いが全然違うんだって話。
弟弟子:ドラフトで引っ掛からなかった訳ですもんね。
兄弟子:師範曰く、ニューヨークのファンがあんなに喜んだの久し振りだと。Kenchさんに言わせればそこは今までいかにニックスが酷かったかって話なんだけどさ。
弟弟子:ファイナル進出の後、アイザイア暗黒時代がありましたからねぇ。
兄弟子:ニューヨークって大阪みたいと言ったのは宇多田ヒカルだけど、師範曰く、ニックスファンって阪神ファンみたいなところがあると。で、スパイク・リーだけじゃなくアリーナ全体の人が震えるほど喜んでると。Kenchさんはそれを受けて、一番凄かったのはトロントだったと仰ってたな。




弟弟子:このクラッチショットとレイカーズ相手の勝利でリンのブームはピークに達した感がありましたよね。
兄弟子:Kenchさんはナゲッツとの試合でアジア系の観客がいつもの倍ぐらいだったと仰ってたなぁ。
弟弟子:中国、台湾両方の方々がお越しになってたみたいですね。
兄弟子:で、師範が仰るのにはね、皆にはこれに今遭遇出来てる幸せ度を本当は分かって欲しいと。Kenchさんも、出来ればプレーオフまで行ってプレーオフで印象に残る活躍をしてもらって、長く記憶に留めて欲しいなと。
弟弟子:今季プレーオフでリンを見る事が出来なさそうなのは残念ですよね。
兄弟子:このお話した時はまだシーズンエンドじゃなかったんだよなあ、リン。で、リンとナッシュを比較する意見って結構あるじゃない。
弟弟子:同じダントニの元でのプレーだから尚更そういう話になりますよね。
兄弟子:Kenchさん曰く、切り込み崩してそこから展開していく、でナッシュと共通してるのが切り込めない時に潰れないでもう一度出来るのが凄いと。普通の人は切り込んで、あ、駄目だとなるとターンオーヴァーしちゃうじゃない。
弟弟子:ネルソンですね分かります。
兄弟子:師範はそこで全盛期のアイヴァーソンの名前を出されてたかなw チームを無視してしまう、でパスされた方が困るというw お前いつもの通り最後まで行けよ!と皆が見てるのにパスされると、でお前が取らねぇって怒るんだと。
弟弟子:マーブリーもそうでしたよね〜。
兄弟子:師範は昔プレーしてたから分かるんだけどスゲエ腹立つんだと。しかも相手に文句言われると更に腹立たしいって。師範はそれで一度そういうPGに「ふざけんじゃねーよ、だったらいつもパスしろよ」って言って帰ったことがあるそうだw
弟弟子:自分で自分を窮地に追い込んで「助けて〜」ですか。
兄弟子:それ、Kenchさんが仰ってたね。多分アマチュアレヴェルでも怒るレヴェルの憤りは同じだろうと師範が仰ってたよ。経験者の皆さん、やっぱそうなんですかね?
弟弟子:まあ正直、文字面だけ読んでてもそう思いますもんねぇ。
兄弟子:さて、ここで次のお題になりました。

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弟弟子:2つ目のお題は「ボブキャッツの行く末」ですか。
兄弟子:実は師範、今季何度かメール頂いた時もこの話してたんだよねw ボブキャッツがどこまで勝率を下げるかって。
弟弟子:師範ヒドスw
兄弟子:師範は特に応援するチームが無いからどのチームがこうなっても多分同じような事考えられると思う。おいらもマジックがボロボロだった時はちょっと考えたもん。
弟弟子:中立だからこそ、の企画ですか。
兄弟子:このスライドだと3/18時点で7勝36敗だったんだけど、師範曰く、ここのところ残念な事に調子を上げているとw で、おいらは「すいません、それマジックのせいです」と。
弟弟子:おお、珍しく口を挟めましたね。
兄弟子:ピットマンもたまにはダンクするぜ!ついでに後期スリーピートのブルズがラプターズに負けたって話もしてみたぜ!
弟弟子:正にルーキーが奇跡的にシュートが決まったみたいなもんですな。
兄弟子:ま、結果は皆さんご存知の通りで師範の着期待通り(?)ボブキャッツは新記録更新しちゃった訳だけどね。ここでまた師範の体験談なんだけど、あ、行けるなと思って油断するとかなりの実力差があっても追いつかれて逆転されちゃうんだと。で、勢いがひとたび向こうに行ってしまうとなかなか実力を持ってしても取り戻せないんだと。
弟弟子:日本シリーズの巨人対近鉄ですね、分かります。



