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http://sports.yahoo.com/news/nba--dwight-howard--i-ll-only-re-sign-with-one-team.html;_ylt=A0PDlN37qvFPh2QA4gq8vLYF

"There's only one team on my list and if I don't get traded there, I'll play the season out and explore my free agency after that."

ドワイトのマジック時代、完全に\(^o^)/オワタ

遂にドワイトがその移籍願望を再度クリアにしました。しかも今回はヤフーが直接ドワイトへの取材に成功したのです。ドワイトは電話インタヴューに応じ、冒頭の通りに1チームにしか行きたくない由、更に該当チームにトレードされない場合は今季プレーし終えた後にFA移籍でそのチームへ向かう由を公言したのであります。そのチームがどこであるかはおよそ想像に難くありません。ブルックリン・ネッツですね。更にドワイトの言は続きます。

"This was not the first time [that I asked for trade]. I communicated this to [Magic president] Alex [Martins] and [former general manager] Otis [Smith] way before Friday that I wanted to be traded months before this meeting with Rob Hennigan. That was all way before Stan [Van Gundy] got fired."

アレックス・マーティンスCEOにもスミス前GMにもトレード希望の意思は伝えてある、それはスタン・ヴァンガンディHC解任前だ・・・つまり、これはヴァンガンディの解任は自分のせいじゃないというアピールですね。

"I've never faked anything. I'd never fake a back injury to not play for my team. I played a lot of games in a lot of pain, and there were times that I was crying in the locker room afterward because I was so seriously hurt. But I kept fighting. I've played with a cracked sternum in the past, and played with a lot of different [injuries].”

これは要するに、背中の怪我を言い訳にして、故障を口実にプレーするのを止めた訳じゃ無いと言いたいのですね。まああのタイミングでチームを抜け、ロサンゼルスで手術を受けてチームメイトの応援もしなかったのですからそういう風に疑いの目で見るヒトが出るのも当然です。移籍したいとなると尚更ですな。

"It really upset me that anyone would say that I was doing something out of spite for my team or my city. I have the utmost respect for the Magic organization, for the people of Orlando. Everything I did was from my heart, and I would never do anything to betray my city."

これはオーランドのチームや街に対して悔し紛れをやっているんだと言われるのが心外だ、マジックの組織やオーランドの人々にリスペクトを持っていると言うんですが・・・ま、何を言っても移籍を口にした時点でオーランドの人間はドワイトの事を許すわきゃあないんですけどね。で、最後にヴァンガンディHCの「ドワイトは私を辞めさせたがっとるよ」事件についてショックを受けたかについて尋ねられたドワイトの答えです。

“I did. I had no clue about what had happened, about what he had said. I wanted to clear it up that this was not what was happening behind closed doors, and I stepped into something that I didn’t know how to handle. It hurts me to this day, thinking about how people were saying these things about me, calling me, "a coach killer," and all this crazy stuff. It upset me, it hurt a lot."

・・・うーん、また何か言い訳してますがどうでも良いので翻訳しません(笑)。彼が何を言おうと、ドワイトがヴァンガンディHCを望まず、彼のクビが飛ぶのを止めなかったのは事実ですからね。

あと、ドワイトはESPNでブルサード記者が書いた「ドワイトはマジックに脅されたと感じて〜」という話を全否定しました。おいおい、レイカーズ移籍説の時はドワイトの移籍の噂を後押しし、今回も第一報を打って下さった恩人に酷いなあ。また、この件に関してのみRealGMにも同じ話をしています。但し、RealGMに対してはこの脅迫関連の話しかしていないんです。

で、私がこの件について言いたい事はただひとつです。

「いい加減覚悟を決めろ」

ネッツ以外はヤダヤダと満天下に言い放ったこの期に及んで、ヴァンガンディをクビにしたのは自分じゃないだの、オーランドへのリスペクトがどうだのとええカッコしいはもう止めるべきでしょう。正直に言えばいいんですよ正直に。

「オーランドではもう優勝出来るヴィジョンが浮かばない。新人時代からずっとこのチームで頑張って来たが、そろそろ次の機会を選ばせてくれ。僕は今優勝したいんだ」

これぐらいの事を言ってみろってなもんですよ。

「ヴァンガンディは俺を大事にしてくれないからクビにしてもらったけど、もう限界だ。前々からデロンと話はついてたんだよ。ニューヨークで楽しくやってくるからな。ああ、オフの間だけは戻って来てバスケットボールキャンプだけやってやるよw」

ここまで言ったらむしろ評価します(笑)。

ま、真面目な話、ドワイトはあの大騒動の挙げ句「Loyalty」を口にして一度はマジックに残った訳ですから、レブロンの移籍よりファンにとってはダメージが一層デカいんですよね。一旦上げてから落とす、みたいな感じですよ。

ましてやオーランドはシャック、ペニー、T-MAC、グラント・ヒルとチームの歴史が浅い割にはスターに恵まれるものの、その全員と苦い別れを経験している街です。ただでさえファンはスターの離脱に長年苦い思いを重ねて来たところへ、ドワイトよお前もか、となるとこれはもうレブロンどころの騒ぎではありません。レブロンが優勝して悪役から離れつつある昨今では尚更の事です。レブロンのクリーヴランドを遥かに上回る怒りと罵声が飛び交うのは確実でしょう。

ドワイトにはいい加減、それでも勝ちたいと言うならばオーランドで二度と歓声を受ける事は無いかも知れない、という覚悟を固めて欲しいんですよね。オーランドの代わりにニューヨーク、ブルックリンを目指すなら尚更でしょう。なに、シャックだってマジックを去った後もオーランドに家はあったんです。オフでまでそんな酷い目には逢わないと思います、多分(^_^;)

ともあれ、これでマジックはポストドワイト体制へとシフトしなければならなくなりました。では、マジックは今後どういうチーム作りを目指していくべきなのか。それは次回考察していこうと思います。

P.S.

この件、相変わらず地元紙のはずのオーランドセンチネル紙が出遅れてます。「loyalty or blackmail」とかもう遅いよ!やっと出た記事もYahoo!の後追いではねえ・・・。

http://www.nba.com/magic/gallery/david-stern-through-years_062812

一方、書く話題に窮したマジック公式HPは何故かデヴィッド・スターン写真集を掲載していましたw

P.S.2




今しがた、ヘニガンGMが記者会見にて正式にドワイトの希望する行き先がブルックリン・ネッツである事を認めました。




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