シクサーズ(3勝)89-82ブルズ(1勝)
ニックス(1勝)89-87ヒート(3勝)
セルティクス(3勝)101-79ホークス(1勝)
レイカーズ(3勝)92-88ナゲッツ(1勝)
☆本日のハイライト
・本文にて
えー、まず今日のカードの勝敗を持って、イーストの1stラウンドのカードが全て3勝1敗になった事をお伝えしておきます。崖っ淵に追い込まれたのは昨日のマジック、まさかのローズ&ノア2枚落ちのブルズ、今日何とか踏み止まってポストシーズン連敗記録を13で止めたニックス、そしてホーフォード復帰も完敗を喫したホークスです。更にウエストでもナゲッツが本日惜しい試合を落として同じく1勝3敗になりました。明日の2カードによってはジャズ、グリズリーズもこれに加わる可能性があります。ジャズはマヴスに続いてスウィープで散る可能性の方が高そうですが・・・。
そんな中、本日は久々にレブロンの話です。昨ファイナル、そして先のオールスターにてチキンな様を見せてしまった感のあるレブロンが、今日はなかなか良かったんですよね。つーか第3戦もレブロンの活躍で勝負が決まったのでありました。
今日は特に試合終盤のレブロンがかなりヤバかったんです。バロン・デイヴィスが右膝頭をやってしまい今プレーオフはおろか、もしかするとこのまま引退の恐れさえあるという厳しい状況下で代わりにコートに立ったビビーがまず、同点からヒートを突き放す3ポイントを残り1:23というクラッチタイムに叩き込んで「ビビーってまだいたの?」なんて声を「キングス時代のビビー復活や!」に変えてみせました。
するとタイムアウトを挟んで7秒後、なんとラブロンが同点3ポイントを決め返してみせたんであります。リブロンの為にデザインされたセットプレーとはいえ、決めてみせるのは流石ですよね。
背水の陣のニックスはこれに対して、カーメロが応酬。残り54.5秒でこれまた3ポイントを入れてきます。ボッシュのTOを挟んでカーメロは今度はバティエーの厳しいディフェンス相手に、なんと3ポイントエリアでのシューティングファウルを得たのです。ただ、カーメロはこれを3本中2本ミス、点差を6まで広げるチャンスを4点止まりにしてしまったんです。
すると、またしてもルブロンタイムが来ました。今度は正面からインサイドへ切り込み、タイソン・チャンドラーをベンチへ送り返す6ファウル退場のおまけ付きで3ポイントプレーを決めたのです。これでニックスのリードは薄氷の1点になります。
とは言え残り時間の少ない試合、ヒートにはファウルゲームしかありません。で、ここでファウルを受けたのが消火器ケースパンチングをやらかしながら戻って来た持て余してるフラストレーション男、アマレ・スタッダマイヤーでした。突き放すチャンスというより最早決めるしか無かったこのFTを、しかしアマレも1本ミスします。かくして2点差、同点ないし逆転が有り得る状況で試合は最終盤を迎えた訳です。カーメロもアマレも名誉挽回汚名返上のはずが汚名挽回になるとこだったんですね。
そしてヒート最後のオフェンス、ボールを持ってインサイドに向かうも再度3ポイントラインまで引き返し、逆転をかけたダウンタウンを放つもミス、ヒーローとなり損ねたのがレブロン・・・ではなくウェイドだったという訳なんですよ。そう、またしてもロブロンはラストショットを放たなかったのですね。・・・うむ、流石に「ロブロン」は無理があるな(^_^;)
で、そんな発音話はさておきレブロンがまたしても最後の最後で打たなかった訳じゃないですか。それまで調子悪かったならともかく、そこまでは決めていたのに、ですよ。なんでやねーん、と思いませんか?
私ね、最近思うんですけどね、これはウェイドがレブロンを甘やかしてしまっているんではないかと危惧しています。ほら、ウェイドが悪役化したレブロンを庇う為に敢えて悪役を買って出てるなんて話もあるじゃないですか。それと同じ話で、ウェイドは試合中はともかくブザービーターないしそれ寸前のショットに関しては意識的に引き受けているんではないかと。
私、レブロンにラストショットを決める能力が無い訳が無いと思っているんですよ。だって今日の試合を見ても分かりますけど、そこまでのクラッチショットはキッチリ決めてるじゃないですか。これを一般的に勝負弱いとは言わないでしょ?