兄弟子:近鉄バファローズ、なんでこん時優勝出来へんかったんや・・・。
弟弟子:兄さんも関西人なんですねえ。
兄弟子:唯一日本シリーズを制する事無く散った球団だからねぇ。師範曰く、そういう流れが変わってしまうのを英語で「momentum」と言うんだそうで。
弟弟子:確かに近鉄の3連勝4連敗ってそういう流れでしたねぇ。
兄弟子:相手に流れが行ってしまうとノーマークでも何だかちじこまるんだ、で、これ決めないとますますマズイなと思うとのびのびとシュートが打てないと師範は仰ってたなぁ。
弟弟子:経験者の皆さ〜ん、そういうもんなんですか?
兄弟子:Kenchさんはね、その「のびのびと」ってのが大事なんだと。試合の行方が決まった後ってのはアリウープでも何でも出来るんだと。これをやんなきゃいけないという時にやるのが凄いんだって。
弟弟子:もっともですね。
兄弟子:そこで師範が「だから○○は嫌いなんだ」って言ったのは内緒ですw
弟弟子:「○○」に入るのは何なんでしょうかね〜。
兄弟子:それは現場にいた人間だけの禁則事項ですw 因みに今回ボブキャッツが記録を塗り替えるまで最弱の名を恣にしてきた'72-'73シクサーズを作ったのが、名将ジャック・ラムジーだったりするだそうで。
弟弟子:殿堂入りの名HCですよね?
兄弟子:最初はシクサーズのGMだったのよ。で、ウィルト・チェンバレンをレイカーズへトレードしちまったんだなこれが。Kenchさんによると、GMからHCにやらされたんだそうで、つまりはマクヘイル@ウルヴスと同じパターン。
弟弟子:チームグダグダにしたんだからお前が責任持てってことですか。
兄弟子:シクサーズが最低記録を樹立した時のHCはもうラムジーじゃなかったりするけどね。因みに当時のシクサーズの背番号3がフレッド・カーターという方だそうですよ。流石は師範、スコンとこういう知識が出てくるな。

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弟弟子:アイヴァーソン以前の背番号3ですか、将来忘れられそうなポジションですね。
兄弟子:背番号被るってリスクがあるねえ。調べてみるとカーターはアイヴァーソン到来以前の'93-'94シーズンにシクサーズでHCをやってた方でもあるね。
弟弟子:Wikipedia読んでると、「NBA史上ワーストチームのベストプレイヤー」って触れ込みでESPNのアナリストとしてで成功したって書いてますね。
兄弟子:前向きでいいじゃない。マイケル・ジョーダンも是非、「NBA史上ワーストのチームのオーナーにして、NBA史上ベストのチームのエース」という触れ込みでこれからは頑張って欲しいもんだなと。さて、ここで次のお題が出ました。

