ヒート105-78ピストンズ
ホークス97-68ホーネッツ
グリズリーズ99-94バックス
セルティクス115-85ネッツ




http://espn.go.com/nba/story/_/id/8518360/nba-los-angeles-lakers-eying-lebron-james-2014

さて、今日はESPNが繰り出して来た大(ボラ)ネタについてテキトーに触れましょうか。レイカーズがレブロンを将来FAで狙う?という、いつから東スポはESPNって名前に変わったんだよと誰しもが吹き出しそうな与太風味100%なこの記事、ああESPNもネタ不足なのねと笑って読み飛ばすのが多分正しいリアクションなんでしょう。

http://hoopshype.com/salaries/la_lakers.htm

ただ、全く無い話かと言いますとそうでも無いんですよねこれ。むしろ、今のレイカーズの体制を考えば、ポストコービー時代を考えるのは当たり前の事です。だってドワイト以外のメンバーってこれ、殆どが短期的な視点で集められたメンバーです。超高額サラリー軍団ではあるものの、レイカーズで現在残り契約期間が一番長いのはなんとナッシュですw '13−'14シーズンが終わればレイカーズはナッシュ以外全員の契約が終わっているという按配なのです。まあ恐らくドワイトも今季終了後にマックス再契約でしょうから厳密にはナッシュとドワイトのみというのが正確な表現でしょう。

私はコービーはなんだかんだですっぱり引退せず、40手前ぐらいまで粘るんじゃないかと最近思い始めているのですが、そんなコービーも流石に次の再契約時には年俸3000万ドルとかは無理でしょう。セルティクスのKGやスパーズのダンカンの相場で行けば1200万ドル程度になります。まあそこまでディスカウントしなかったとしても結構なサラリーを浮かせる事は可能でしょうから、そうなるとドワイト、コービー、ナッシュ+もう1人大物を呼ぶことが可能になって来る訳ですよ。

で、ESPNはとりあえずレブロンとか書いてますが読むまでも無くこれはレブロンないし周辺の人間がレイカーズ行きの可能性を示唆した訳でも、レイカーズ側が将来のレブロン獲得の意向を示した訳でもありません。ESPNの憶測100%記事であります。我々一般ブロガーレヴェルの記事をおまえらが書いてどうするって感じですよ、正直。

ただ、「レブロン」という固有名詞を外して考えればこの記事の内容は概ね正当です。即ちレイカーズは意図的に残り契約期間の短い選手を揃え、ドワイトを中心として新たなスター選手を呼び込み、シームレスに頂点を狙えるチーム体制を構築し続けるというレイカーズの狙いは明らかですね。

http://www.hoopsworld.com/2014-nba-free-agents/

2014年のFAリストはこんな感じです。おお、ネルソンもFAか。ロサンゼルスでドワイトとのコンビ復活あるで!(笑)

ま、これを見るとレブロンは確かにアーリーターミネーションでFAになれますが、ヒートが優勝出来る体制のままである限り、まずこのままでしょう。実際レブロンはこのESPNのしょうもない記事にわざわざ否定のコメントを出してます。こればっかりはレブロンに同情しますね。レブ論シリーズのせいで私はアンチレブロンだと思われがちですが、こういう報道はやっぱりアカンやろと思います。

あ、因みにこれも念のため言っておきますが私はアンチレイカーズでも無いですからね。むしろこれだけ今勝てるチームを作り上げたのみならず、将来をきっちり見越したサラリー運用が出来ているこの神経営にリスペクトさえ抱いています。収益配分云々の議論はまた別の話です。ただまあ、私はひねくれ者なので、そんな勝ち組球団を応援する気は無いというだけの事ですw

我らがマジックは一からやり直しなんでのんびりやります。その間、どこが優勝しようがどうでもいいですよ〜ってなもんです。レイカーズはんもヒートはんもサンダーはんもおきばりやす、と偽京都人風に〆と致しましょう。



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