・現地3/22

ペイサーズ102-78バックス
ニックス99-94ラプターズ
サンダー97-89マジック
ブレーザーズ104-93ホークス
ヒート103-89ピストンズ
ホーネッツ90-83グリズリーズ
ロケッツ116-78キャヴス
スパーズ104-97ジャズ(OT)
マヴス104-94セルティクス
ウルヴス117-86サンズ
ウィザーズ103-100レイカーズ


☆この日のさくら〜さくら〜(メロディは各自お好みで)
・リーグ29チーム「助けて!ヒートちゃんの連勝が25まで伸びて止まらないの。もうどうしたらいいの?」
・ペイサーズ、プレーオフ1stラウンド対戦の可能性もあるバックスを完全粉砕
・カーメロ37得点、ニックスプレーオフ切符獲得
・本日の西のプレーオフ出場争いはロケッツ、マヴス、ブレーザーズが勝ちレイカーズ、ジャズが敗れる
・ホーネッツがセルティクスに続きグリズリーズを撃破。まさかのナゲッツ連勝ストッパーなるか?

・現地3/23

ピストンズ92-91ボブキャッツ
ニックス110-84ラプターズ
グリズリーズ110-106セルティクス
ブルズ87-84ペイサーズ
ナゲッツ101-95キングス
ウォリアーズ101-92ウィザーズ
クリッパーズ101-95ネッツ


☆この日のNCAAアップセット凄過ぎワロタ
・ナゲッツ15連勝
・2日連続同じカード、キッド40才の誕生日にカーメロ28得点8リバウンド、J.R.スミス25得点、そして元相方ケニオン・マーティン18得点7リバウンド2ブロックでニックス快勝
・先発全員とザック神2桁得点に加えてベイレス30得点、グリズリーズが僅差でセルティクスを倒す
・ブルズ、ノア抜きでペイサーズに勝利し、シーズンスウィープを免れる
・カリー35得点8アシストでウォリアーズ勝利も右踵を故障
・ポール29得点11アシスト、鮮やか逆転勝ち

先日、ニコ生放送主のオデンさんという方と飲んだのですよ。NBAちゃんぷる〜tkさんを継いで私が公式スポンサー(?)をやっているメッタさんが正統派のNBA放送をやるのに対して、この方はなかなかアナーキーな放送をやる方です。これ読んで生放送見に行ってもオデンさんの過激コメントにいちいち怒らないように。カンニング竹山とか江頭のギャグに本ギレするようなものですよ〜。ちなみに最近は音楽放送の方も絶好調なので、我こそはという音楽好きの方はそっちも超レコメンドしておきます。かな〜りいい選曲して来ますよ、マジで。

そんなオデンさんですが、私にも容赦ありません。放送の時もその飲み会の時も仰ってたのが「マジックは10年はプレーオフ無理だw」でありました。ま、そう仰る気持ちも分からないではありません。何しろシャック、ペニー、T-MAC、フランシス、グラント・ヒル、そしてドワイトと短い球団史から考えれば異例なほどに綺羅星の如き数のスターを輩出しながら、その全員と苦い訣別しを繰り返してきた残念チームです。今度ドラフトで誰を取ろうがまた他所のチームに取られるのがオチと思われるのは無理からぬことですね。

しか〜しオデンさん、時代は変わったのですよ。なぜならマジックのフロントは完全に入れ替わってしまっているのですから。シャック〜T-MAC時代担当のガブリエルGMはマジックを去って久しく、その後を継いだワイスブロド、オーティス・スミスも既に去りました。そして私は前にもこれを書いてますが、マジックはヘニガンGMに代わってからスカウティングのスタッフもほぼ総入れ替えしています。

前任のスミスGMのスカウティングも必ずしも駄目だった訳ではありません。それ以前、特にガブリエル時代のドラフト指名の酷さを思えばレディックやコートニー・リーのような成功例もありますし、トレードでもライアン・アンダーソン獲得なんかは大正解でしたから。ただ、アリーナス獲得という大失敗トレードは特にダメージが大きかったですね・・・。

が、今のマジックはもう過去の組織とは全く違う動きを見せています。今年加わった新戦力は2年目ヴーセヴィッチとトバイアス・ハリスが順調に成績を伸ばし、ルーキー達もハークレス、ニコルソン、オクィンと悪くない感じです。新体制になってまだ1シーズンも経っていないですが、マジックの歴史においてこれだけTOP5指名でもない若手選手が何人も当たりだった事は記憶にありません。これだけでも長年のマジックファンとしては変わったもんだと思う訳ですよ。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-without-dwight-howard-0310-20130309,0,7910751,full.story


実はこんな酷いシーズンでも、マジックの観客動員は昨季比15%ダウンながら平均17,601人(上掲記事時点)を集め、リーグ平均14位をマークしています。リーグ平均よりは411人上回っているんだそうですね。ま、実際にはシーズンチケット買って見に行かない人もいるので実際の会場の観客数はまた違うのだろうと思いますが、やはり再建モードながら今までに無く将来性が見えるマジックに期待する向きも多いんじゃないかなと思うんですよね。リーグワースト2位という成績の割にマジックはそんなに悪いチームではないのも事実ですから。

そんなマジックにとって、現在お手本としているのがスパーズであり、この日対戦したサンダーである事は今更言うまでもありませんね。つーかそんな話、今季1度目のついこの前のサンダー戦でもう書きましたよね。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=400278743