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弟弟子:「レブロンは悪役か」ですか。兄さんのブログでも常々取り上げてきたテーマですね。
兄弟子:意外とこれを正面切って論じるヒトって少ないよなと思って、炎上覚悟で書いてましたが日本のNBAファンの皆様が理知的で私は感謝感激です。特にcoinさんいつもお世話になってます。
弟弟子:で、ここはどういう入り方を。
兄弟子:Kenchさんがスパッと一言、「悪役というよりか、不甲斐無い」とw
弟弟子:レブロンよりもウェイドが悪役ですもんね、最近。
兄弟子:レブロンを悪役にしないためにウェイドがわざとああしてる、って説があるよね。KenchさんはYahooで見たんじゃないかと仰ってたので検索してみたけど見付からなくて、代わりに「ドワイトの方がレブロンよりも悪役やで!」みたいな記事がヒットしたわw
弟弟子:次回のテーマはそれになってたりしてw
兄弟子:師範に言わせれば、「レブロンは悪役にしてはちょっと役不足。もう少し悪のオーラが無いと本当の悪役になれない」と。
弟弟子:元々ベイビーフェイスが意図せずに悪役に転職しただけですもんね。
兄弟子:Kenchさんは「徹底的に嫌われていい。嫌われるの嫌なんだもん、嫌われたくないから」と。そこに師範が更に被せて「結構人が良いんじゃないかな。多分会って話したら嫌いになる奴いないと思うな彼は」と。
弟弟子:なんで自分が嫌われるようになったか分かってなかった風ですもんね。
兄弟子:我々ファンがこんな風に話しても、モーゼス・マローンみたいに「No!」とか言わないじゃないかと師範は言ってましたw
弟弟子:モーゼス・マローンってそんな人なんスか。
兄弟子:師範の経験談だそうですw 何の機会かは聞きそびれたけど、話聞きに言ったら断られたと。まあタイミングとか色々あるんかもだけどね。
弟弟子:ファンにとっては一期一会ですからね。
兄弟子:最近だとラシード・ウォーレスがそんなノリだとSLAM誌の投稿コーナーにあったような。ここでKenchさんがマジック・ジョンソンについての話をされてたな。マジックはそういうファンサービスを欠かさないって話。ドリームチームの時も他の選手は裏口から出て行くのに、マジックだけは正面から出て行ってひとしきりファンサーヴィスをしてたって話をされてたよ。
弟弟子:なるほど、自分のスターとしての役割を分かってたって事ですね。
兄弟子:そういうこっちゃね。この後、Kenchさんからはバードとマジックでコンヴァースのバッシュ、ウェポンのCM撮影をした時にバードの母さんがマジックにお昼をご馳走してくれて、それでマジックとバードが打ち解けたって話をされてたな。
弟弟子:イイハナシダナー・・・ってちょっとレブロンから話が遠くなってません?
兄弟子:Kenchさんはマジックとバードのドキュメンタリーを見て来たところだったから、そりゃあそっちの話にもなるさ。それに歴代プレイヤーと比較する、ってテーマから考えればマジックとバードってのは正しい比較対象ではあるよ。で、話はレブロンに戻って師範曰く「悪役に行くか、ベイビーフェイスに行くか、そろそろ決断の時ではないか」と。
弟弟子:本人はベイビーフェイス派のつもりだと思います。
兄弟子:ESPNがやたらレブロンをMVPに推してるのって、悪役イメージ払拭の為じゃないかって気がしてきたな。で、この後レブロンってかヒートが勝てるのか?でプレーオフへの観測話をしてたのよ。サンダーは勝てるかとか、スパーズ意外と良いよね、とか。Kenchさんは「毎年僕はスパーズには期待しているんだ」と。師範も「我々の世代はスパーズのバスケは応えられないんだ」と。「どんなにつまらないと言われても基礎は全て押さえている」と。
