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ペイサーズ(3勝)101-99マジック(1勝)(OT)
クリッパーズ(2勝)87-86グリズリーズ(1勝)
サンダー(4勝)103-97マヴス
スパーズ(3勝)102-90ジャズ


☆本日のハイライト
・サンダー4連勝で一抜け&昨季覇者マヴスがまさかのスウィープで散る。2シーズン連続、昨季の覇者がスウィープ負け敗退という珍しい事態に。今オフはキューバンの金満補強あるで!
・ゲイの逆転ショット届かず、クリッパーズ6シーズン振りのホームでのポストシーズン白星成る
・スパーズも貫禄の3連勝、これまたスウィープへ電車道か



・・・正直、良くやりましたよ。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=320505019
http://espn.go.com/blog/truehoop/post/_/id/42087/exit-looming-van-gundy-makes-smart-moves
http://articles.orlandosentinel.com/2012-05-05/sports/os-orlando-magic-indiana-pacers-game-4-0506-20120505_1_live-updates-orlando-magic-indiana-pacers

http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/5/5/3001685/orlando-magic-vs-indiana-pacers-2012-nba-playoffs-final-score

マジックは今日負ければ王手をかけられる事が確定していました。そして4Q、63-82というほぼ詰みな点差をつけられてしまっていたのです。ま、普通に考えれば試合終了、ベンチを空にする采配だって考えるところです。ましてや先にグリズリーズが大逆転で敗れた事態を考えれば、ペイサーズが同じ轍を踏むとは到底思えなかったのです。ところが、マジックは諦めませんでした。なんとこの逆境から14-0のランで一気に追いすがり、しまいには残り38.7秒のレディックの3ポイントで同点に追い付いてしまったのであります。

残り14.7秒時点でジョージ・ヒルの決めた3ポイントはショットクロックヴァイオレーションと判定されてノーカウントとなり、マジックはサヨナラ勝ちのチャンスを得ます。しかし、ネルソンのフェイダウェージャンパーは惜しくも決まらず、試合はOTへ。

そのOTではペイサーズがまず6得点を先取するという有利な体制をまたも確保。しかしながらマジックはJ-Richの3ポイント、そしてヒバートのファウルアウトを誘うネルソンの3ポイントプレーで同点に追い付きました。ヒルが得たFT2本を決めて再度リードすればグレン・デイヴィスがレイアップで決め返し、ヒルがフローターを決めればまたデイヴィスが入れ返すという応酬の挙げ句、ペイサーズは残り2.2秒でヒルがネルソンのファウルを受けて得たFT2本を決めました。

そして最後の最後、マジックはデイヴィスの同点をかけたジャンパーが外れて万事休す。マジックにとっては惜しい星を落とし、ここに今プレーオフのマジックの命運はほぼ尽きたのであります。

31Iscreamさんによるとなかなかマジック贔屓な笛だったそうですが、まあぶっちゃけリーグもシリーズが早く終わるのを望んでいなかったんでしょう。そんなハンデを頂いてもダメなものはダメでした。勿論、それを差し引いても19点ビハインドを追い付いた事、そして最後まで分からない試合展開に持ち込めた事は評価したいですね。

とはいえいよいよデッドエンドです。1勝3敗からマジックが3連勝ってのは正直、両者の実力差を考えると物凄く有り得ない確率です。ニックスやジャズが今から4連勝するのと同じぐらいに考えてもらっていいぐらいでしょうね。ま、それでもまだ幕は閉じていません。ここから奇跡の大逆転とか大それた事は言いませんので、次の第5戦でペイサーズをもう一度驚かせる一発だけを期待したいですね。

グレン・デイヴィスは今やマジックにとってドワイトにも次ぐ、いやもしかすると精神的な支えという意味ではドワイト以上の存在かも知れません。彼がドワイトとライアンをバックアップするならば、来季マジックのベンチは凄まじく信頼感がアップするじゃないですか。その意味でも、グレン・デイヴィスにはまだまだ活躍して欲しいです。

また、折角のMIP受賞を経ても未だポストシーズンに存在感の無いままのライアンには今のうちにプレーオフで成果を残して欲しいんです。かつてクラッチタイムのマジックを牽引して「トルコのマイケル・ジョーダン」とまで言われたタコルーにしてもそうですね。彼にもまだ証明出来る事はあるはずです。

まだ終わらない為にも、そして来季の為にもマジックに今一度の意地を見せて欲しい。精神的にもキッツイところでしょうが、今季ドラマに満ち溢れた末にドワイト全休で今や失う物の無いマジックだけに、悔いの無い戦いを見せて欲しいもんですね。

P.S.

http://articles.orlandosentinel.com/2012-05-05/sports/os-mike-bianchi-orlando-magic-indiana-pacers-0506-20120505_1_dwight-howard-orlando-magic-jameer-nelson

ドワイトはロサンゼルスの病院から、マジックの選手達やヴァンガンディHCと連絡を取っているんだそうです。ただ、ドワイトはヴァンガンディHCとプレーオフ開始後に何度も話したと言ってますが、ヴァンガンディの方では「プレーオフ前に数回話し、プレーオフ開始後に数回メールを交換した」と言ってるので、どちらが正しいかは分かりませんね。

ヴァンガンディHCの去就も気になるところであります。今オフにヴァンガンディHCが放出されるようだと、ドワイトが彼を追放した!となり、またドワイトを責める声が上がりそうです。ドワイトはそうなりたくなかったらヴァンガンディを辞めさせないように動くべきなんですが、さてどうするんでしょうか。

ドワイトがロサンゼルスの病院で手術を受け、リハビリを開始している事に関して、ドワイトがやはりマジックを去ろうと考えているからだ、という説が流れました。私も一瞬その可能性もあるかなと思いましたが、案外ドワイトの狙いはそこではなくヴァンガンディではないのかなという気もします。

マジックがこのまま1stラウンドで敗退し、ドワイトのリハビリもまだ始まったばかりでロサンゼルスから動けないうちにヴァンガンディHCが解雇、となればドワイトはヴァンガンディの人事について一切預かり知らない事だと言い張れます。自分はロスでリハビリの事で頭が一杯なんだ、コーチについて口を挟んだ覚えは無い・・・どうですか、完璧なシナリオじゃないですか。

もしかするとドワイトとマジックでこういうシナリオで話がついているんじゃないか、と考えると色々と合点が行きますが、果たしてどうなりますか。全てはマジックのポストシーズンが終わってからの話、あと1敗するまではこちらのドラマも終わりません。そうならない為にも、マジックにはまだまだ粘って欲しいところですね。





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