☆グループA

アメリカ(3勝)156-73ナイジェリア(1勝2敗)
アルゼンチン(2勝1敗)92-69チュニジア(3敗)
フランス(2勝1敗)82-74リトアニア(1勝2敗)

☆グループB

ロシア(3勝)75-74ブラジル(2勝1敗)
スペイン(3勝)79-78イギリス(3敗)
オーストラリア(1勝2敗)81-61中国(3敗)


いやー、いい試合でしたね。ファウルゲームになってから終盤の3ポイントが連続で決まり、1点差まで迫りながら最後はファウル出来ずに時間を使い切られて決着。FTを落とさず、最後も巧みなドリブルでファウルに来る相手をかわして時間を使い切ったカルデロンの上手さが光りました。・・・えーと、これはスペイン対イギリスの話ですw イギリス、母国での大金星まであと一歩でした。あとロシア対ブラジルも見とくんだったなー。

アメリカ?私は試合開始から生で見ましたけど、いきなり13-0でナイジェリアがタイムアウト取った時点で見る気力が失せましたw 1Qだけで49点をぶちかましたアメリカはその後も止まらず、前半だけで78点という記録を樹立します。

後半はいきなりアンソニー・デイヴィスが登場して眉毛アリウープを叩き込みます。余裕バリバリのアメリカは後半も止まりません。特に凄かったのがカーメロでして、3ポイント8/10という驚異的な成功率。とにかくジャンプシュートが止まらなかったカーメロは37得点とこれまたアメリカ代表史上最高得点を叩き出します。ナイジェリア代表のアミヌが王家の末裔という事で「王家の紋章」などと一人浮かれていた私でしたが、途中からもう「王家の喪章」状態でしたぬ。最後はもう王家の谷底って風情でした(´・ω・`)

終わってみれば156得点と、ブラジルの持っていた1試合での得点における五輪記録を大幅に更新。また3ポイント成功数(26本)、FG成功数(59本)、そしてFG成功率(71%)でアメリカ代表の五輪記録を更新。そう、'92ドリームチームの記録を更新した訳ですね。これでコービーやレブロンもオリジナルドリームチームの面々に大きな顔が出来る要素が出来ました(笑)。

ま、アメリカのスター取り放題ボーナスステージはチュニジア&ナイジェリア戦の2試合で終了です。この次は伝統のバスケ強国リトアニア、そしてスパーズ風味な難敵アルゼンチンが控えます。アメリカの金メダルクエストはここからが真の本番でしょう。

さて、試合についてはそこそこにして、今日はまた久々に大風呂敷を広げてみましょう。皆さんご存知の通り今回のロンドン五輪は審判の問題が次々とクローズアップされております。とりあえず思い付くままに列挙してみましょうかね。

・柔道で日本と韓国の選手が対戦、旗判定が映像判定で0-3から3-0に覆る



フェンシングで韓国の女子選手が運営側の不手際の為に、本来時間切れで逃げ切れたはずが残り1秒で痛恨の逆転負けを喫し、涙の1時間抗議居座り

体操男子団体で内村選手への採点が抗議により加点され、日本が4位から銀メダルに
・ボクシングで明らかに再三ダウンしているはずの選手が一度もダウンを取られなかった上に判定勝ち→抗議が受け入れられ、対戦していた日本選手の勝利に訂正される。問題の審判は追放へ



なんか嫌な感じなのが、結構な確率で日本絡みなんですよねこれ。一見日本がクレーマーみたく見えるから困ります。実際体操については地元イギリスが銀から銅にメダルが繰り下がったためにブーイングが飛びました。twitterでもジャップがどうのという言葉が飛び交ったようです。柔道とボクシングでは逆に日本に声援、相手にブーイングが飛んだそうですが。

体操については内村選手の技が凄すぎて審判の目では捉え切れず、抗議してやっと正しく採点されたなんて経緯もありましたからね。このあたりはフィギュアスケートに通じる問題があるように感じます。最初から優勝させる選手決めてるとかなめとんか!・・・おっと話が逸れましたね。

柔道はこの0-3→3-0事件は氷山の一角で、実際には一度下された判定が覆るのがしょっちゅうなようです。今回映像判定が導入された事による過渡期の混乱と思われます。映像判定を最優先の判定材料とするなら、もうそれを明確に確定するべきでしょうね。

今までは後々映像を見返したら「これ、判定間違ってね?」ってケースにも何も言えませんでしたから、私は映像判定導入は賛成なんですよ。ただ、一旦判定が出てから覆るのは良くないですね。勝利が一転して負けになってしまった韓国選手の心中察するに余りある訳でして、だったら判定に入る時は最初から皆で映像も見直せばよくね?と。時間はかかりますが、こんな揉め方すれば結局時間がかかるんですから、ならば最初から映像見直した方が余程マシです。

ボクシングは・・・ねえ。最新ニュースなんで詳細は知りませんが、何なんでしょうか。審判が買収されてる説が流れるのもこれは仕方無いかなーって感じです。ボクシングはプロもアマもこうなんスか(´Д`)教えてエロいヒト。

