ブログネタ
NBA に参加中!
ヒート(3勝)115-83ペイサーズ(2勝)

☆本日のハイライト
オールルーキーチーム選出

http://www.youtube.com/watch?v=h9s_HZ6pJ3M

え、なんでこのタイトルなん?とお思いのピストンズファンの皆様、今のピストンズの話じゃ御座いませんのでご安心を。

それにしても、どうしたもんでしょうかね。私は今日は暢気にドワイト去就についてダラダラ書いてテキトーにエントリーを締めるつもりだったんですよ。それがどっこい、レブ論やウェイド論(ゆ〜すけさん命名の「ウェイ道」を採用するか検討中)を書いてきた人間としては看過出来ない事態が今日の試合で発生してしまいました。

マジック対戦時はとみにお世話になった31Iscreamさん、皆様ご覧になりましたでしょうか。あんな温厚な(←イメージですけど多分間違い無くそうだと思います)管理人さんが1つのチームに対してあんなに静かに、しかし確かな怒りをあらわにしているのを、私は初めてお見かけしましたよマジで。

プレーオフの対戦ってレギュラーシーズンと違い、「Win or Go Home」の世界です。しかもお互いそれなりの成績を挙げて臨んでいるだけに、得てして戦力差が少ない、白熱した戦いが続きます。そんなチーム同士が戦えば激しい試合内容になるのも無理からぬ事です。そしてそれが思わぬ方向に過熱してしまい、互いにハードファウルが過ぎたり、乱闘に発展してしまったりする・・・あまり誉められたものではありませんが、時としてそういう事態も発生してしまいます。



しかしながら、今日のヒート対ペイサーズ第5戦のファウルの応酬は、色々と疑問符が付かざるを得ないものでした。そこには勿論、ここまでの流れというものがあります。レブロンとグレンジャーのキャヴス時代から続く因縁込みのバトルは皆さんも今シリーズだけでも何度かご覧になったはずです。特にスティールから速攻に走ろうとしたレブロンのジャージをグレンジャーが掴み、レブロンがグレンジャーに当たるように肘を繰り出したのはなかなか衝撃でした。グレンジャーのジャージ掴みは勿論ルール的にはアウトでしょうが、少なくとも危険なファウルではなかったはずです。速攻に行けなかったからって意図的に肘を当てようとするのは如何なものかと。



そして、あのウェイドによるコリソンへの後方からのショルダータックル。やはりあれをフラグラント1で済ませてしまったのは大間違いだったなあと思います。だってあれ、どうみてもわざとですよね。あれにフラグラント2を出さなかった事が、結局このシリーズをフィジカルな方向へと導く決定打になってしまったと思います。ただ、第4戦でのハスレムの出血、あれは事故だったんじゃないかなと。

http://espn.go.com/nba/playoffs/2012/story/_/id/7962129/miami-heat-indiana-pacers-register-3-flagrant-fouls-game-5


が、今日の第5戦は本当に酷かったんです。今日はウェイドがまず被害者になるところから始まりました。



インサイドに突っ込んだハンスブローのブロックの手がウェイドの顔面をヒット、流血させてしまいました。うーん、これは確かに良くなかったかも知れません。アクシデントとも言えますが、ハンスブローもやり過ぎたかもとは思います。フラグラント1は妥当でしょう。



で、直後にハスレムがハンスブローに報復フラグラントです。両手で顔・・・と思いきや肩をヒットですか。これはさては顔はマズイと思って一瞬の判断で肩にしたのかな?どっちにしてもボールは全く見てませんね。ハンスブローのはアクシデンタルな面もありますが、こっちは完全に意図的。フラグラント1でいいのかなあ、これ?



で、ラストがこれ。完全に勝負がついたガベージタイム、ピットマンという滅多に出番のないヒートのセンターがペイサーズのランス・スティーヴンソンの首に肘を打ち込んだのです。これには経緯があって、元はレブロンがFTを外した際にランスがチョークのゼスチャーでレブロンをからかったんですね。



この件、ランスは割とすぐ謝罪しました。が、ジュワン・ハワードはそれでも許せなかったようで、第4戦前にちょっとランスと揉めてたりしたんですよね。



ピットマンのあのファウルはその延長線上で起きたことであると理解した方が良いでしょう。ランスは別に無差別アタックを受けた訳じゃないって事です。

http://sports.yahoo.com/news/nba--dexter-pittman-abides-by-pat-riley-s-heat-code-by-cracking-lance-stephenson-20120523.html;_ylt=A0PDk0U7ZL1PIQYAqQe8vLYF

なお、ヤフーのワジロフスキー氏の記事によるとピットマンはファウル後に笑ってウィンクし、ヒートのベンチは盛り上がったとあるんですが本当ですかこれ?だったらもう完全に確信犯です。

http://www.cbssports.com/nba/blog/eye-on-basketball/19127062/suspensions-coming-for-flagrant-fouls-in-heat-pacers-game-5

さて、以上3つのフラグラント1ファウルの判定に関してCBSでその内容が検証されています(Kenchさんtweetで知りました)。1つめのハンスブローについては3人中3人がフラグラント1で異論無く、出場停止については無しが1人、1試合が2人と意見が割れています。

次いでハスレムの報復アタックについてはフラグラント2に格上げすべきという意見が出ました。出場停止についても1試合説が2人、2試合説が1人ですね。そしてピットマンについては全員フラグラント2で異論無く、3試合以上の出場停止処分説が1人、15試合の出場停止説が2人です。

http://espn.go.com/nba/dailydime/_/page/dime-120522/daily-dime

一方ESPNはハンスブローもハスレムも出場停止無しと予想しています。ピットマンだけスケープゴートですかそうですか。・・・私、実はピットマンは最初からハスレムのファウルを目立たせない為にわざとド派手なファウルをぶちかましたんではないかという疑惑があるんですよね。で、ピットマンだけ出場停止処分となれば万々歳じゃないですか。どうせ殆ど出番の無い選手ですから何試合出場停止だろうがヒートには痛くも痒くもありません。

(続く)



SPIRITS!SPIRITS!
アーティスト:HOUND DOG
ソニーレコード(1990-09-15)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る