ウィザーズ106-96バックス
ヒート98-94シクサーズ
セルティクス112-88ラプターズ
ホークス96-92レイカーズ
サンダー110-87ジャズ
ロケッツ111-81サンズ
キングス121-79ブルズ
グリズリーズ96-85クリッパーズ
ウォリアーズ105-97ピストンズ
ナゲッツ117-94ニックス
☆本日の仕事大変なんです今(´・ω・`)
・ヒート20連勝。いや頑張りましたよシクサーズ
・レイカーズはコービーがOTを賭けたジャンパーを外した際にダンテ・ジョーンズの足を踏んで左足首を捻挫、復帰時期未定
・セルティクス24点差勝ち
・サンダー23点差勝ち。ジャズは10戦8敗中
・ロケッツ30点差勝ち
・キングス42点差勝ち。ホワッ?!
・西3位争いの好カード、クマ吉ズが6連勝
・ウォリアーズは西6位を堅持中
・カーメロの移籍後初となるデンヴァー里帰りはナゲッツが23点差と手荒な歓迎。カーメロが右膝、タイソン・チャンドラーが左膝を痛めて試合を離れたニックスは連敗
(前編より続く)
http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=400278669
さて、ドワイトの背番号12のジャージを捨てたり焼いたりせずに、「HOWARD」と名前の入った部分を「HARRIS」と張り替えたり、1文字目だけ直して「COWARD」にしてしまったりと環境に優しく手芸上手なファンに満ち溢れたオーランドのホームではありましたが、予想されていたよりドワイトへのブーイングは大きくありませんでした。この理由は色々あります。1つにはレイカーズファンが意外と会場まで遠征に来ていた事、2つには煽り上手なオーランドセンチネル紙までが今回はドワイトへのブーイングをけしかけるのではなく、むしろ抑制ムードだった事です。特にオーランドセンチネル紙で見た「ブーイングより暖かく迎えてやろうぜ!その方がドワイトには堪えるはず」なんて記事は効果あったかも知れません。因みにそんな事してもドワイトは全く平気だと思うけどな!
マジックの先発はネルソン、アフラロ、ハークレス、ハリス、ヴーセヴィッチ。レイカーズはナッシュ、コービー、ワールドピース、アール・クラーク、そしてドワイト。あ、余談ですがクラークの現在の活躍はオーランドでも喜ばれていました。彼は昨季、ドワイト欠場後は特に3〜5番のポジションでフル稼働して頑張りましたからね。あのトレードでクラークを引き取るレイカーズの目の高さったらもうねー。私も彼が飛躍する可能性を指摘しておいた甲斐がありましたよ。いやーえがったえがった(つД`)
試合はコービーの3、ドワイトの2点で口火が切られます。マジックもハリスの3から初得点。が、マジックはこの大一番でシュートがなかなか決まりません。そしてこの日「(ドワイトより)ヴーセヴィッチの方がマシなセンターだ」というサインボードを持ったファンは早くもその文面を考え直さざるを得なくなります。1Qだけでヴーセヴィッチが2ファウルを得てベンチに下がる姿を目の当たりにして、マジックのファンもようやくリーグ最高のセンターが敵に回った現実を痛感したはずです。かつてこのアリーナで毎晩のように相手センターをやっつけて来た男が、ユニフォームを着替えた後も今まで通りの仕事をしており、彼に伍する人材などそんな簡単には見つかる訳が無いという現実を。
それでも1Qは何とか23-22で終えたマジックでしたが、2Q開始早々には早くも11-1のランを許します。これに対してマジックはこの2Qに早くも手を打ちました。毎度お馴染み、ハック・ア・ハワードです。前回対戦時もこのタイミングで仕掛けましたね。ドワイトは確かにこのQ、途中までは2/7とFTが駄目でした。が、途中から立ち直ります。4本連続決めたあたりで自信をつけたか、後は7/10とそんなに悪くない確率で決めてきました。このQトータルで9/17ですから、このハック自体は大成功したとは言い難いですね。ただ、この
間にマジックは更にハリスが3を、ハークレスが3ポイントプレーを決めて点差を詰めたのは紛れもない事実でした。ネルソンが時間ギリギリのショットを決めて46-50で前半終了というのは現状の両者の勢いの差を考えれば上々でしょう。
しかし、3Qにマジックはハークレスがファウルトラブルに捕まります。彼はナッシュにマッチアップして、その長い手で彼をよく防いでいたのですが、実は前半終了時点で3ファウルを吹かれていました。残り10:18時点で4つ目のファウルを吹かれてもなおハークレスを出し続けたギャンブルは裏目に出てしまい、ハークレスは8:27時点で5ファウルとなってしまいました。流石にこれではハークレスをベンチに下げざるを得ません。彼のこのファウルトラブルが無かったら、試合の展開はまた違っていたかも知れませんね。
それでも互角な展開が続いていた試合を変えたのはレイカーズの14-2ランでした。このランはドワイトのFTとダンク、クラークの3ポイント2本、そしてコービーのFGによるものでしたが、コービーは自分以外のFGも全てアシストまで決めるという、正にコービーショーでありました。59-71、レイカーズリードです。
