☆最近のハイライト
サンズのフライ、心臓肥大化の為に欠場へ
ピストンズはテレンス・ウィリアムズと保証無し1年契約
ウルヴスはアムンドソンと保障あり1年契約
バックスはマーキス・ダニエルズと契約
ドワイトは開幕キャンプとプレシーズンマッチ緒戦に間に合わない見込み
スティーヴ・ブレイクも左足に刺し傷を負って3週間は運動禁止へ
セルティクスのブラッドリーは年末復帰予定


今回はobukorikoriさんを差し置いて、ブルックリン・ネッツの話題です。移転するなりジョー・「真・最高額砲」・ジョンソンのトレードによる獲得、そしてデロン・ウィリアムズ、ジェラルド・ウォーレス、ハンフリーズ&ブルック・ロペスの再契約、更にはブラッチ獲得等と戦力補強に余念の無いネッツはなかなか面子が揃ってきました。

http://espn.go.com/new-york/nba/story/_/id/8406682/barclays-center-opening-new-jersey-nets-owner-mikhail-prokhorov-promises-title-soon

そんな中、ネッツの総帥たるロシア大富豪、プロコロフは非常に強気な声明を出してきました。ネッツが3年以内に優勝する、というのです。早速その超強気コメントを引用してみましょう。

"Every team has a grand plan, and we're moving slowly, step by step, because it's easy to make a strong team, but it's very difficult to make a championship team. So we are on the right way and I'm expecting our championship within three years now,"

ね、はっきり言ってるでしょ、3年以内に優勝を期待してるって。プロコロフはんは真剣と書いてマジでして、優勝の為ならタックスなんざいくらでも払ってやるぜハハハハハってな感じだそうであります。一昔前、2000年前後のブレーザーズ状態も辞さない勢いですな。まあそう言いながらブラッチに最低保証額で契約するなんざ、なかなか手堅いと思いますけどね、私。

さて、今回はネッツが果たして本当に3年で優勝出来るかを考えてみましょう。結論だけ先に言ってしまえば実は私、obukorikoriさんには申し訳無いのですが3年以内の優勝は難しいと思います。

ま、誰しも思うポイントはなんてったってアイドル(フッルー)、じゃねえや何てったってマイアミ・ヒート。ネッツがどうやってヒートを倒すかですよ。だってネッツとヒートを比較してみて下さい、どのポジションで勝てます?PGだけじゃないですか。JJがウェイド&レイ・アレン相手にどこまで戦えるのでしょうか。ジェラルド・ウォーレスがどれだけレブロンをスローダウン出来ます?ハスレム&ボッシュにネッツのフロントコートたるハンフリーズ、レジー・エヴァンス、ブラッチ&ロペス兄はペイサーズのデヴィッド・ウエスト&ヒバートよりもやれる気がしますか?私はちと悲観的です。

唯一クリアなアドヴァンテージたるPGさえ、ヒートがポジションをスライドさせてウェイドかレブロンをデロンに付ければ糸冬でしょう。ネッツに勝算があるとすれば、スリーキングスの誰かが故障した時ぐらいです。リーグトップのスーパースター2人+オールスタービッグマンというヒートの中核と比較してみた時、そもそも単なるオールスターバックコートとオールスター未満のビッグマンしか抱えていないネッツではその差は明らかなんです。

これでドワイトがいたなら話は違いました。デロン、JJ、ドワイトを核にしたチーム体制ならたちまちヒートと覇を争う存在にのし上がれた事でしょう。しかし、ドワイトがハリウッドへ去り、恐らく間違い無くレイカーズでキャリアを送り続ける以上、今の体制ならネッツはプレーオフ出場チームにはなれても、それ以上を目指すのは残念ながら難しいでしょう。

じゃあこれから補強していけばいいじゃんと言われればそうです。しかし、それにはロッタリーピックじゃない1巡目指名権、そして2巡目指名権で戦力をプラスしていく他ありません。勿論サラリーキャップは既に満タンなので、FA補強は以前より金額の減らされた例外枠、そして最低保証額で行くしかないのです。まあ引退の見えてきたスタックハウスみたいなヴェテランか、他球団で契約をバイアウトするなどしたブラッチみたいなギャンブル物件じゃないと厳しい訳ですよ。私はブラッチ推しですが。



