マヴス92-85ペイサーズ
ラプターズ99-97セルティクス
ブルズ96-81ピストンズ
ロケッツ108-104マジック
ブレーザーズ99-92ジャズ


http://www.nba.com/magic/news/denton-howard-impressed-new-magic

あー、またドワイトがいらん事を言ってますねー。まずはこちら、マジック公式ページからです。いい加減同じよーな事を言ってるのを紹介するのも飽きてきたので斜め読みした内容をかいつまむと、

・ロケッツはファイナル進出時のマジックみたいやで!
・オーランドには色々メモリーがあって寂しいねん。だが後悔はしてへん
・マジックもまたええチームになるで
・レイカーズを去って臆病とか言われるがベストな選択やったんや。キツかったけど勉強になったでぇ
・マジックは背番号12をなんで他の選手に渡したんや・・・


大体こんな感じですかね。因みにドワイト、2009年マジックと今のロケッツをこう比較してます。

ヒド・タコルー→チャンドラー・パーソンズ
コートニー・リー→ジェームズ・ハーデン
レイファー・アルストン→パトリック・ビヴァリー
アンソニー・ジョンソン→ジェレミー・リン


いやいや、色々ちゃうやろーとツッコミ入れたくなりますが、最大のツッコミどころはやはりネルソンの名前が無いこと。確かにネルソンはファイナルしか出ませんでしたが、シーズン半ばまであのチームを引っ張り、共にリヴェンジを誓ったはずの元相方に随分な仕打ちじゃないですか。まーたネルソンとの不仲が加速するな・・・。

なお、トバイアス・ハリスが背番号12を付けている理由はドワイトと関係無く、ハリスのかつてのチームメイト、モーガン・チャイルズが17才で白血病に倒れたのを悼んでの事なんですよね。なのでドワイトの言いたい事は分かりますが、ハリスにはハリスの事情なり思いなりが有るんです。今の時点で永久欠番じゃない以上、仕方無いでしょう。あれ、もしかしてドワイトさん、永久欠番希望ですか?

http://www.orlandosentinel.com/sports/blogs/magic-basketblog/os-mbb-dwight-howard-magic-jersey-retirement-20131016,0,4913129.post

・・・その通りでした。ドワイトはこちらのオーランド・センチネル紙のジョッシュ・ロビンス記者の質問に対して「No doubt.」と答え、更に将来の永久欠番を望む旨を話したのです。詳細は特に面白い事は言ってないので端折りますが。

私はドワイトの将来の永久欠番化には賛成です。背番号6(ファン、という理由です)しか永久欠番が無い今のマジックにおいて、ニック・アンダーソン、シャック、ペニー・ハーダウェイ、トレイシー・マクグレディーと共に彼の背番号12を永久欠番化するべきだとさえ考えています。短い時だったとしても、彼らはマジックのチーム史に残る選手なのですから。ましてやファイナル初勝利を記録したチームの柱となったドワイトなら尚更です。ただ、これだけは言うしかありません。

「自分で言うな(笑)」

「(笑)」を付けたのは、このコメントが正確にはドワイトが自ら発したと言うよりは、質問に対しての回答であるからです。実際ドワイト自身「自分で言うのは嫌だけど」と言ってますからね。もう少し上手い答え方はあったかも知れません。永久欠番になればいいと思うけど時間が必要だろうね、とか。でもまあ、こう答えてしまうのも無理からぬところではあります。ドワイトがそれに相応しい成果を挙げたのは事実なのですから。

審判の目の敵にされているのもそうですが、ドワイトさんはどうにも一言多いんですよね。一連のDwightmareもそうでしたが、黙ってれば良いのに妙に正直過ぎてついつい余計な事を言ってしまう傾向があるように見えます。悪意は多分無いと思うんですがね。え、ヴァンガンディHCと仲良しのフリしてウソこいてたじゃんって?いやあ、多分人間としては好きやったんやろ(適当)。

こんなタイミングでドワイトのインタヴューがマジック公式HPとオーランド・センチネル紙に載った理由は勿論、マジックとロケッツが対戦するからでした。今回はヒューストンでの試合ですけどね。

http://scores.espn.go.com/nba/boxscore?gameId=400491554

但しロケッツはリンとパーソンズはお休み。対するマジックもトバイアス・ハリスがDNPで、先発はネルソン、アフラロ、ハークレス、ニコルソン、ヴーセヴィッチ。この面子でビヴァリー、美髭公ハーデン、フランシスコ・ガルシア、オムリ・カスピ、ドワイトに立ち向かった訳です。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-houston-rockets-1017-20131016,0,2125515.story

この試合で印象的だったのがヴーセヴィッチでした。新旧マジックセンター対決はそらもうドワイト圧勝かと思いきや、意外にもヴーセヴィッチがディフェンスでドワイトを効果的に守ってみせたのです。結果、ドワイトはFG2/6の8得点4リバウンド3ブロック2TOと、出場時間の短さもあったとはいえ地味なスタッツに終わりました。しかもFGのうち1本は速攻からハーデンのロブパスを受けてのダンクですからね。

ヴーセヴィッチは試合開始いきなしドワイトのショットをブロックしただけでなく、ドワイトへパスが入るのを巧みにディナイさえしてみせたのです。これにはドワイトもヴーセヴィッチに賛辞の言葉を送った程でした。ドワイトに誉められて大成したセンターと言えばヒバートがいますが、ヴーセヴィッチも大枚叩かないと再契約困難な選手になっちゃうのか、ちょっと早過ぎる心配をしてしまいそうです。

試合自体は負けなんですが、まあ最後の方は主力下げ気味でテスト的な試合内容だったんでそれはどうでも良いです。今日他に良かったのはFG6/8、しかも3ポイントを3/4と決めまくって16得点9リバウンドだったニコルソンでしょうか。逆に今ひとつだったのがオラディポでして、FG3/12の9得点3リバウンド3アシストという感じ。この日も3ポイント3本全て外しましたが、彼はどうやら外角シュートが厳しそうですね。そこは今後の鍛錬ポイントなんでありましょう。

キャンプ組は出番の無かったMickell Gladness以外は皆似たり寄ったりですが、敢えて言うならPGのマニー・ハリスは14分程度の出番で3得点4リバウンド3アシスト0TOと悪くない仕事をしたと思います。同じPGのロニー・プライスが未だ欠場中の今、案外彼が生存競争に勝ち残る可能性もあるかも知れませんね。



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