マジック97-86ペイサーズ
ブルズ107-105ラプターズ(OT)
ホークス109-95ネッツ
マヴス105-100ロケッツ
ホーネッツ90-78セルティクス
サンダー117-97ナゲッツ
スパーズ103-82グリズリーズ
キングス95-94ウィザーズ
キャヴス93-88ブレーザーズ
ヒート92-75ウォリアーズ


☆本日のクルム伊達公子兄さんがまたも勝ってもうたで!
・レブロン、キャリア通算5,000アシストと最年少20,000点を同日に達成。これが現人神か!
・リヴァース親子対決、息子の勝ち。なお8得点1アシストの模様
・デンが決勝シュート、ブルズかろうじてOT勝利
・ジョッシュ・スミス1試合出場停止でホークスがネッツの連勝をストップ。これはブルズ戦の惨敗から立ち直るきっかけになりそう
・昨日激戦を演じたナゲッツとブレーザーズ、今日は揃ってお疲れ黒星
・ノヴィツキー19得点でマヴス白星。プレーオフなるか?
・スパーズ、グリズリーズとの因縁マッチを制す

うむ、困った。割と強いじゃないか、我が軍は。

タコルー、グレン・デイヴィス、イートワン・ムーアと故障者も徐々に戦列復帰してきて、出たくても出番の無い選手も出て来たマジック。本日から3試合連続ホームでのゲームとなります。初日の今日は只今イーストで4位内は堅そうなハイペースへとギアが上がって来たペイサーズであります。チームのエースたるグレンジャーがいないままでこの成績を保てているのには、やはりポール・ジョージの更なる成長が大きいですね。

新最高額砲のヒバートが昨季程では無く、デヴィッド・ウエストにしてもかつての20点スコアラーでは無い事を考えれば、素晴らしいシーズンだと言って良いでしょう。てか、グレンジャー復帰後のジョージとの1-2パンチとかヤバそうですねえ。てかアレですか、バルニャーニ離脱後のラプターズといい今日のジョッシュ・スミス抜きのホークスといい、最近はチームのエース抜きで勝つのが流行りなんでしょうかね。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=400278291

そんなペイサーズが相手では、いくらホームゲームでも厳しいだろうなーと思ってました。が、ネルソン、アフラロ、デクワン・ジョーンズ、ヴーセヴィッチというお馴染みのメンバーにグレン・デイヴィスを加えた、当初のプランに近いだろう先発ラインアップで臨んだマジックは試合開始こそ2-8と遅れを取ったものの、徐々にやり返して行きます。

そして1Q終わり、ヴーセヴィッチの得点から9-0ランを成功させたマジックは一気に逆転して5点差をつけると、2Qに入って更に畳み掛けます。レディックのイケメンビーム3ポイントなどでジワジワと引き離すと、一気に10-0のランをぶちかましてリードを17点に拡大。ペイサーズの反撃も凌いで51-35で前半を折り返す事に成功します。あれ、これは昨プレーオフ1stラウンドの再来ですか?

3Qになりゃあペイサーズだって本気出すだろという私の期待はやや空振りとなります。何しろマジックのシューティングは冴えまくり、何とネルソン→アフラロ→マクロバーツ→レディックが4人続けて3ポイントを成功する始末。それでもこのQは些か点差を詰められ、64-77で4Qへ入りました。そして4Q、ネルソンの3ポイントが複数入って19点までマジックのリードが広がってもなお主力を投入していたペイサーズでしたが、残り6:25にタイムアウトを取るとコート上の5人を一気に入れ替え、投了。かくてマジックはクリッパーズに続き、またしても上位のチームに勝ってしまったのであります。

http://www.nba.com/games/20130116/INDORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

マジックはデクワン・ジョーンズ以外の4人の先発とレディックの5人が二桁得点。グレン・デイヴィスは終わってみればFG5/14でしたが(^_^;)ベンチ組に戻ったニコルソンは何故か6ファウル退場ですな。イッシュ・スミス、ハークレス、オクィンは完全にガベージタイム担当です、本当に(ry

さて、そんな中で注目なのがヴーセヴィッチ。この試合でも16得点15リバウンドの彼、実は只今リバウンド部門でリーグ3位につけております。そりゃそうですよね、これでヴーセヴィッチは8試合連続、そして今季20回目のダブルダブル。ドワイトもいなくなった事ですし、サンズへ嫁に出したゴタートさんに戻って来て頂こうと思ってましたが、こうなるとその必要は無さそうに思えます。

マジックがシャックに逃げられてしまった後、一番苦労したのがセンターの人材確保でした。彼の後にマジックでセンターを務めた選手達の名前を記すと、フェルトン・スペンサー(速攻で交代)、ロニー・サイカリー、ダニー・シェイズ、マイケル・ドレアック、アンドリュー・デクラーク、ドン・リード、(引退寸前の)パトリック・ユーイング、(引退寸前の)ショーン・ケンプ、スティーヴン・ハンター、ジュワン・ハワードと微妙な気持ちにならずにはいられないですな。ジュワンにセンターは無理やったんや・・・。

それが今回はドワイトが去って1年目にいきなりこんなダブルダブル量産機を即ゲットですよ。ドワイトと違いブロックショットの脅威こそ無いものの、彼の存在がマジックに安定感を与えている事は疑いようも無い事実です。あれ、優秀なセンターって実は割といるんじゃね?

この試合でも見せたアシストパスの巧みさ、割と広いシュートレンジ、自作自演と言われようともリバウンドを掴める能力。実はマジックはあのドワイト放出トレードで思った程には大損してなかったのかも知れません。

ところでマジックの得意技というかお家芸なのがMIPでして、マジックはこの賞に本当に縁があります。スコット・スカイルズ、ダレル・アームストロング(6thマンとのW受賞)、トレイシー・マクグレディー、ヒド・タコルー、ライアン・アンダーソンと既に5人が獲得しているこの賞を、ヴーセヴィッチも獲得出来るチャンスは少なからずありますね。

ライヴァルはヒゲの怪人(〔c〕すぽると)ことハーデン(HOU)、J.J.ヒクソン(POR)、ラリー・サンダース(MIL)、グレイヴィス・ヴァスケス(NOH)あたりでしょうか。ハーデン受賞ならT-Macの時のノリに似てますが、そもそもハーデンの場合はファイナルの舞台まで踏んでますし、今更MIPかな?とは思います。むしろヒクソン、サンダース、ヴァスケスとの競り合いかなー。

マジックのチーム成績の厳しさを考えればヴーセヴィッチの受賞はかなり難しい気がしますが、折角なんでもっと活躍して受賞まで行ってくれると良いですね。もっとも、この調子だと再契約の際にマックス契約をちらつかせるチームが出て来そうですが(−_−;)

マジック、次もホームでボブキャッツ戦です。ドラフト的な意味では毒饅頭送り合いなんで負けときたいとこなんですが、クリッパーズ戦とこのペイサーズ戦の勝利で勢い付いてしまったかも知れません。うむ、贅沢な悩みは続くのであります。





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