ただ、彼は恐らくはラストショットを打ちたくないんですよ。ラストに至るショットは外してもまだ試合終了ではありません。ファウルゲーム次第でまだ挽回のチャンスは残っています。しかし、最後の1本を外せばゲームオーヴァー、敗戦確定ですよね。レブロンはそれが嫌なんじゃないかなーと思うんですよ。これはあくまで私の推論でしかありませんがね。
今プレーオフだけに限ってもデュラントは第1戦から決勝シュートを沈めて見せました。一方でルディ・ゲイは2度失敗決め損ね、我らがマジックのネルソンやグレン・デイヴィスも決めれば勝ちor引き分けというショットを外しています。しかし、誰がそれを責めるでしょうか。チームの運命を決めるショットを打つ勇気を、彼らは確かに持っています。
「ラストショットを打たせろ」と、打つ能力も無いのにボールを欲しがるドワイトのような困ったさんがいる一方で、決められる能力を確かに持っているはずなのに何故かそれを避けるレブロンのような選手もいるのだからNBAは不思議です。どっちも困りものですなあ。
ま、ウェイドが甘やかさずにレブロンにラストショットを打たせる流れに持っていった方がレブロン自身のためじゃないかと思いますよ。ほら、マイケル・ジョーダンのCM覚えてますか?
何度も何度も失敗してきた、だから成功した・・・ジョーダンだってそう言ってるじゃないですか。レブロンさん、あんた決められる能力は間違いなくあるんです。失敗したっていいじゃないですか、打ちましょうよ。それで外しても我々はそれを馬鹿にしたり笑ったりはしません。マジック相手だったら外してくれた事を喜びはしますが(笑)、少なくともそのショットを放った勇気を決してくさす事はしません。
以上、レブ論シリーズにしては珍しくレブロンに優しい内容でお届け致しました〜。
ラスト・ダンスは私に(紙ジャケット仕様)
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アーティスト:Drifters
Membran(2011-04-26)
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えー、まず今日のカードの勝敗を持って、イーストの1stラウンドのカードが全て3勝1敗になった事をお伝えしておきます。崖っ淵に追い込まれたのは昨日のマジック、まさかのローズ&ノア2枚落ちのブルズ、今日何とか踏み止まってポストシーズン連敗記録を13で止めたニックス、そしてホーフォード復帰も完敗を喫したホークスです。更にウエストでもナゲッツが本日惜しい試合を落として同じく1勝3敗になりました。明日の2カードによってはジャズ、グリズリーズもこれに加わる可能性があります。ジャズはマヴスに続いてスウィープで散る可能性の方が高そうですが・・・。
そんな中、本日は久々にレブロンの話です。昨ファイナル、そして先のオールスターにてチキンな様を見せてしまった感のあるレブロンが、今日はなかなか良かったんですよね。つーか第3戦もレブロンの活躍で勝負が決まったのでありました。
今日は特に試合終盤のレブロンがかなりヤバかったんです。バロン・デイヴィスが右膝頭をやってしまい今プレーオフはおろか、もしかするとこのまま引退の恐れさえあるという厳しい状況下で代わりにコートに立ったビビーがまず、同点からヒートを突き放す3ポイントを残り1:23というクラッチタイムに叩き込んで「ビビーってまだいたの?」なんて声を「キングス時代のビビー復活や!」に変えてみせました。
するとタイムアウトを挟んで7秒後、なんとラブロンが同点3ポイントを決め返してみせたんであります。リブロンの為にデザインされたセットプレーとはいえ、決めてみせるのは流石ですよね。
背水の陣のニックスはこれに対して、カーメロが応酬。残り54.5秒でこれまた3ポイントを入れてきます。ボッシュのTOを挟んでカーメロは今度はバティエーの厳しいディフェンス相手に、なんと3ポイントエリアでのシューティングファウルを得たのです。ただ、カーメロはこれを3本中2本ミス、点差を6まで広げるチャンスを4点止まりにしてしまったんです。
すると、またしてもルブロンタイムが来ました。今度は正面からインサイドへ切り込み、タイソン・チャンドラーをベンチへ送り返す6ファウル退場のおまけ付きで3ポイントプレーを決めたのです。これでニックスのリードは薄氷の1点になります。
とは言え残り時間の少ない試合、ヒートにはファウルゲームしかありません。で、ここでファウルを受けたのが消火器ケースパンチングをやらかしながら戻って来た持て余してるフラストレーション男、アマレ・スタッダマイヤーでした。突き放すチャンスというより最早決めるしか無かったこのFTを、しかしアマレも1本ミスします。かくして2点差、同点ないし逆転が有り得る状況で試合は最終盤を迎えた訳です。カーメロもアマレも名誉挽回汚名返上のはずが汚名挽回になるとこだったんですね。
そしてヒート最後のオフェンス、ボールを持ってインサイドに向かうも再度3ポイントラインまで引き返し、逆転をかけたダウンタウンを放つもミス、ヒーローとなり損ねたのがレブロン・・・ではなくウェイドだったという訳なんですよ。そう、またしてもロブロンはラストショットを放たなかったのですね。・・・うむ、流石に「ロブロン」は無理があるな(^_^;)
で、そんな発音話はさておきレブロンがまたしても最後の最後で打たなかった訳じゃないですか。それまで調子悪かったならともかく、そこまでは決めていたのに、ですよ。なんでやねーん、と思いませんか?