弟弟子:やはり年齢層高めの方の心を掴むんですね、スパーズ。
兄弟子:でもKenchさんは「やっぱり今の時点では(スパーズの優勝の可能性は)希望的な観測でしかない」とも仰ってたね。
弟弟子:あくまで客観的ですねえ。
兄弟子:一方クリッパーズに関しては・・・おおっと、よく良く聞き直してみたら「ここだけの話」と仰ってたから内緒w
弟弟子:ェェェェエエエエ工工(゚Д゚)工工エエエエェェェェ
兄弟子:ま、それは現場にいた人間の役得って事でw ただ、グリフィンとラヴは疲れてるんじゃないか、ペース配分が分かってないんじゃないかなーみたいな話はしてたはず。
弟弟子:ああ、そう言えばグリフィンはオールスターの時にジェレミー・リンにそんな事を言ってましたけど、あれは自分の事だったんですね。
兄弟子:あと、師範がデアンドレ・ジョーダンを見てみたらこれは駄目だと思ったって話を受けてKenchさんが、今のセンターは若い時のバイナムみたいで、こいつはきっと凄くなるだろうなってのはいるんだけど、それがチームの中で機能するまでに行くまでのギャップは大きいんだなと。その意味ではネネなんかは良く出来たなと仰ってたなあ。デビューした時はあんなに荒削りで大丈夫かと思ったんだけど彼は出来た、と。
弟弟子:・・・しかし、またすっかり話が逸れましたねw
兄弟子:いやあ、ここで師範が話を戻されてね。レブロンは悪役かベイビーフェイスか、今丁度道の分かれ道だなと。で、Kenchさんが「『The Decision』で悪役へと舵を切ったと思ってたんだけど本人はそういうつもりなかったのかね」と仰ってたんで、そこは師範も私も「本人はそういう気持ち全然無いよ」「無いですよ」と。
弟弟子:二人で突っ込んだんですね。
兄弟子:で、市中の反応があまりにもネガティヴだったんで、そのギャップでどう自分を・・・ってとこで師範が何と言ったか聞き取れない(泣)。
弟弟子:根性無しですなあ。
兄弟子:すっごいスロー再生しても分からん時は分からんのだよ(泣)。で、それに対してKenchさんが「その迷いで優勝に行けなかった」と。で、「時々ふてくされてみたりとか」って師範が更に被せて、「NBAの選手と言えどもね、人間的には我々と全く変わらないレヴェルの精神の持ち主だから、俺が『つまんねえな』とか『やる気ねえな』と思うのと同じようなもんが彼にも起こるんじゃないかな」と。「現場に近いところで見て初めて、あ、この人たちも体でっかいし能力桁違いだけど普通だな、って思う」と。
弟弟子:「にんげんだもの」ですか。
兄弟子:Kenchさんはでもね、「今のNBAの取材の人たちは選手にあまり近付かないと思うよ」ってゆってたなあ。数が多くて競争が激しいからって。
弟弟子:そう言えば独占インタヴューとかありますよね。レブロンもドワイトもやってましたけど。
兄弟子:「アメリカのメディアではそういう事はあまり無いと思ってたんだけど、独占インタヴューがコネとか、向こうのやりたい事とか、あとNGとかあるでしょ、それは(昔は)有り得なかったのよ」と仰ってたな。固有名詞を出すと迷惑掛かりそうだか伏せるけど、さるスーパースター選手に日本のライターの方がインタヴューに言った時もNGの内容が事前に言われてて、そこを聞こうとすると止められちゃうんだって。
弟弟子:えらい過保護ですねえ。
兄弟子:師範曰く「因みに昔の選手は気さくにいろんな事を話すんですねえ。ウォルト・フレイジャー然り、ビル・ウォルトン然り」と。Kenchさんは「上手く振ると話をしてくれるんだ」と仰ってたよ。
弟弟子:流石はMJにインタヴューした方ですね。
兄弟子:さて、かなり脱線しまくったけど次のお題。