マジックはQ終盤、また微妙にハック・ア・ハワードに出ますが、もうドワイトは落ち着いたもので3/4と決めます。むしろその後FTを得たジェイミソンが2本共外してくれた後にネルソンがFGを1本返し、68-76でマジックは4Qに入ります。
その4Q、しかしレイカーズはミークスの3とテクニカルFT(ハリスのディフェンス3秒ルール抵触)、ジェイミソンの連続得点で8-0ランを成功、68-84とします。対するマジックも必死に抵抗しますが、残り8:15には早くもハークレスが6ファウル退場となります。そしてレイカーズは残り7:22、ナッシュ、コービー、ドワイトを一気に投入してとどめを刺しに来ました。これに対し、マジックのヴォーンHCは今一度、ハック・ア・ハワードで行く決断を下したのです。
結論から言えば、このハック・ア・ハワードは失敗でした。82-93、残り4:50から始まったこのハックに対してドワイトはFTを2本ずつ成功と失敗した後、残り8本全てを成功。しかもその間にマジックは点差を詰めるどころかハック分すら取り返せず、ハック終了の2:05時点で90-106と、ほぼお手上げとなってしまっていたのです。しかし、残り49秒で勝利を確信して主力を下げたレイカーズに対して、マジックはファウルアウトしたハークレス以外の先発全員が最後までコートに立ち続けたのであります。
http://www.nba.com/games/20130312/LALORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore
21得点7アシストのネルソンが意地のスタッツリーダーではあるものの、TO6を喰らってしまいましたね。また、ハリスとアフラロが揃って17得点なんですがハリスは更に15リバウンド3ブロック、しかも0TO。彼とハークレス(12得点)が揃っていたらもっと良い試合になっていたかも、と思うとちょっと残念ですね。
あと、ヴーセヴィッチは結局FG3/9で6得点11リバウンドに終わってしまいました。ね、リーグのトップセンターにかかればこうなるんですよ。まだまだヴーセヴィッチさんも修行が必要なんであります。あとベンチ組は・・・ウードリィの12得点ぐらいでしょうね。
レイカーズはドワイトの39得点16リバウンド3ブロックに尽きます。39得点はドワイトにとって今季キャリアハイですね。そして39本のFT試投数はレイカーズでシャックが持っていた31本という記録を更新するものであると同時に、自らマジックで記録した39本に並ぶタイ記録でもありました。マジックはハック・ア・ハワードの結果、ドワイトに勲章を与えたようなものですね。ドワイトはマジックで、またマジックと相対して39本のFTを放った選手となった訳です。
この結果を見て、ただでさえ見た目に全く楽しくないハック戦術を取ったヴォーンHCへの批判が出るのは理解出来ます。が、私はそこは仕方無いかなと見ているんです。確かに結果は残念でしたが、前回対戦時は成功した作戦なのも確かですし、それに終盤ドワイトが崩れる可能性だってありました。ここはむしろ落ち着いてFTを決めたドワイトを褒めるべきでしょうね。
ともあれ、「聖戦」は終わりました。マジックは前回のリヴェンジを喰らい、ホームでレイカーズに敗れました。そして試合後、何故か互いに口元を隠しながら語り合うドワイトとネルソンの姿があったのです。ドワイトも勝って心のゆとりがあったのでしょうね。それにマジックの敗戦が決まってからマジックファンは早々に会場を後にしており、残っていたのはレイカーズファンばかりでしたからね。
ハーフタイム時にもサインをしていたり、今回のドワイトはとにかく落ち着いていました。コービーもドワイトへ気を使っていたようですし(Kenchさん情報)、変に気負い過ぎたりせずに試合に臨めたようですね。ともあれ昨季のレブロン@クリーヴランドに続くブーイングショーは終わったのであります。
(以下続く)
卒業物語
アーティスト:オムニバス
キティMME(2002-01-23)
販売元:Amazon.co.jp
ヒート98-94シクサーズ
セルティクス112-88ラプターズ
ホークス96-92レイカーズ
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キングス121-79ブルズ
グリズリーズ96-85クリッパーズ
ウォリアーズ105-97ピストンズ
ナゲッツ117-94ニックス
☆本日の仕事大変なんです今(´・ω・`)
・ヒート20連勝。いや頑張りましたよシクサーズ
・レイカーズはコービーがOTを賭けたジャンパーを外した際にダンテ・ジョーンズの足を踏んで左足首を捻挫、復帰時期未定
・セルティクス24点差勝ち
・サンダー23点差勝ち。ジャズは10戦8敗中
・ロケッツ30点差勝ち
・キングス42点差勝ち。ホワッ?!
