ブログネタ
NBA に参加中!
ホークス109-102クリッパーズ
セルティクス78-66ヒート
サンダー118-110キングス
ホーネッツ83-81ウォリアーズ
ジャズ100-88サンズ


☆本日のハイライト
・ピアース以外オールスター不在のセルティクス対スリーキングス全落ちのヒートの戦い、セルティクスが勝利
・ホークスに負けたクリッパーズ、グリズリーズに勝敗数同一で並ばれる。ホークスは1stラウンドのホームコートアドヴァンテージ獲得へ前進
・ジャズ、直接対決でサンズを沈めて西最後のプレーオフ切符獲得

名古屋にいた頃「コロ助だコロン」という名前でリクエストしたら読んで頂いた事がある六伍壱です、皆さんハローハロー。今朝緊急アップしました小林師範&Kenchさんの会は今のところ名古屋や静岡、山形、福島、新潟、フィラデルフィアから「行きたいのに〜」という声が真っ先に届き申し訳無く思っております。ニコ生なんてリクエストも頂きましたが、私なーんも機材持ってません\(^o^)/

日本在住の皆さん、NHKの平日夜12時からのNEWSWEB24を見た事ありますか。あれって今、視聴者がtwitter参加出来るんですよ。もっともNHKの方で選別してますから「橋本奈穂子アナたん可愛いハァハァ(;´Д`)」とか「官僚の言いなりなだけだろヤラセ番組にしか出られないチキン首相が(゚Д゚)ゴルァ!」とかは間違い無くオンエアされませんがね。あんな感じでtwitter参加頂く事は考えてみようと思いますので、一度皆さんもNHK見てみて下さいな。



さて、コロ助と言えばキテレツ大百科にて、あるサイレント映画を見て感銘を受けたキテレツご一行が映画撮影の現場へタイムスリップして監督に会いに行くという、なかなか野心的なアニメオリジナル回があります。その映画が今回のエントリータイトルに引用した「イントレランス」です。当ブログでもその名前をコーナーに引用した佳作マンガ「栄光なき天才たち」でも取り上げられたこの映画、日本語に翻訳するなら「不寛容」という意味になります。・・・私が誰について書こうとしているか、お分かりですよね?

http://espn.go.com/los-angeles/nba/story/_/id/7851983/metta-world-peace-los-angeles-lakers-suspended-7-games-elbow

ロン・アーテストとかつて名乗っていたその選手は、今回のハーデン肘打ちKO事件で結局7試合出場停止が言い渡されました。レイカーズはレギュラーシーズンはあと1試合なので、残り6試合の出場停止はプレーオフに適用されます。まあワイルド・ワイルド・ウエストの事ですから、恐らくは1stラウンドで5〜6試合消化してほぼ終了、ワールドピースさんは実質カンファレンスセミファイナルからの登場かと思われます。順調に行けば正に因縁のサンダーと相まみえる事となる訳です。

http://ronartest.com/musings/article/-statement-from-metta-world-peace-regarding-the-nba-s-decision-on-his-7-game-suspension

ワールドピース自身は公式HPにて謝罪の意を表明しました。タイミングとしてはまあ、遅くは無かったなって感じですかね。私は今回も彼は相当懲りているなと感じましたし。もっとも世間的にはそうでもないようで、7試合なんて短い、10試合出場停止処分にするべきだとか、ハーデンが長期間出られないならそれに比例してワールドピースの出場停止も長くするべきだなんて意見も見かけます。皆さんはどう思われますか?

まあ、当エントリーのタイトルの意味をお伝えした時点で私のスタンスは明らかでして、まあ7試合で許してあげたら?って感じです。確かに困ったヒトですよ、ワールドピースさん。これで世間を騒がす事件をアリーナ内で起こしたのも2度目。前回のデトロイトみたくお客さんに手を上げた訳じゃありませんが、まあ見事な肘の入り方しちゃいしたからね。故意じゃ無ければ許されるのか、とサンダーファンなら怒るのも無理はありません。



issue-90-ron-artest


※画像引用元

しかしデトロイトの事件の後はこのヒト、SLAM誌の表紙で自ら「FREE RON ARTEST」って書かれたTシャツを着てましたからね。うわ〜反省してね〜とか思ったあの時を思えば、今回は迅速に謝った印象を私は持ちました。つまり、少しは反省といいますか、学習されたんではないかなと。過ちを繰り返したのはアレでしたが少なくとも事故に近いのは確かです。軽率なのは変わりませんがね(-_-;)

彼は過ちを犯した、それはそうです。でも、少なくとも反省の意は表しています。これが「あいつがあんなとこにいやがるから悪いんだぜw」とかだったら私も全力で行きますが、過ちを認めて謝罪したなら私はもう矛を収める時だと思うんですよね。

何でも厳罰化すればいいってものでもありません。ほら、今でもテレビを見れば「無免許運転で、しかも人の車を借りてたんですよ」「無免許運転なのにもっと厳罰化出来ないのか」みたいな事をテレビで言ってます。それはある程度は正しいでしょう。しかし、何でもかんでも大人と同じ基準にしろ、で良いのかはちょっと冷静に考える必要があるでしょうね。

テレビでは青少年の犯罪が増加とか凶悪化とか言ってますが、あれはウソです。戦後からのデータを見れば分かりますが、基本的には劇的に減っているのが現状です。凶悪化もまあ、方法論が違うかも知れませんがそう変わりはしません。残虐な事件や悲劇的な事件が起きた時にメディアが昔よりセンセーショナルに騒いでいるから増えている気がしますが、件数は減っているんです。この件、詳しくは、「反社会学講座」をご覧下さい。私は大学1年時の一般教養の「社会学」でこの事実を学びました。

この傾向は勿論、厳罰化によってではなく昭和23年からの少年法の施行と重なります。少年法の厳罰化に賛成の方も反対の方も、この事実からまず考えて欲しいと思うんですよ。死刑論議にも同じような事が言えるんですが、「とりあえず死刑」「とりあえず刑務所ぶちこめ」って発想はその実、何の問題解決方法も考えずに目の前から問題を遠ざけているだけのように思えてならないのですよね。

ワールドピースさんについてもそうでして、厳罰化して気が張れて終わりか?って思うんですよ。たとえば社会福祉に従事させるなんて事をNBAはたまにやりますが、あれは良いアイデアですね。罰金をNBAじゃなく、福祉施設に支払うなんてのも良いかも・・・あ、それじゃ罰金の度に善行に励む事になるから罰金支払うような行為を推奨しているみたいでマズいか(^_^;)

スプリーウェルみたいにHCの首締めまでやらかしてNBAを永久追放になりかけた男も、結局なんとか許しを得た結果、マディソン・スクエアガーデンを沸かせる存在として復活を果たしました。そもそもワールドピース自身もファンに手を上げるというあれだけの大事件を起こして許されて、今までの活躍がある訳です。

何でもかんでも厳罰化!みたいな流れ、私は社会に余裕の無さを感じてあまり好きではないんです。ほら、例えば君が代歌ってるかどうか口元までチェックなんてのは、思想云々は別にしてちょっとやり過ぎだと思いませんでしたか?尾崎豊みたいに何でもかんでも反抗しろとも思いませんが、何つーか心のゆとりを皆さんもっと持っててもいいんでない?と思うんですよ。以上、「レブ論」とかやってたお前が言うな!という話でした



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