スライド5


弟弟子:「選手評価」ですね。
兄弟子:過大評価組にカーメロ、デアンドレ・ジョーダン、イグオダラ。過小評価組にランドリー・フィールズ、ケヴィン・ラヴ、ゴタートの名前を出されてきました。
弟弟子:いいラインアップ選びましたねえ。
兄弟子:この当時、カーメロ復帰して1勝9敗だったのよニックス。リンとどういう風に共存するかでどっちも遠慮したという。
弟弟子:なんだかえらい前のような気がしてしまいますねえ、それも。
兄弟子:Kenchさんはカーメロ好きでね、今回も「カーメロ・アンソニーが雰囲気壊さないように物凄く気を遣ったのが分かる」と。師範が更に「元々チームプレイヤーじゃねえ奴がチームプレイすると駄目なんだよね」と突っ込むのよ。台湾での試合を師範は見てて、「得点のセンス抜群。普通の人はあのレヴェルでは出来ない、でも足りないんだよね、何か」と。
弟弟子:確かに間違い無くNBAのトップスターなのに、レブロンやウェイドに比べると何かがもう一歩及ばない感が。
兄弟子:Kenchさんも「ファイナルフォーの決勝戦でやっぱり1人だけ抜きん出てたんだよね」と。回りの選手とは比較にならなくて、こいつはプロ行って活躍するなと思ったら案の定だったと。「でもそこから先の何か、自分のあり方とかね、自分が何をしたいかとかって言うのはね、ちょっと方向性が無くなっちゃった」と。
弟弟子:レブロンの移籍がモロに影響した感はありますよね。
兄弟子:師範はね、「自分がこんなオッサンになって凄く分かるんだけどホントにオコチャマ。もうちょっと成熟しろやとは思うんですけど残念ながらね、なかなか我々が50になってようやく分かる事は25の頃には分からない訳だ」と。
弟弟子:
兄弟子:Kenchさんは「2年目だと思うけど、なんか大差のついた試合に戻れと言われて嫌がった事があった」のが印象深いと。
弟弟子:そう言えばナゲッツ時代にそんなことがあったような。
兄弟子:ここで私、奥さんの悪影響もあるんじゃないかって話しました。トニー・パーカーは奥さん振り切ったじゃないですかと。一方カーメロは「Go New York Go!」さんにカーメロのナサケナイ記事が出てましたよ、と。これとかこれとか。
弟弟子:お、久々に突っ込めましたね。
兄弟子:そしたら師範から、うちのブログ記事でデュホンが一番嬉しかったとw
弟弟子:ああ、あのお姉ちゃんとよろしくやってるシリーズですか。
兄弟子:デュホン=堅実ってイメージを完璧にフッ飛ばしてるもんな、あれ。まあ先日もトラヴェリングダンスとかやらかしてくれたし、実はかなり軽率だよなー。
弟弟子:ところでデュホンの女遊びの件って、確かD誌のコンプリートガイドが初出ですよね。
兄弟子:そうそう、だからあのネタを最初に見つけてきたのは吉藤宗弘さんですよ、って話をしたらさ、師範が「吉藤さんの記事は最高だよね!あれに優る記事はそうはねえんじゃねえか?彼の記事は突出して良いね!」と大絶賛。Kenchさんも同意されてたよ。
弟弟子:おおお、吉藤さん超誉められまくりっすね。
兄弟子:「バスケとボル」は私も残念ながら持ってないんだけど、Kenchさんはトレーディングカード屋さんなんかでガリ版の風情が良かったと仰ってたよ。吉藤さんのネタの完成度の高さは現在D誌に掲載されてる連載でも明らかだからねえ。昔、Number誌に吉藤さん作のNBA年表が載ってたんだけどスプリーウェルがHCの首締めた時の事を「ファイト・クラブ」って書いてたからなあw



