※現地10/26

ロケッツ108-92マジック
ブルズ97-90ペイサーズ
ピストンズ104-88ホークス
ホーネッツ96-89ヒート
ウルヴス100-76バックス
ラプターズ120-106グリズリーズ
マヴス99-82ボブキャッツ
スパーズ100-85ウィザーズ
サンズ88-72ナゲッツ


☆この日のハイライト
キューバンオーナー、デロンテ・ウエストのマヴス残留の可能性を示唆
そのマヴス、エディー・カリーが先発センターで11得点7リバウンド3ブロック!遂に復活してまうで!

http://www.nba.com/games/20121026/HOUORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

レギュラーシーズンもいよいよ直前に迫った、プレシーズンマッチ最後の試合。マジックはネルソン、アフラロ、タコルー、デイヴィス、ヴーセヴィッチを先発に並べました。対するロケッツもいよいよ本気モードで、リン、ケヴィン・マーティン、フロリダでの試合が嬉しいパーソンズ、新人テレンス・ジョーンズ、アシクが登場しました。共に再建モードに入ったと言われる両チームですが、リンとアシクを抱えて1巡目新人4人を一気に呼び込んだこのチームはそこまで戦力ダウンしていないと思うんです。優勝は無理でしょうがプレーオフ争いは余裕で行けるんじゃないでしょうか。

実際この試合でもロケッツはマジックを途中から圧倒。20点差以上のリードを奪うと終盤のマジックの反撃にも点差を1桁にする事も無く、最後までキッチリ逃げ切ったのです。まあ同じようでいて全く違う両者の立ち位置が現れた一戦じゃないかな〜と思いますよ実際。マジックとしてはやっとイッシュ・スミスが今季初お目見え出来ただけ良かったと思います。ムーアとの二番手PGの座を賭けた争い、今後楽しみですね。

で、問題は勝敗じゃなくて、ロスター生き残りでした。ずっと言ってきましたが、マジックのロスターはあと3人をカットしなければならなかったのです。私がロスター争いをしていると睨んでいたのはこのメンバーでした。

デクワン・ジョーンズ
クエンティン・リチャードソン
ジャスティン・ハーパー
ジョッシュ・マクロバーツ


クリス・ジョンソンが既にカット対象なのは自明でした。最後の試合で7:19の出場機会を与えたのはラストチャンスだったと同時にヴォーンHCの温情でもあったでしょう。そうなると、上記の4人中2人が落ちる運命だった訳です。

私が以前に現地マジックブロガーの方々にQちゃんのカットの可能性を伝えた時には、彼らはそれに否定的でした。それは実のところ当たり前で、上記4人のうちサラリーが保証されていない(=カットが簡単)のはデクワンのみだったからです。Qちゃんは残り1年+プレーヤーズオプション1年、ハーパーとマクロバーツは今季が最終年ながらそれぞれ保証された契約が残っていました。つまり、デクワン以外の選手はカットしてもサラリー支払い義務だけが残るのです。当然ながらキャップの計算にも含まれます。そういう面々を切ってまで果たしてデクワンを残すのか、が焦点だった訳です。

この試合、4人の出番はかくの如しでした。

デクワン・ジョーンズ→27:48出場、FG8/16で16得点
クエンティン・リチャードソン→DNP
ジャスティン・ハーパー→12:03出場、FG3/5で6得点
ジョッシュ・マクロバーツ→16:24出場、FG2/8で5得点3リバウンド


アヨン不在のためマクロバーツの出場時間が伸びるのは予想出来ました。デクワンはこれ、実はこの試合でチーム最長の出場時間です。ハーパーはラストチャンスだったんですが、これはどう見てもアピール不足でしたね。マクロバーツも良くはありませんでした。そしてQちゃんは故障もあったとはいえ、出番も無かったのです。私はこの時点で、デクワンの残留は確実だと信じていました。デクワン自身もまた、やれるだけの事はやったと確信していたのです

http://www.orlandosentinel.com/sports/blogs/magic-basketblog/os-mbb-orlando-magic-roster-cuts-20121027,0,3007442.story
http://www.nba.com/magic/news/denton-magic-keep-jones-waive-harper-q-rich

そして、判断は下されました。マジックはクリス・ジョンソン、ジャスティン・ハーパー、そしてクエンティン・リチャードソンをカットし、デクワン・ジョーンズとマクロバーツを残したのです。ヘニガンGMは実に的確な判断をしました。ハーパーとQちゃんをカットしてまで、デクワンのポテンシャルに賭けたのです。流石に一番サラリーの高いマクロバーツは残したようですが、それでもこれは勇気のいる判断でした。

Qちゃんの契約のうち、プレーヤーズオプションはこういう場合保証されたものとみなされます。つまりマジックは来季までQちゃんのサラリーを支払う必要があるのです。そこまでしてなお、ヘニガンGMはデクワンをキープする判断を下したのですね。私はこのヘニガンGMの判断を高く評価します。

因みにマクロバーツですが、恐らく適当に起用されつつ頃合を見てトレードかと思われます。契約最終年なのでビッグマンが足りなくなったチームにはリスク無く補強出来る上に、単にキャップを空けたいだけのチームに売り込む事も出来ますからね。もちろんマジックがこのままキープして契約が終わるのを待つのでも問題ありません。

さて、この事態を受けてのQちゃんとデクワンのtweetをご紹介しましょう。










チームとオーナーに感謝をし、自分を結果的に追い出したデクワンにエールを送り、レディックにも有難うを言う、クエンティンさんはこういう爽やかな男なんです。メディア含めて彼を賞賛する訳ですよ。思えばヒートがスリーキングス体制になってから仲良しのウェイドの誘いを断ってまで、敢えてマジックを選んだQちゃんの男気は忘れません。








一方のデクワン・ジョーンズはまずママに報告、次いでQちゃんのエールに後輩らしく答える感じが良いじゃないですか。そして最後のRT・・・そうですよね、大学時代に出場停止処分があったりドラフトされなかったりと苦労し、決して大学でも目立った成績を出した訳でも無かった彼がNBAロスター入りを勝ち取ったのは本当に凄い事です。これに満足せず、更なる高みを目指して欲しいと思います。このチームに今必要なのは、彼のようなポテンシャルある若人なのですから。オクィンと共にNBADLでのプレーも検討されているようですが、故障者の多い現状ならいきなり開幕ベンチもあるんじゃないかと期待しております。叩き上げの根性、ガツンと見せたれよ!





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