ペイサーズ108-97ウォリアーズ
マジック98-84シクサーズ
ヒート141-129キングス(2OT)
ネッツ101-97ホーネッツ
キャヴス101-98ブルズ
バックス95-90マヴス
サンズ84-83ウルヴス(OT)
クリッパーズ106-84ボブキャッツ


☆本日の本当にあのヒトは犯人なのか
・乱闘でヒバート退場もペイサーズ白星継続
・キングスかなり頑張った、ヒート相手に2OTの激戦!ヒートはチームタイ記録のチーム得点に
・そのヒートのレブロン、ウォームアップでのダンクを止める模様
・ネッツ、バックス、サンズが辛勝。キャヴスに負けたブルズは未だスランプの中
・ボブキャッツ、前半はまだ良かったのだけどな4連敗
マヴスのキューバンオーナー、家族の為にと今季契約→放出したフィッシャーのサンダー入りにお冠

ペイサーズが乱闘と聞くとメッタ・ワールドピースとベン・ウォーレスの伝説の乱闘を思い出すのは私だけじゃないようですね。まあ今回は観客が巻き込まれた訳じゃないので・・・。

キューバンがお怒りのフィッシャーですが、前にもジャズとの契約を娘の病気治療を理由に取り消してレイカーズへ戻った事がありますからね。それに「家族の問題は解決した。NBAに復帰する」とフィッシャーに言われれば文句のつけようがありませんし。まあ、これはフィッシャーとサンダーの作戦勝ちじゃないですかね。恐らくは フィッシャーとサンダーでトレードデッドライン前に話がついていたんでしょうけど、フィッシャーは完全FAである以上、何ら責められる筋合いはありません。私は別にいいんじゃないの?と思いますよ。

http://www.libertyballers.com/2013/2/26/4030984/orlando-magic-vs-sixers-preview-tickets-ew

さて、今日のゲームはこの話から始めるしかありません。mana6uさんにTwitterにて教えて頂きましたこちらのブログ、マジック対シクサーズのプレヴュー記事であります。これがですね、かなりマジックを小馬鹿にしているのです。いや、別に腹立つとかは無いんですよ。リーグワースト2位の成績を誇る今季のマジックのこと、対戦相手にナメられるのはむしろ当たり前じゃないですかペロペロ(^ω^)

しかも、なかなか良く出来ているんですよこれがw 記事の内容は「シクサーズがホームでマジック(なんか)に負ける10の計画」。

1.通常のオフェンス
2.ホリデーとジェレミー・パーゴを休ませる
3.エヴァン・ターナーに48分フル出場させ、好きにやらせる
4.タデウス・ヤングが怪我しているので、同じく48分出場
5.24分スペンサー・ハウズに、残り24分を新マスコットキャラ、ゾンビー・ザ・ドラゴンにプレーさせる。チームのうち1人がマスコットの場合はもう1人プレー出来るようなルールの穴を見つける
6.実際、単なる普通のオフェンスはええのよ
7.ダグ・コリンズHCに3Q中ずっとモー・ハークレスを見つめさせる
8.クワミ・ブラウンに今は2002年だ、君はフランチャイズプレーヤーや!と吹き込む
9.ニコルソンに聖ボナヴェントゥラの軽蔑的なジョークを飛ばす
10.O.W.L.の為の練習を忘れ、トロールのグレードを稼ぐ


9と10が意味が良く分からないのですが、3と8は座布団モノですねw どうせならプロボウラーとの呼び声も高いバイナムネタを組み込んで欲しかったところです。7はコリンズがずっとシクサーズがドラフトしながらマジックにトレードしてしまったハークレスのスタッツをチェックしているという話だそうで、余程あのドワイト絡みのあのトレードが悔しいのでしょうかw

この記事、これぐらいやらないとマジックに負けるなんて無理だよプークスクス、という記事であると同時に、なかなかシクサーズへの皮肉としても良く出来てます。それはそうで、マジック同様シクサーズも只今5連敗だったんですよ。互いにそろそろ連敗を止めたいとこではあったんですよね。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=400278563