弟弟子:吉藤さんみたいな方の仕事はやっぱり見てる方は見てらっしゃるんですねえ。
兄弟子:で、ここで話は「過大評価」に戻ってイグオダラの名前が師範から出たのよ。平均18得点級の選手が22点ぐらいの評価ってのはどうかと。
弟弟子:イグオダラさんは昔からNo.2の器とされてますよね。ピペンに喩えられたりとか。
兄弟子:今のシクサーズでエースになっても20点を越えられない器だと。
弟弟子:確かにキャリアで20点超えた事はありませんね
兄弟子:2番手・3番手になったら凄いんだがなあ、って話になったよ。で、今度は過小評価の選手としてフィールズの話がまず出たんだわ。
弟弟子:リンとの知性派バックコートコンビの方ですね。
兄弟子:師範曰く、あのリバウンド力は素晴らしい、なんで去年あれだけのスタッツを残して誰も取り上げないのか、と。
弟弟子:82試合中81試合に先発して9.7得点6.4リバウンド、FG成功率.497。確かに今にして思えば昨季時点でルーキー離れしたスタッツですね。
兄弟子:因みにジェレミー・リンのハーヴァード大はNBA選手よりも大統領の方が輩出者が多い訳だけど、Kenchさん情報ではフィールズのスタンフォード大ではなんでリンをリクルートしなかったのかと今になって散々言われてるそうで。
弟弟子:スタンフォード大はNBAのOB多いですよね。マーク・マドセンとかコリンズ兄弟とか。
兄弟子:あと、師範から「ケヴィン・ラヴはチェストパスが評価されてもいいのではないか」と。
弟弟子:そこに絞りますか。
兄弟子:「最も地味なバスケットのプレイなんだけど、あれを正確に出来ているって事は凄くて、UCLAの頃から変わらない」と。普通リバウンド取るとオーヴァーヘッドとかシングルハンドのパスをするんだけど彼はチェストパスなんだと。
弟弟子:基本に忠実って事はダンカンの後継者的な流れですか?
兄弟子:師範に言わせるとラヴの方がもっと地味だと。
弟弟子:ダンカンより、ですか!3ポイントコンテストにも優勝したし、注目集まりつつはあるんですけどねえ。
兄弟子:で、ここでゴタートですよ。
弟弟子:おお、マジックファンとしてはテンション上がりますね。
兄弟子:マジック時代から先発センター余裕で行けると信じてたからな、ゴタート。ウォルトンがいた時のスウェン・ネイターと同じポジションと師範は仰ってたよ。
弟弟子:そういうスター選手の陰に隠れた実力派選手って、今も昔もいるんですね。
兄弟子:いるんだなあ。Kenchさんもゴタートに関しては評価されててね、ハワードがファウル等でいない時にゴタートがこれだけやってくれれば申し分無いだろうと思ったんだと。
弟弟子:実際安定感が凄かったですよね、プレーオフでドワイトが出場停止の時にゴタート先発で余裕で勝ったりしてましたし。
兄弟子:これは私が言ったんだけど、ドワイトが昨季まで大きな故障も無くやって来れたのって実はゴタートが控えてて、無理をしなくて済んでいたってのが大きかったんじゃないかなと。
弟弟子:昨季はゴタートがいなくなってからバックアップ役がほぼいませんでしたもんね・・・。
兄弟子:ドワイトがファウルトラブルになったらライアンがセンターやったりしてたからなあ。グレン・デイヴィスが来てくれて今季は助かったけど。
弟弟子:デイヴィスをもっと早く取れてたら、あるいはゴタートの放出が無かったらドワイトの運命も違ったかもですね。
兄弟子:でもなー、師範もKenchさんも声を揃えて仰るのは「ゴタートはサンズに合ってる」って事なんだよね。実際コイントスでジャバーを取り損なって以来40余年、サンズ史上最高のセンターかも知れんのだし。
弟弟子:サンズのセンターと聞くとジョー・クライン、オリヴァー・ミラー、ロングリーとかしか思い浮かびません。
兄弟子:ジョー・クラインの前にアルヴィン・アダムスという6-9のセンターがいて、師範の上司と同じ背丈だそうだw
弟弟子:どんな職場環境なんですか師範って。
兄弟子:さて、そろそろ次の話題へ行きます。