2000年頃の資本主義の象徴みたいなブ厚い選手層を有したマイクロソフト・ブレーザーズぐらいの迫力が無ければ、あのヒートを仕留める事など出来ません。てか、あのブレーザーズでもシャック&コービーのレイカーズをついぞ沈める事は叶いませんでした。2000年は惜しかったですけどね。今のネッツはまだその域ではありません。そしてこれからネッツがそれを目指すのは大変厳しいです。

何しろ、ネッツの面々は最近契約した選手ばかり。彼らを軸にしたトレードは正直、かなり困難なんですよ。たとえばまあ有り得ないですがドワイトがまたレイカーズで揉めて「やっぱりネッツじゃなきゃ嫌だプー」などと言い出してDwightmareまさかの第3章が始まったとして、レイカーズがトレードの交換材料に欲しい選手はデロンしかいません。

http://hoopshype.com/salaries/brooklyn.htm

ネッツがデロンをトレードする訳が無いので外すとして、ロペス兄のマックス4年契約、JJのこれまた4年残っている真・最高額砲契約はちょっと交換出来る相手が見つかる気がしません。ジェラルド・ウォーレスならまだ可能性はありますが、彼にしても4年の長期契約にサインしたばかり。要はサラリーが重いため、タックスを軽くしたいチームとのトレードもままならないのです。マショーン・ブルックスとレジー・エヴァンス、ぐらいでしょうか、トレードで使い易いのは。

マイクロソフト・ブレーザーズはサラリーの安価な選手を纏め売りトレードして更に先発級選手をかき集めるチーム作りを続けましたが、むしろチーム成績は下降を続けました。'76-'77シクサーズしかり、一昔前の長嶋ジャイアンツしかり、先発選手を控えに回す程層の厚いチームってのはむしろ選手同士の齟齬を産んで上手く回らないのです。アメリカ代表チームとは違うのですよ。

しかし、チームの中核にレブロン級の選手を据えられなかった以上ネッツはこのまま突っ走るしかありません。あるいはニックスのカーメロあたりを今も虎視眈々と狙っているかも知れませんし、デュラントあたりも狙いに行くかも知れませんがね。ドワイトの事もまだ諦めていないかも、ってレイカーズだしそれはもう無いかな。シクサーズさん、バイナムかっさらわれないように気をつけるんだ!

ともあれ、ネッツの先行きを私は決して楽観視してはいません。ヒート独走状態になりかねない来季移行のイーストにあって、ヒートに対抗し得るチームは老骨にヒートロッド打つ状態のセルティクス、昨プレーオフで遺恨バリバリな激戦を演じたペイサーズぐらいしか見当たりません。ニックス?カーメロとアマレの共存が出来なければ来季もプレーオフ出て終わりでしょう。この点に関しては私もマーブリーと全く同意見です。

そうなって来るともう、チーム資金的にもネッツぐらいしかあてにならないんですよね。セルティクスは最早時間との戦いですし、ニックスはあのバカオーナーの目が黒いうちは残念ながらあの調子でしょう。ペイサーズはヒバートのマックス契約もあり、これから徐々にチーム経営の岐路に立たされる事となるでしょうね。どこの球団でもタックス支払い放題では無いんです、残念ながら。

そんな訳で、マジックがプレーオフ圏内に返り咲くまでの3年(もっとかかるかも知れませんが)の間に、サラリー的には既に天井を突き抜けたネッツが結構厳しい状況下でどういう手を打ち、更なる強化を図るかをとくと見てみたいと思います。新チームロゴもユニフォームもカッコ良さげですし、厳しい事書きましたがネッツには頑張って欲しいですね。

P.S.

http://www.huffingtonpost.com/2012/09/25/brooklyn-nets-cheerleader-outfits_n_1913020.html?utm_hp_ref=tw

ネッツ、チアガールの格好もちょっと目新しいですね。Kenchさん情報でした。



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