さて、そろそろ試合の話です。フィリーでのゲームなのですがマジックは残念ながら地元っ子のネルソン不在のまま、イートワン・ムーア、アフラロ、ハークレス、ニコルソン、ヴーセヴィッチの先発陣で臨みます。シクサーズはホリデー、ニック・ヤング、エヴァン・ターナー、タデウス・ヤング、ハウズで迎え討ちました。

試合はコリンズが大好きなハークレスのジャンパーで始まります。2-6となってああやっぱりマジック惨敗かしらと思いきや、1Qからマジックは新戦力達が躍動。ハリスは次々得点を挙げ、ウードリィもアシストを重ねます。18-20、まあまだ1Qですからね。

実際2Q冒頭はシクサーズが7-0ランを決めて18-27としました。上述の記事を書いた方もああやっぱりね、とお思いだったはずです。ところが彼が実はフラグを立ててしまった事に気付いたのはこの後でした。マジックは14-2ランで一気に試合をひっくり返してしまったのです。その間シクサーズは浮き足立ち、TOを連発してしまいます。シクサーズはどうやら連敗によるチーム状況の悪さが出てしまいました。結局マジックは47-42で前半を終えます。

まあでも勝負は後半からですよねー、と思っていたシクサーズファンを待っていたのは3Qが始まるなりスタートしたマジックの11-0ランでした。58-42となってしまい、気が付けばブローアウトの危機ですからあの記事を書いた方も「なんじゃこりゃー!」ですよ。

流石にシクサーズもラヴォイ・アレンとダミアン・ウィルキンス中心に巻き返し、10-2ランで65-59まで戻します。が、マジックもアフラロが時間ギリギリに決め、68-61で4Qに入る事になりました。まあ、普通にまだ勝負は分からない感じですね。

そして4Q、マジックはアル・ハリントンのジャンパーと3を含む7-1ランでいきなり75-62とします。そう、遂にハリントンがマジックデビューを飾ったんですよ。更にマジックはウードリィのジャンパーで始まりハリントンのFGに終わる10-0ランで85-64とし、フィリーの観衆が帰り支度をする速度を早めたのです。シクサーズが冒頭の記事じゃありませんがホリデーを休ませた残り2:21、96-80とリードしていたのはマジックの方だったのです。かくてマジックとシクサーズの5連敗対決、試合後に笑顔が溢れていたのはヴィジターのロッカールーム側となったんであります。


http://www.nba.com/games/20130226/ORLPHI/gameinfo.html#nbaGIboxscore


マジックは先発全員に加えてハリスが2桁得点。16得点6リバウンド7アシストのアフラロ、そして16得点7リバウンドのハリスが際立ってますね。ヴーセヴィッチの古巣相手に19リバウンドもなかなか良いです。アル・ハリントンは12分程度の出番で9得点3リバウンド2アシストと、まだまだ錆び付いていないようですね。復帰戦にしては上々でしょう。ウードリィの9アシストも見逃せません。彼の出番、27分とかですからね。

あのレディック放出の結果、マジックは確かに頼りにしていたベンチ戦略の主軸を失いました。が、一方でマジックはレディックに代わる若いスウィングマンとしてハリスを押さえた上で、控えPGの大幅なアップグレードに成功してしまったように見受けられます。私はレディックを出すというのはチームを更に弱くしてドラフトロッタリーに向け更に加速する為の作戦だと理解していたのですが、どうやら違ったようですね。

冒頭の記事執筆者を笑う事はありません。彼が想定していたマジックと今のマジックは違います。ハリントンも帰って来ましたし、もしかしたらマジックはこれから一気に調子を上げてしまうのかも知れませんね。まあまだ新体制で2試合、これから楽しみに見させてもらうとしましょう。

P.S.

9と10、分かりました。9はニコルソンの出身大学名、10はmana6uさんのコメント通りハリー・ポッターネタでした。





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