スライド6


弟弟子:「NBAフランチャイズの意義 30チーム必要か?」・・・これはなかなか刺激的なテーマを持って来ましたね。
兄弟子:これは師範のかねてからの持論だね。Kenchさんとはいつも話題になるんだって。レヴェル云々よりも単純に多過ぎない?と。
弟弟子:マジックあたりが加わった時のエクスパンションで4球団プラス、その後カナダ2球団、でボブキャッツって感じですから80年代から7球団増えた訳ですか。
兄弟子:昔はKenchさんも師範も全球団のスターターが言えたんだけど、今はトロント、シャーロット、ニューオリンズ、メンフィスあたりになるともう怪しいと。
弟弟子:グリズリーズは最近いい感じじゃないですか。
兄弟子:Kenchさんはグリズリーズ好きだし、師範はザックのどざくさに紛れるゴール下のレイアップが大好きだと言ってたよ(笑)。ああいうタイプは実際対戦しても腹立つぐらい抑えられないんだそうだ。



弟弟子:・・・本当だ(笑)。
兄弟子:あと、Kenchさんと師範が仰ってたのは自分で上げて自分で取ってだんだん近付いていくというモーゼス・マローンが得意とするプレーだとか。



弟弟子:なるほど、何か通じるものがありますね。
兄弟子:で、話は戻るんだけどさ。やっぱりトロントとシャーロットのチーム状況は酷いなと。ニューオリンズは元々あんまりバスケットが盛んなとこでも無いんだと。昔アトランタからニューオリンズ・ジャズ(現ユタ・ジャズ)へ移籍したピート・マラヴィッチが巨大なスーパードームで客席がガラガラなのに凹んだらしいんだ。
弟弟子:マラヴィッチでもですか・・・。
兄弟子:Kenchさんに言わせればバスケ用じゃない球場みたいなとこで試合やるから無理があるって事なんだけどね。
弟弟子:昔のスパーズもなんかそんな感じでしたよね。
兄弟子:でね、グリズリーズなんだけどさ、今は強いから良いけどまた昔みたいに弱くなったら悲惨な事になるよねと師範は仰る訳です。
弟弟子:まあ昔、駄目だったからヴァンクーヴァーからメンフィスに移って来たんですよね。それで今日の成功、と。
兄弟子:同じタイミングで創立されたラプターズにずっと遅れを撮っていたけど、遂に立場逆転だからなあ。エルヴィス・プレスリーの曲でもかけながら優勝を祝う姿を見たいもんだねえ。さて、師範は転じてサクラメントのお話を開始。
弟弟子:移転で揺れるキングスですか。
兄弟子:師範はアルコアリーナに行った事があるんだよ。あまりの田園光景の中に突然アリーナが現れるんだと。



弟弟子:・・・本当だ(笑)。
兄弟子:でもこれで満員御礼な時もあったんだし、サクラメントのファンって凄いなとむしろ思うんだけどね、おいらは。
弟弟子:トロントなんかは町自体がデカいんですけどね。
兄弟子:都市規模から言えば立派な大都市だからなあ。アリーナはちょっと郊外にあるけど、まああれは普通だろうし。カナダは確か税金が高いんだよな。あとね、師範はミネソタにも行った事があるんだって。綺麗ないい町で住むには最高だけどバスケットボールのフランチャイズには適さないのでは?と。
弟弟子:スモールマーケットの難しさですか。
兄弟子:あと、トロントにも言えるけど寒いのよ。ミネソタのビルとビルはスカイウォークで繋がってるんだけど、理由は言うまでも無いよね。
弟弟子:昔見たNBA生観戦ガイドにもそう書いてあったような。
兄弟子:地下でも繋がってるんだそうだよ。で、そんなミネソタに残り続けたKGはコート上での振る舞いとかは別にしていい奴だよねって話の後に、次のお題へ行った訳ですな。

(以下後半その2へ続く)




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著者:カヅホ
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