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ヒート(4勝)106-94ニックス(1勝)
グリズリーズ(2勝)92-80クリッパーズ(3勝)


☆本日のハイライト
・ニックス、アマレ6ファウル退場&今季終了
・クマさんズはまたも逆転の危機に瀕するも今回は逃げ切り



今日はニックスが御臨終ですか。もしもここからミラクルニックスが来てたら、第4戦のウェイドによるラストショットが運命の分かれ目だった・・・って感じでしたが、単にニックスの臨終タイミングが1試合伸びただけでしたね。なおこの試合、カーメロとJ.R.スミスの2人でFGアテンプトの6割だったそうです。アマレ(´・ω・`)カワイソスなあ。トレード要求しとく?

さて、マジックも他人の事は言ってられません。今オフはマジックにとって世界で一番熱い夏になるかも知れないのです。ほーみーたいだーりん@プリプリ再結成オメ、ですよ。

差し当たり、マジックにはやるべき課題が4つあります。全ては「去就」です。

1.オーティス・スミスGMの去就

ますはこれかなー。スミスGMの今後なんですが、非常に微妙です。残留出来るか否かは50/50とも、既にその去就は風前の灯火とも言われます。本人も良く分からないようです

彼がここまでマジックで残してきた成果について、私は必ずしも否定的ではありません。 散々ネタにされて来たラシャード・“最高額砲”・ルイスについてすら、です。ただ、昨季のゴタート放出&タコルー再獲得とアリーナス獲得は失敗でしたね。ゴタートはトレードの駒としての切り方を誤りましたし、タコルーは残念ながら以前のマジック在籍時の輝きを取り戻せてはいません。アリーナスについては最早言うまでもありませんね。

ただ、それ以外については必ずしも悪くありません。カーターの獲得時にセット販売程度に見られていたライアンの台頭が無ければマジックはとっくに沈んで、ドワイトは既に違うユニフォームのヒトだったはずです。ゴタートやレディックのオファーシートマッチングも正解でした。2009年のネルソン負傷時にアルストンを引き込んだ手腕は特に評価されるべきでしょう。勿論、今季開幕に先立ってのグレン・デイヴィス獲得も大正解でした。

また、ドラフトに関してはフラン・ヴァスケスという大ポカ(多分に事故的ですが)こそありましたが、後はコートニー・リーのようなファインプレー指名もありました。オートンはスカかと思われましたが一応使える目処は立ったかもですし。ハーパーとリギンスはまあ2巡目なんで当たればラッキーって事ですね。

思うんですが、スミスGMってウォリアーズ絡みになると失敗しがちですね。アリーナスもそう、今季序盤で去ったヒューズもそう。J-Richの再契約も年俸はディスカウント出来ましたが期間が長過ぎます。だったらカーターをトレードせずにウェイヴしてキャップを空ければ良かったかもですね。

ともあれ、功罪半ばするスミスGMですが、私は現在のドワイトの状況を招いた責任を取らされて詰め腹を切らされると見ます。マジックのフロントには残留だけどGMは交代、って線かな?後任候補にはマジックで引退したフォイルが噂に上がってますが、フォイル自身は現時点ではその噂を否定しています。




私としてはフリーになるらしい元ニックス/ペイサーズのウォルシュ翁にお願いしたいとこですが。

2.スタン・ヴァンガンディHCの去就

やっぱりこれですよね、気になるの。ドワイトとの確執がどうやら表面化したあの「ドワイトは私をやめさせたがっとるよ」(声・富田耕生)事件以降、スタンおじさんの去就もまた不透明なまま。本人は引き続きマジックで指揮を続けたい意志があるようですが、スミスGMと一蓮托生説、ドワイトorヴァンガンディHCの二択説など諸説あります。

普通に考えれば、ドワイト級のスター選手がHC解任を要求すれば間違い無く要求は通ります。今のところドワイト側はその要求については否定していますが、ヴァンガンディHCが契約あと1年を残して去るのであれば、それは十中八九ドワイトの要求によるものと見て良いでしょう。オーランドのメディアもファンもこの件に関してはヴァンガンディHCに好意的であるように見えますが、さてマジックのフロントがどういう判断を下すか見ものですね。