という訳でマジックの明日の姿であるはずの、サンダーが今度はオーランドに乗り込んで来ました。ホームコートのアドヴァンテージなんざ今の再建マジックにとっては無いも同然、ましてマジックはまたもヴーセヴィッチが欠場です。まーたあの超スモールラインアップやっちゃうのかしらと思いきや、流石にヴォーンHCも今度は違う作戦に打って出ます。即ち先発陣はネルソン、アフラロ、ハークレス、ハリス、そしてオクィンで来たのです。2巡目新人のオクィンがNCAAトーナメントで昨年アップセット(第15シードのノーフォーク大が第2シードのミズーリ大を撃破。因みにオクィンは26得点14リバウンド)を決めたのが昨年の今頃なので、オクィン自身もテンション上がってるのかも知れませんね。

サンダーはウエストブルック、セフォローシャ、デュラント、イバカ、パーキンスとお馴染みの面子。ベンチにはオートンとリギンスという元マジック組も顔を揃えました。まあオートンはDNPでしたしリギンスも4分と出番は無かった上に1ファウル以外0スタッツなんですけどね。

1Q残り4分ぐらいまで互角だった試合が動き出したのはその後。サンダーは1Qをデュラント抜きでの9-0ラン、14-22で終わらせたのです。

更に2Qにはマジックを不運が襲います。アフラロがハムストリングを痛めて残り9:08に退場し、そのまま試合に戻らなかったのです。その間にもリードを広げて二桁点差としたサンダー対して何度か点差を詰めたマジックでしたが、結局前半は34-47で終わります。あんまり芳しい戦況とは言えませんねえ。

ところが後半開始早々、流れが変わります。ネルソンとウードリィのダブルPG体制で来たマジックはいきなりネルソンがウードリィのアシストでFGを決めると、お次はそのウードリィがドライヴからのレイアップ。そして、ネルソンがなんと2本連続3を成功させ、あっという間にマジックは10-0のランで44-47にしてしまいました。これにはたまらずサンダーもタイムアウトです。

かくて3Qから試合は再び互角の戦いとなります。まあサンダーが流してたかもなんで互角に見える戦い、と言っておきましょうかね。ともあれ3Q終了時点で66-70、十分勝ちは望める点差です。面白くなりました。

そして4Q、デュラントとウエストブルックを出さずに何とか74-76で凌いだサンダーは残り8:11、いよいよ二枚看板を送り出します。対するマジックもハークレスとネルソンを投入・・・頼りない言うな!この後マジックの連続得点で78-76と逆転したんだぞ!

ウエストブルックの連続FG(しかも2本目は3ポイントプレー)にもオクィンが同じく連続得点で踏ん張ってついていくマジックに対し、サンダーはデュラントが3。が、マジックもウードリィが3を決め返し、まだ喰らい付いていきます。オクィンがFT1本を成功させた残り3:55、マジックは86-86の同点に追い付いていたのです。

この激戦にケリをつけたのはやはり、デュラントでした。まずは残り2:44、ウエストブルックのアシストで3を沈めます。NCAAの時と同じく大物食いの野望に燃えていただろうオクィンが1本返したのに対し、サンダーはデュラントが再びゴールに襲いかかります。パーキンスのフックが外れてネルソンのレイアップをイバカがブロックした後、デュラントはゴールへ切り込むとオクィンからファウル、そしてFTを得ます。1本は外したものの、これで2点差です。

そして両者FGを決められぬままに時は経ち、デュラントが再びFTラインに立ったのが残り39秒。今度は2本キッチリ決めたデュラントは、更に次のマジックのオフェンスではハリスのパスをスティール。ネルソンはウエストブルックにファウルするしかなく、このFTも1本落ちましたが点差は5点に広がります。

ネルソンが次のオフェンスで3を外し、デュラントがリバウンドを掴んだ時点で試合終了したようなもんですね。もちろんデュラントはもうFTを外す事はなかったのであります。後はもう、試合時間残り18秒が過ぎるのを待つだけ・・・のはずが両者それぞれFTラインに立ってたりするから不思議ですが、ともあれ試合結果に影響を及ぼすものではなかったのです。

http://www.nba.com/games/20130322/OKCORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

マジックで一番良かったのはFG11/18、25得点9リバウンド4スティール4ブロックと攻守に結果を出したハークレスでしょう。16得点5リバウンド10アシストのネルソンもマッチアップ相手を考えれば立派なものです。FGは壊滅的ながら10得点15リバウンド6ファウル退場のハリスもようやりました。あと、初先発で11得点9リバウンドのオクィンは偉い。相手はパーキンスだったんですから立派なもんです。ベンチでは13得点5アシスト2スティールのウードリィですね。アフラロの代役乙です。

今季のマジックで何度となく見てきた、強豪相手の惜敗がまたも見られましたね。しかも今回は完全にスターパワーの差だけで勝負が分かれた感ありありです。つまり、あとマジックに足りないのは差し当たりそこだけなんですよね。ハークレス以下若手を更に鍛え、ドラフト指名権で新たな才能を迎えた時、このチームが再浮上するスピードは予想以上に早いなと確信しています。

オデンさん、そちらのペイサーズみたいにマジックが一気に浮上する日はそんなに遠くないと思いますよ。そんな日が来る前に、オデンさんが応援するペイサーズには一足早く優勝してくれる事を願う次第であります。






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