・西3位争いの好カード、クマ吉ズが6連勝
・ウォリアーズは西6位を堅持中
・カーメロの移籍後初となるデンヴァー里帰りはナゲッツが23点差と手荒な歓迎。カーメロが右膝、タイソン・チャンドラーが左膝を痛めて試合を離れたニックスは連敗
(前編より続く)
http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=400278669
さて、ドワイトの背番号12のジャージを捨てたり焼いたりせずに、「HOWARD」と名前の入った部分を「HARRIS」と張り替えたり、1文字目だけ直して「COWARD」にしてしまったりと環境に優しく手芸上手なファンに満ち溢れたオーランドのホームではありましたが、予想されていたよりドワイトへのブーイングは大きくありませんでした。この理由は色々あります。1つにはレイカーズファンが意外と会場まで遠征に来ていた事、2つには煽り上手なオーランドセンチネル紙までが今回はドワイトへのブーイングをけしかけるのではなく、むしろ抑制ムードだった事です。特にオーランドセンチネル紙で見た「ブーイングより暖かく迎えてやろうぜ!その方がドワイトには堪えるはず」なんて記事は効果あったかも知れません。因みにそんな事してもドワイトは全く平気だと思うけどな!
マジックの先発はネルソン、アフラロ、ハークレス、ハリス、ヴーセヴィッチ。レイカーズはナッシュ、コービー、ワールドピース、アール・クラーク、そしてドワイト。あ、余談ですがクラークの現在の活躍はオーランドでも喜ばれていました。彼は昨季、ドワイト欠場後は特に3〜5番のポジションでフル稼働して頑張りましたからね。あのトレードでクラークを引き取るレイカーズの目の高さったらもうねー。私も彼が飛躍する可能性を指摘しておいた甲斐がありましたよ。いやーえがったえがった(つД`)
試合はコービーの3、ドワイトの2点で口火が切られます。マジックもハリスの3から初得点。が、マジックはこの大一番でシュートがなかなか決まりません。そしてこの日「(ドワイトより)ヴーセヴィッチの方がマシなセンターだ」というサインボードを持ったファンは早くもその文面を考え直さざるを得なくなります。1Qだけでヴーセヴィッチが2ファウルを得てベンチに下がる姿を目の当たりにして、マジックのファンもようやくリーグ最高のセンターが敵に回った現実を痛感したはずです。かつてこのアリーナで毎晩のように相手センターをやっつけて来た男が、ユニフォームを着替えた後も今まで通りの仕事をしており、彼に伍する人材などそんな簡単には見つかる訳が無いという現実を。
それでも1Qは何とか23-22で終えたマジックでしたが、2Q開始早々には早くも11-1のランを許します。これに対してマジックはこの2Qに早くも手を打ちました。毎度お馴染み、ハック・ア・ハワードです。前回対戦時もこのタイミングで仕掛けましたね。ドワイトは確かにこのQ、途中までは2/7とFTが駄目でした。が、途中から立ち直ります。4本連続決めたあたりで自信をつけたか、後は7/10とそんなに悪くない確率で決めてきました。このQトータルで9/17ですから、このハック自体は大成功したとは言い難いですね。ただ、この
間にマジックは更にハリスが3を、ハークレスが3ポイントプレーを決めて点差を詰めたのは紛れもない事実でした。ネルソンが時間ギリギリのショットを決めて46-50で前半終了というのは現状の両者の勢いの差を考えれば上々でしょう。
しかし、3Qにマジックはハークレスがファウルトラブルに捕まります。彼はナッシュにマッチアップして、その長い手で彼をよく防いでいたのですが、実は前半終了時点で3ファウルを吹かれていました。残り10:18時点で4つ目のファウルを吹かれてもなおハークレスを出し続けたギャンブルは裏目に出てしまい、ハークレスは8:27時点で5ファウルとなってしまいました。流石にこれではハークレスをベンチに下げざるを得ません。彼のこのファウルトラブルが無かったら、試合の展開はまた違っていたかも知れませんね。
それでも互角な展開が続いていた試合を変えたのはレイカーズの14-2ランでした。このランはドワイトのFTとダンク、クラークの3ポイント2本、そしてコービーのFGによるものでしたが、コービーは自分以外のFGも全てアシストまで決めるという、正にコービーショーでありました。59-71、レイカーズリードです。