以前にNBAの審判の話をした時に、「それでもアマの審判より遥かにマシなんだよ」って話を紹介したと思いますが、今回起きている事は正にその好例なのかなとも思います。ボクシング以外。そもそも、ボクシングで買収疑惑が出るような事態になったのは何故でしょうか。それだけメダル獲得に必死なんだってのは分かります。が、それだけでも無いような気がするのですよ。金のかほりがするなーって。

今更言うまでもない事ですが、五輪は今や商業化の一途を辿っております。皆さんも五輪開催時期に五輪選手が広告に出たり、「オリンピック公式○○」がやたら目についたりした記憶はないでしょうか。あれは言うまでも無く協賛企業としてオリンピック委員会に上納金が行きます。例えばコカコーラが公式飲料になったらコカコーラ以外の会社の清涼飲料水は原則的に五輪会場には出せません。

その結果が醤油メーカーがスポンサーじゃないからロンドン五輪会場の寿司に醤油がつかないなんて大馬鹿な事態を招いている訳ですよ。ここまで来ると金満五輪もいいとこですね。何でもかんでも金に変えないと気が済まないってか!これを異常ととらえない感覚は相当狂ってます。こんな五輪に誰がした!お答えします。サマランチ会長とアメリカです。

1984年、ロサンゼルス五輪あたりから公式○○ビジネスは始まりました。五輪商業化のこの流れを更に決定付けたのがプロ選手の参加です。それまではアマチュア規定があったため資本主義国家圏の国々はアマチュアないし学生しか出場出来なかった五輪に、共産圏国家は実質プロに近い形で自国選手を送り込んだのです。プロ選手解禁はこの共産圏国家に対抗する流れでもありました。

そんな中、アメリカにとってショックだったのが'88年、ソウル五輪でのバスケットボールチーム敗退です。デヴィッド・ロビンソン、ダニー・マニングなどの後のNBA選手達を擁するアメリカ代表チームはしかし、サボニスを擁するソヴィエト連邦の前に完全に力負けして敗退してしまったのです。さしものロビンソンも故障前の全盛期サボニスの前にはどうしようもありませんでした。

これでアメリカは色めき立ちます。バスケットボールを生み出した国たるアメリカが金メダルを逃す事などあってはならない!とばかりにアメリカはプロ選手の解禁を考え、そしてオリンピック商業化路線の旗手だったサマランチ会長もまた、プロ選手の五輪参加を容認したのです。かくて'92年、バルセロナの地にNBAオールスターズたるドリームチームが誕生し、全ての相手を蹴散らして金メダルに輝いたのです。NBAの国際化路線とも見事に合致したこのドリームチームの快挙はバスケットボール人気、NBA人気を世界的に高めると同時にサマランチ会長の五輪商業化路線を文句のつけようの無い成功に導いたのです。

しかしながら、このドリームチームが表彰台に立った時、星条旗でチャンピオンのマークを隠すマイケル・ジョーダンやバークリーなどのナイキ契約選手達の姿は、正に五輪商業化の歪さをも既に体現していました。上記の醤油云々はその延長戦にある出来事ですね。

金メダルでなければならない、というアメリカのこの姿勢は日本の柔道にも通じるものがあって、私は全く好きになれません。アメリカのバスケだって日本の柔道だって金メダルが取れない時があって何がいけないのでしょう?それはそのスポーツが国際化した証明です。相撲みたいにおとなしく日本国外の力士がメインを張る状態でいいじゃないですか。

更に厄介なのは、そのメダルの有無にまで商業化の悪影響が見て取れる事です。TVのアホな報道振りは今更言うまでもありませんよね。柔道の男子が金メダルが取れなくてプレッシャーが・・・って報道で更に残った選手にプレッシャーをかけるとかもう何なん!って思いましたけど、TVは視聴率とかそんな事ばっかり考えてますからねえ。五輪前の報道も見ていておいおいって感じでしたし。

NHKまでもが今や商売、ショーバイです。テーマソングを歌ういきものがかりはNHKのニュース番組で歌わされるわ、選手達の練習を見に行かされるわ、しまいには現地まで行かされるわとなんだか可哀想でした。いきものがかりはアーティストですよ?スポーツジャーナリストでもレポーターでもありません。そこまでしてNHKがいきものがかりを押しまくるのは1つにはNHK側がいきものがかりを気に行っているというのもあるでしょうが、恐らくはかなり高い確率で版権にNHKの取り分が入っていると思います。まあNHKがそうじゃなかったとしてもTV局のタイアップってのは大概そういうシステムでして、テーマソングになってる場合はそのテレビ局系列の音楽出版会社が版権を持ったりするんですよ。すると、その曲が売れれば売れるほどTV局にお金が入る訳ですね・・・。ね、良く出来てるでしょ。各局毎にテーマソングが存在する所以です。

ま、このタイアップシステムは五輪とは正確には関係ありませんけど、五輪にまつわるエトセトラはすっかり商業主義に支配されています。時には審判の判定までおかしくしてしまうほどに・・・。そして商業主義化への流れを最初に作ったのがアメリカのロサンゼルスで開催された五輪であり、その流れを決定的にしてしまったのがドリームチームであったことも忘れずに観戦しておく事を皆様には勧める次第です。




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