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さて、ドワイトにさよなライアンにと忙しいですがドワイトのトレード話はまだまだ固まらないようです。今のうちに当ブログでまだ触れていなかった移籍・トレードを纏めておきましょう。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/8144545/2012-nba-free-agency-indiana-pacers-match-portland-trail-blazers-offer-roy-hibbert

まずはエントリータイトル通りにブレーザーズ回りから。ビッグマンが故障を抱える事に定評のあるブレーザーズがこの夏に狙ったのはペイサーズの制限FA、ヒバートでした。ブレーザーズは4年マックス契約を提示して、このイーストトップクラスのセンターを獲得しようとしたのです。しかし、ペイサーズはこのブレーザーズのオファーにマッチする意向を固めました。一説にはブレーザーズのオファーシートにマッチする形ではなく、シンプルにペイサーズからのオファー提示の形を取って4年マックス契約とするという話もありますので、そうなるとヒバートが貰える金額が増える可能性もありますね。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/8125605/indiana-pacers-george-hill-agree-5-year-deal-report-says

また、ペイサーズはこれに先立ってジョージ・ヒルとの5年再契約にも合意。PGとセンターを長期確保って訳ですな。まあヒバートにマックスってどうなのと言われれば、そりゃお高いですよねって感じな訳ですが、一方でまともなセンターの不足を思えば、あながち間違いでもないとも思います。昨オフはダンカンに鍛えられた彼の事、多分マグロアみたく急に存在感を無くしたりはしないと思います。ペイサーズの未来は明るそうですね。ネッツ次第ではありますが、打倒ヒートの最右翼にのしあがる可能性も少なからずあると思いますよ、私。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/8134240/reports-former-portland-trail-blazer-brandon-roy-reaches-verbal-agreement-minnesota-timberwolves

さて、そんなヒバート招聘に失敗したブレーザーズからは人材流出がありました。一人は心ならずも引退に追い込まれてアムネスティルール適用でブレーザーズのユニフォームを脱いだ男、ブランドン・ロイ。カムバックの意思を明らかにし、準備を重ねていた彼にはオファーが殺到していたのです。そしてロイが選んだ新天地、それは意外にも(?)ウルヴスだったのであります。

ウルヴスとロイの合意内容は2年で1040万ドルです。・・・競争率が高いのは分かるんですが、まだ万全かどうか定かでない病み上がりの選手にはややリスキーな契約提示かなと思わなくもありません。勿論往年の何分の1かの活躍でもしてくれれば大儲けなんですが。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/8134117/agent-says-portland-trail-blazers-nicolas-batum-verbal-agreement-minnesota-timberwolves

更にブレーザーズからはもう1人、制限FAのニコラス・バトゥムにも声がかかりました。4年4500万ドル、ボーナスにより最大5000万ドルという大型ディールを提示してきたのは、なんとこれまたウルヴス。ウルヴスは何ですか、ブレーザーズに喧嘩でも売っているんですかねこれ(^_^;)まあ、ブレーザーズが普通にマッチすれば良いだけの話ではあるんですけど、またえらく高いお値段がつきましたね。制限FAってもしかしてかなり美味しいんじゃね?

http://espn.go.com/los-angeles/nba/story/_/id/8132526/sources-los-angeles-clippers-keep-chauncey-billups-get-jamal-crawford

更にブレーザーズから去り行く人材がいます。ジャマール・クロフォードです。昨オフにアルドリッジからのプッシュもあって待望のブレーザーズ入りを果たすもチームにフィットせず、シーズン中もトレードかと思われたクロフォードは1年でポートランドの地を離れる事となったのです。そんな彼の行き先はクリッパーズです。あれ、クリッパーズってニック・ヤングがいませんでした?ビラップス残留はまだ分かるのですが。

http://espn.go.com/blog/truehoop/post/_/id/47298/nick-young-agrees-with-76ers

ええ、そのヤングは移籍しました。行き先はフィラデルフィア。1年、600万ドル規模の契約と見込まれております。シクサーズは既に自チームFAのラヴォイ・アレン(2年600万ドル)スペンサー・ハウズ(2年1310万ドル)とも再契約を纏めており、ヤングとのFA契約にキャップを空ける必要がありました。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/8135145/philadelphia-76ers-release-elton-brand-via-amnesty-clause-sources


そこでシクサーズが取った選択が、このタイミングでのアムネスティ行使です。その対象は、アムネスティルール導入からずっと適用の噂が絶えなかった男、エルトン・ブランドだったのです。契約直後のアレな状況を思えば最近のブランドは大分チームにフィットしてきたように思うのですが、そうなってからアムネスティってのもなかなか皮肉なものです。

