マジック112-96ペイサーズ
ラプターズ107-88ニックス
シクサーズ106-96ネッツ
ブルズ92-86ウルヴス
サンダー107-97サンズ
キングス103-98レイカーズ
ウォリアーズ101-97ブレーザーズ


☆本日のハイライト
ノヴィツキー、右膝手術で6週間欠場へ

いやー、やっとですね。

実はここまでプレシーズンマッチ4連敗だったマジック。つまりそれは新任のジャック・ヴォーンHC、そしてポストドワイト時代を迎えた新生マジックにとっても未だ白星が無い事を意味していました。ま、毎年のように優勝を目指して士気盛んだった昨季までとは全く状況が異なる現状ではプレシーズンの白星に深い意味はありませんし、ヴォーンHC終盤に若手を大量投入してわざわざ勝ち試合を落としたぐらいですから、ヴァンガンディ前HCと異なりプレシーズンマッチの白星など全く気にも留めていないのでしょうね。

http://www.nba.com/games/20121019/INDORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

そんなマジックにも遂に、プレシーズンながら初白星を得る機会に恵まれました。相手はグレンジャーとジョージ・ヒルがDNPなペイサーズ、昨プレーオフ以来の対戦。対するマジック側はネルソン、レディック、タコルー、グレン・デイヴィスというガチ風味のメンバーに、ロスター入りの当落線上で試される男、マクロバーツが加わる先発ラインアップでした。

ペイサーズ側が主力2枚落としだった事もあってマジックは3Qからリードを広げ、4Qの反撃も若手が凌いで、やっと勝利しました。ペイサーズ側も勿論ガチモードでは無かったので、白星自体の価値はありません。プレシーズンですしね。しかしながら、若手が経験を積み、逃げ切る展開を経験したのは有意義な事でして、勿論ヴォーンHCの狙いもそこでしょう。え、ブローアウトな試合の経験?それはこれからレギュラーシーズンで嫌という程経験しますから今はいいです(笑)。

スタッツ的には21得点5リバウンドのグレン・デイヴィス、15得点7アシストのネルソンあたりに注目するのが本来筋なんでしょうけど、これはプレシーズンマッチですからねえ。12得点ながら8アシストと最近パスも好調なレディックも気になるものの、今のマジックで最注目なのはやはりこの人、デクワン・ジョーンズ。21:27の出番でFG5/6で10得点という効率の良さも去ることながら、今日は1スティールになんと4ブロックを加えました。しかも速攻からネルソンのパスを受けての完璧なアリウープも披露して見せたのです。



もうね、ここまで来るとデクワン・ジョーンズがロスターに残らないという選択が有り得ないです。私、今季のマジックはハークレス、ニコルソンといった新人、2年目選手ぐらいの成長ぐらいしか希望は無いかと思いましたが、ここに来てジャックポットかも知れません。

もしこのまま行けばマジックがドラフト外で戦力足り得る選手を戦力として確保するのは、実にダレル・アームストロング以来の事となるのではないでしょうか。ほらほら君たち、ヘニガンGMを神GMと呼ぶ準備は出来たかい?攻守の要として彼がこのチームの主軸の一人となる可能性に結構期待してますよ、私。

ともあれ、戦力の掘り起こしに新人育成にとマジックのミッションは割と順調に進んでいるように思います。あとはシーズンを順調に負けてドラフトロッタリーがミッションですが、案外勝ててしまうなんて贅沢な悩みも有り得るかもですな。もっと無能なHCを1年だけ雇えば良かったんじゃないかという気がしてきましたw





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