クリッパーズ103-102キングス
ペイサーズ106-98シクサーズ
ウィザーズ98-89ニックス
セルティクス94-87ホークス
ヒート101-99マジック
ロケッツ112-101ウルヴス
ボブキャッツ96-72バックス
スパーズ126-96キャヴス
ナゲッツ102-100マヴス
ブレーザーズ113-101ウォリアーズ


この日も色々ありましたねー。シクサーズのマイケル・カーター=ウィリアムズも29得点6リバウンド7スティールと久々に来てましたし、ウィザーズのゴタートは18得点17リバウンド(7オフェンスリバウンド)だし、スパーズは先発5人中4人が10分台の出場という超ヨユー体制で楽勝ですし、ブレーザーズとウォリアーズは大乱闘から一気に試合の流れが変わりましたしテクニカルファウル7人とかもうね。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-news-1124-20131123,0,5730194.story

さて、マジックはマイアミへ乗り込んでのヒート戦。試合前に朗報が届きました。開幕よりずっと欠場してきたあのフォワードが戻って来たのです。・・・と聞けば、誰しもトバイアス・ハリスだとおもうじゃないですか。ところが、実際に戻ってきたのは彼ではありませんでした。なんと、グレン・デイヴィスの方だったのです。ハリス、そして最近故障続きのオクィンはこのヒートへの遠征(というほど遠くもありませんが)には帯同していませんでした。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-heat-game-1124-20131123,0,816192.story

マジックの先発ラインアップは引き続きネルソン、オラディポ、アフラロ、ハークレス、そしてヴーセヴィッチ。対するヒートはチャルマース、ウェイド、バティエー、レブロン、ボッシュであります。ついにオラディポはウェイドとの対決の機会を得た訳ですね。

フロリダ対決は先日と異なり、意外にもマジック優勢で進みました。特に2Qは35-23とマジック優位で進みます。マジックはグレン・デイヴィスが復帰早々活躍する一方で、ヒートは珍しくレブロンがスロースタート。前半終了時点でレブロンよりビーズリーのほうが得点していたという事実、信じて頂けますでしょうか。まあビーズリー何気に短時間で点取ってますからね。ともあれ55-39と、赤いスペシャルユニフォームに身を包んだヒートは意外な苦戦の中にいたのであります。

流石にそのまま試合が終わる訳はありませんでした。ヒートはレブロンの連続3とウェイドの連続得点による10-0ランで3Q開始早々反撃の狼煙を上げます。その後も点差を詰めたヒートは残り4:09には遂に66-66の同点に追いつきました。が、ここは何とかマジックが凌いで77-71で4Qへ入ります。ウェイドさんは既にこの通り、故障明けとは思えないキレキレ振りでしたが。



そして4Q。残り4:33のボッシュのジャンパーで遂にヒートは88-89と勝ち越します。レブロンとウェイドのFTで地味に点差を開けようとするヒートに対しアフラロも1本返しますが、ボッシュが残り1:34で再びジャンパーを沈めます。94-98。これはヒートで決まりか?

どっこい、マジックはヴーセヴィッチが残り1:12でハークレスのレイアップをティップインします。次のヒートのオフェンスはハークレスのファウルを得たウェイドがFTを1本ミス、96-99に。ここで一気に同点を狙ったアフラロの3ポイントは外れましたが、オフェンスリバウンドを掴んだグレン・デイヴィスのバンクショットは見事にヒット!しかもボッシュのファウルまでゲットし、なんと3ポイントプレーになります。かくて残り37.8秒の土壇場でマジックは99-99に追い付いたのです。残り23.0秒まで試合が進み、グレン・デイヴィスのこのハッスルプレーが飛び出した時点でヒートはタイムアウトを取ります。



ここでボールを持ったのはやはりレブロンでした。この動画1:10あたりから見て頂ければ分かる通り、レブロンはこのクラッチタイムでアフラロのディフェンスをものともせず、残り15.1秒でのジャンパーを沈めて来たのです。うむ、レブロンがクラッチに弱いとか誰が言ったんや。



対するマジックはアウェーでのセオリーに敢えて逆らい、最後のオフェンスでボールを託されたアフラロがインサイドへ突っ込みます。が、これはボッシュのブロックで潰され、しかもファウルは無し。が、このオフェンスリバウンドを掴んだのはオラディポでした。彼はゴール下からベースライン右へ少し抜け出すと、フリーで同点シュートを放ちます。しかし、この同点弾となるはずだったシュートは無情にもリムを跳ねました。そしてこのリバウンドを掴んだレブロンはファウルを受ける隙も与えずにゴール下からパスを飛ばし、タイムアップ。かくてオラディポは先日のリヴェンジチャンスだったクラッチシュートを外すという試練を得て、このゲームを終えたのです。うむ、お疲れ様でした。


http://www.nba.com/games/20131123/ORLMIA/gameinfo.html#nbaGIboxscore


結局グレン・デイヴィスは復帰戦、しかもベンチスタートにも拘らずFG7/13でチームトップの20得点。FT6/8、5リバウンドに2スティールと相変わらず地味に器用なところも見せました。レブロンとのマッチアップで消耗しただろうハークレス以外の先発4人、あとFG5/5、うち3ポイント4本も全弾命中のイートワン・ムーアも2桁得点でした。

オラディポはFG4/8で17得点7リバウンド4アシストと、ウェイド先輩にいいとこを見せられたかなという感じです。まあウェイド先輩はチームトップの27得点に4リバウンド4アシストなんですが、最近酷かったTOが1で済んだだけ、まだ良かったのではないかと。

さて、マジックは休む間も無くホームへ取って返してサンズ戦です。タンク一直線かと思われながら両者地味に頑張っているこの対決、本来なら互いにおもてなし対決になりそうなもんですが、この感じだとどちらも本気出して行きそうですな。

タンクタンク言ってますが、言うまでもなく選手達、そして現場は真剣に勝ちに行ってます。勝てないにしても、来年に繋がらない無気力な戦いではなく、このゲームみたいに未来への良い糧となる熱い試合展開を引き続きお願いしたいですね。





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