ブランドは入札に興味を示す球団があるようですので、昨オフのビラップスのように移籍する可能性が一番高そうです。サラリー空いてるか知りませんが、古巣のブルズかクリッパーズあたりに戻るのも一興かも知れませんね。え、レイカーズ?入札が無ければ有り得るなあ(^_^;)

http://espn.go.com/chicago/nba/story/_/id/8140669/2012-nba-free-agency-kirk-hinrich-commits-chicago-bulls-source-says

ブルズといえば、ローズの復帰が遅れる可能性が高い中でPGポジションの補強が課題でしたが、その回答はかつてドラフト指名したコンボガード、ハインリックでした。年俸300万ドルとお買得な上にローズ復帰の暁にはSG起用も可能という便利さです。今オフのブルズは動きは地味ですが、これは良い一手を打ちました。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/8156830/houston-rockets-trade-marcus-camby-new-york-nicks-kyle-lowry-toronto-raptors

そう言えばこのヒトもブレーザーズに昨季いたよねーって方がもう1名いました。マーカス・キャンビーです。ロケッツにトレードされていた彼ですがヒートとニックスに入団交渉を行い、結果こうなりました。

ニックス←キャンビー
ロケッツ←トニー・ダグラス、ジェローム・ジョーダン、'14・'15年2巡目指名権


キャンビーは3年1320万ドルとなりました。本当に3年やれるかは例によって保証の限りではありませんが、これで栄光のニックス帰還ですね。

http://espn.go.com/blog/new-york/knicks/post/_/id/21703/knicks-to-re-sign-j-r-smith





因みにニックスと言えばJ.R.スミスも2年280万ドルで再契約残留が決定なんですが、スミスのtwitterがかなり愉快だったのでご紹介しておきましょう。スミスはまず、「来年は背番号23を着用したい」とtweet。






ところが、指摘されたのか自分で気付いたのかは知りませんが上のサイン&トレードでキャンビーがニックスにやって来る事、そして彼の背番号が23である事に思い至って23番の希望を取り下げ、キャンビー先輩に挨拶tweetを入れ、それから何番を着けるか悩んでいました。うーん、キャンビー来るなら8番のままでいいじゃないと思うんですがねえ。












因みにスミスの残留とキャンビーの移籍にはジャマール・クロフォードもお祝いtweetをしてましたね。クロフォードはなかなかいい奴でして、アイヴァーソン先輩にも「リーグに戻って来て下さいよアニキ〜」的なtweetをしていました。なかなか感心な若者やないか、ってもうクロフォードも三十路でしたね。

http://msn.foxsports.com/nba/story/steve-novak-new-york-knicks-agree-to-four-year-deal-070912






ニックスはあと、昨季ブレイクした3ポイントシューター、スティーヴ・ノヴァックも4年1500万ドルで再契約です。これにはスミス、そしてカレッジ時代のチームメイトだったウェイドが祝福tweetを流してました。苦労人がようやく報われたって感じですかね。

http://espn.go.com/nba/truehoop/miamiheat/story/_/id/8156692/ray-allen-rashard-lewis-sign-miami-heat

最新どころではあと、最高額砲ことラシャード・ルイスがバイアウトの結果FAになってましたが、ヒートがキャンビー獲得に失敗した事もあって話を纏め、2年280万ドルで合意。ルイスはシアトル・スーパーソニックス(現OKC)以来のレイ・アレンとの合流となりました。これからは最低額砲とお呼びしたいのですが、この中途半端な金額から察するにヴェテラン最低額では無いですよね?(→注:Kenchさん補足情報によると最低保障額でした)

http://espn.go.com/nba/story/_/id/8141769/milwaukee-bucks-close-deal-free-agent-ersan-ilyasova

バックスはユーロにかっさらわれそうになったFA選手、イリャソヴァとどうやら再契約出来そうです。契約内容は5年4500万ドルだそうで、全体的にオーヴァーペイド気味な今オフでは割とまともな契約に見えますな。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/8154295/source-guard-lou-williams-reaches-agreement-atlanta-hawks


そしてシクサーズのFA、ルイス・ウィリアムズがホークスと契約で合意です。詳細は不明ですが500万ドルのミッドレヴェル例外枠での契約と思われます。

細かいところまで紹介し切れてないと思いますが、とりあえずザーッと紹介してみました。え、ドワイトはどうなったって?まだ色々あるみたいなので、それは別項にて取り上げたいと思います。



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