私ね、最近思うんですけどね、これはウェイドがレブロンを甘やかしてしまっているんではないかと危惧しています。ほら、ウェイドが悪役化したレブロンを庇う為に敢えて悪役を買って出てるなんて話もあるじゃないですか。それと同じ話で、ウェイドは試合中はともかくブザービーターないしそれ寸前のショットに関しては意識的に引き受けているんではないかと。
私、レブロンにラストショットを決める能力が無い訳が無いと思っているんですよ。だって今日の試合を見ても分かりますけど、そこまでのクラッチショットはキッチリ決めてるじゃないですか。これを一般的に勝負弱いとは言わないでしょ?
ただ、彼は恐らくはラストショットを打ちたくないんですよ。ラストに至るショットは外してもまだ試合終了ではありません。ファウルゲーム次第でまだ挽回のチャンスは残っています。しかし、最後の1本を外せばゲームオーヴァー、敗戦確定ですよね。レブロンはそれが嫌なんじゃないかなーと思うんですよ。これはあくまで私の推論でしかありませんがね。
今プレーオフだけに限ってもデュラントは第1戦から決勝シュートを沈めて見せました。一方でルディ・ゲイは2度失敗決め損ね、我らがマジックのネルソンやグレン・デイヴィスも決めれば勝ちor引き分けというショットを外しています。しかし、誰がそれを責めるでしょうか。チームの運命を決めるショットを打つ勇気を、彼らは確かに持っています。
「ラストショットを打たせろ」と、打つ能力も無いのにボールを欲しがるドワイトのような困ったさんがいる一方で、決められる能力を確かに持っているはずなのに何故かそれを避けるレブロンのような選手もいるのだからNBAは不思議です。どっちも困りものですなあ。
ま、ウェイドが甘やかさずにレブロンにラストショットを打たせる流れに持っていった方がレブロン自身のためじゃないかと思いますよ。ほら、マイケル・ジョーダンのCM覚えてますか?
何度も何度も失敗してきた、だから成功した・・・ジョーダンだってそう言ってるじゃないですか。レブロンさん、あんた決められる能力は間違いなくあるんです。失敗したっていいじゃないですか、打ちましょうよ。それで外しても我々はそれを馬鹿にしたり笑ったりはしません。マジック相手だったら外してくれた事を喜びはしますが(笑)、少なくともそのショットを放った勇気を決してくさす事はしません。
以上、レブ論シリーズにしては珍しくレブロンに優しい内容でお届け致しました〜。
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そもそも私の記憶では勝敗を決める1プレーで勝負にいかないというのはキャブス時代にもあったことと思います。
06−07ECF対ピストンズの第1戦で最後逆転がかかったラストシュートを自分ではなくドニエル・マーシャルに託した結果、シュートがはずれてゲームオーバー、責められたのはマーシャルではなくシュートにいかなかったレブロンだったわけです。
確かに今はウェイドがいます。たまたま今日はシュートが入らなかったのでしょう。
でもウェイドの調子が悪かったり、ボールを持たせてくれなっかたら?少なくとも今のヒートにフィッシャーやロバート・オーリーのような勝敗を決められる伏兵はいません。今ではあまりエゴを出さないボッシュや若いチャルマーズに託すのもいささか酷のようなきがします。
勝負をきめる時間帯に勝負して決める、これができなければジョーダンやコービーなどの勝者と肩を並べることはもちろん、リングを獲ることもできず、本当に裸の王様になってしまうのではないかという気がしてなりません。