3.ドワイト・デヴィッド・ハワードの去就

ま、本当はこれがメイン・イヴェントなんですけどね。

つー訳でドワイトの去就は上2人の去就に激しく影響を与えます。問題はドワイトの意思です。ヘルニアに伴う手術に踏み切った事は仕方ありません。しかし、その後プレーオフが始まってもオーランドに戻らずロサンゼルスでリハビリを続けた事をどう見るか、ですね。オーランド・センチネル紙は相変わらず悲観的な見方が主流で、マイク・ビアンキはそんなに重い手術でも無いのにプレーオフの応援にも来ない事を批判。悲観派の最右翼ブライアン・シュミッツに至っては、こんな事を呟いています。




何しろドワイトのtwitterも4/21を最後に沈黙しています。プレーオフ中もヴァンガンディHCやネルソンなんかとは頻繁に連絡を取っていたとドワイトは言ってましたが、シーズン終わったんだからファンのサポートへの感謝とかそういうことぐらいtweetしても良さそうなものですが、リハビリ中はtweetするなとでも言われているのでしょうか?これだけメディアに好き勝手書かれてるんですから、違うなら違うと自ら声明でも何でも出せばいいんです。シャックがtwitterで引退を発表する世の中ですよ?

とは言え、今のところドワイトの意志ははっきりしない上に、背中の故障によってどれほどのダメージが残るのかor残らないのかもはっきりとは分からない状況です。ドワイトが欲しいネッツやマヴスにしても、ドワイトの故障のダメージ如何では獲得しても大損だったなんて事になりかねません。そこのところの故障のダメージを見積もりつつ、ドワイトをキープしたい側も獲得したい側も動かなければならない・・・この事を考えるとドワイトの去就が固まるのには時間がかかると思われます。




マジックのマーティンスCEOはドワイトとは長期再契約か、さもなくば「必要な決断」がなされるだろう、と言っているようです。要するに長期再契約が出来なければもう昨季のようなソープドラマの再演を行わずにドワイトをトレードする可能性を示唆しているのですね。「Loyalty」を口にしたドワイトが今度はどう動くか、最注目ですね。

4.ドワイト以外のマジックの選手達の去就

http://orlandomagicdaily.com/2012-articles/may/jameer-nelson-sudden-audition-050212.html

そうなんです、ドワイトだけじゃありません。まずはネルソンですが、プレーヤーズオプションを行使してFAになる可能性があります。実際にそうするかどうかはまだ決めていないそうですが、5/15までにネルソンはそれを決断する可能性があります。もっとも、私はネルソンは下手すると再契約時にサラリーを削られる可能性があると思うのでFAにならない方が吉かと思いますが。

http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/5/9/3008933/magic-free-agents-nba-2012-ryan-anderson-jameer-nelson

また、MIPで箔が付いたライアン・アンダーソンもまた制限FAになります。彼の故郷チーム、サクラメント・キングスや元々ライアンをドラフトしたチーム、ブルックリン・ネッツが狙ってるなんて話があります。

控えセンター役まで務めたアール・クラークにしてもプレーヤーズ・オプションを行使すれば完全FAになれます。私はならない方が彼の身の為だと思いますけどね。このままマジックに残ればHCの交代があってもクラークにはチャンスが与えられるはずです。

彼らの去就もまた、上3人のそれに影響されます。今季マジックのロスターはドワイトとのゴタゴタにも拘わらずヴァンガンディHCに忠実でした。ヴァンガンディHCの扱われ方次第では彼らにも不満が募る可能性も無くはありませんよね。勿論、ドワイトがいなくなればチームに求心力が失われます。そうなればチームは一気にカオス化してしまうことでしょう。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2012/05/the-orlando-magic-will-face-these-10-issues-this-offseason.html


かくてあまりに多数の不確定要素を抱えつつ、マジックのオフシーズンは始まります。まずはスミスGMとヴァンガンディHCの去就を皮切りに色々と動き始めるんじゃないか、と予想しておきましょう。




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