マジックはQ終盤、また微妙にハック・ア・ハワードに出ますが、もうドワイトは落ち着いたもので3/4と決めます。むしろその後FTを得たジェイミソンが2本共外してくれた後にネルソンがFGを1本返し、68-76でマジックは4Qに入ります。
その4Q、しかしレイカーズはミークスの3とテクニカルFT(ハリスのディフェンス3秒ルール抵触)、ジェイミソンの連続得点で8-0ランを成功、68-84とします。対するマジックも必死に抵抗しますが、残り8:15には早くもハークレスが6ファウル退場となります。そしてレイカーズは残り7:22、ナッシュ、コービー、ドワイトを一気に投入してとどめを刺しに来ました。これに対し、マジックのヴォーンHCは今一度、ハック・ア・ハワードで行く決断を下したのです。
結論から言えば、このハック・ア・ハワードは失敗でした。82-93、残り4:50から始まったこのハックに対してドワイトはFTを2本ずつ成功と失敗した後、残り8本全てを成功。しかもその間にマジックは点差を詰めるどころかハック分すら取り返せず、ハック終了の2:05時点で90-106と、ほぼお手上げとなってしまっていたのです。しかし、残り49秒で勝利を確信して主力を下げたレイカーズに対して、マジックはファウルアウトしたハークレス以外の先発全員が最後までコートに立ち続けたのであります。
http://www.nba.com/games/20130312/LALORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore
21得点7アシストのネルソンが意地のスタッツリーダーではあるものの、TO6を喰らってしまいましたね。また、ハリスとアフラロが揃って17得点なんですがハリスは更に15リバウンド3ブロック、しかも0TO。彼とハークレス(12得点)が揃っていたらもっと良い試合になっていたかも、と思うとちょっと残念ですね。
あと、ヴーセヴィッチは結局FG3/9で6得点11リバウンドに終わってしまいました。ね、リーグのトップセンターにかかればこうなるんですよ。まだまだヴーセヴィッチさんも修行が必要なんであります。あとベンチ組は・・・ウードリィの12得点ぐらいでしょうね。
レイカーズはドワイトの39得点16リバウンド3ブロックに尽きます。39得点はドワイトにとって今季キャリアハイですね。そして39本のFT試投数はレイカーズでシャックが持っていた31本という記録を更新するものであると同時に、自らマジックで記録した39本に並ぶタイ記録でもありました。マジックはハック・ア・ハワードの結果、ドワイトに勲章を与えたようなものですね。ドワイトはマジックで、またマジックと相対して39本のFTを放った選手となった訳です。
この結果を見て、ただでさえ見た目に全く楽しくないハック戦術を取ったヴォーンHCへの批判が出るのは理解出来ます。が、私はそこは仕方無いかなと見ているんです。確かに結果は残念でしたが、前回対戦時は成功した作戦なのも確かですし、それに終盤ドワイトが崩れる可能性だってありました。ここはむしろ落ち着いてFTを決めたドワイトを褒めるべきでしょうね。
ともあれ、「聖戦」は終わりました。マジックは前回のリヴェンジを喰らい、ホームでレイカーズに敗れました。そして試合後、何故か互いに口元を隠しながら語り合うドワイトとネルソンの姿があったのです。ドワイトも勝って心のゆとりがあったのでしょうね。それにマジックの敗戦が決まってからマジックファンは早々に会場を後にしており、残っていたのはレイカーズファンばかりでしたからね。
ハーフタイム時にもサインをしていたり、今回のドワイトはとにかく落ち着いていました。コービーもドワイトへ気を使っていたようですし(Kenchさん情報)、変に気負い過ぎたりせずに試合に臨めたようですね。ともあれ昨季のレブロン@クリーヴランドに続くブーイングショーは終わったのであります。
(以下続く)
卒業物語
アーティスト:オムニバス
キティMME(2002-01-23)
販売元:Amazon.co.jp
ヒートは20連勝ですね、フラグ立てだったらすいませんw