☆現地3/24

ロケッツ100-89ボブキャッツ
サンズ102-95ホークス
ヒート93-91ブレーザーズ
ブルズ89-77ペイサーズ
グリズリーズ109-92ウルヴズ
ペリカンズ109-104ネッツ(OT)
サンダー117-96ナゲッツ
スパーズ113-91シクサーズ
ピストンズ114-94ジャズ
クリッパーズ106-98バックス

☆現地3/25

キャヴス102-100ラプターズ
マジック95-85ブレーザーズ
マヴス128-119サンダー(OT)
レイカーズ127-96ニックス


兄弟子:♩ぼ〜くは〜地図帳広げて〜音楽〜
弟弟子:J⚪︎⚪︎RACに金を貢ぐおつもりですか。
兄弟子:嫌です。
弟弟子:じゃあ歌詞の引用は禁止で。
兄弟子:ツーケーのナーアー小さ過ぎんだろ・・・。
弟弟子:怪しい業界用語使われても若い人には通用しませんよ。
兄弟子:業界用語ってジャズミュージシャンが開発したらしいね。ザギンにシースー行くみたいな。
弟弟子:業界用語自体がもう死語なんじゃないかと思うんですけど。
兄弟子:エンタメ業界全般、元気無いからなあ。特に音楽。
弟弟子:そんなに売れてないんですか。
兄弟子:そりゃあミリオンヒットが次々出てたからねえ昔は。それが最近はジャニーズとAKB系以外は壊滅的だよね。
弟弟子:オリコン上位はその2種類だけなんでしたっけ。
兄弟子:あとEXILEファミリー。あれも最近はコンサートチケットにCD付けて売ってるから同じCDを何回も買ってくれるんだとか・・・。そういう複数買いをあまりやらないジャニーズが健全に見えてくるな。
弟弟子:兄さんはやはりAKB商法がお嫌いですか。
兄弟子:ただなー、あの握手会商法自体は実は音楽業界では昔からあるんだよね。
弟弟子:え、そうなんですか?
兄弟子:土日にCD屋さんに行ったら、なんかアーティストが来てライヴやってたりするのを見た事無いかい?あれ、99%その場でCD買ったお客さんは握手会参加か直筆サイン、またはその両方よ。
弟弟子:あー、何か見た事あるような。
兄弟子:おいらはクラシックの美人ギタリストで有名な村治桂織さんのライヴに出くわしたことがあるよ。
弟弟子:盛り上がるもんなんですか?
兄弟子:村治さんは中学時代に国際的なコンクールで優勝した本物の実力者ギタリストだからね。ただ問題はお客さんだったんだよね・・・。



弟弟子:お客さん?
兄弟子:最前列に陣取ってた野郎共が、村治さんが登場した瞬間に「せ〜の、かおりちゃーん」ってやっちゃってさ。
弟弟子:うわ〜。
兄弟子:もう誰よりも本人が一番嫌そうな顔してましたw 演奏は良かったんだけどね。
弟弟子:アイドル扱いされちゃったんですね。
兄弟子:あの後で海外留学したのはそういうのが余程嫌だったに違いないw まあその後、日本クラシック界は演奏力はさておきとりあえず可愛い子探してデビューさせとけみたいなブームになっちゃったけど。
弟弟子:みんな美人がええのかええのんか。

兄弟子:話が逸れたけど、そのイヴェントでも演奏終わった後はCD勝ったらサイン&握手会だったりした訳ですよ。
弟弟子:え、クラシックでもですか?
兄弟子:そりゃあ「かおりちゃ〜ん」とか言ってる客がいたらやるでしょ。イヴェントやる度に買ってくれそうじゃん。
弟弟子:同じCD何回も買うんですか・・・。
兄弟子:だって買う度に本人に会えてサインやら握手やらしてもらえるんだからさ。事前にその店とかで買ったら参加出来ます、ってパターンもよくあるけどね。てかもっと露骨なのはライヴ会場。
弟弟子:物販とか結構売れてますよね。
兄弟子:CD買うと、普通もらえないポスターとかが特典になってたりするんだなこれが。
弟弟子:え、普通にCD屋さんで買った人は?
兄弟子:ポスターが欲しければもう1枚どうぞ。
弟弟子:Oh・・・
兄弟子:サイン色紙ついたりとかもあるぞ。昔、確かB'zは5,000円以上でサイン色紙が貰えたりしたハズ。
弟弟子:CD1枚じゃ足りませんね。
兄弟子:10,000円以上だと更に豪華なサインだったような。
弟弟子:ライヴ来るようなお客さんなら全部CD持ってたりするんじゃないんですか?
兄弟子:うん、でもまた買うんやで(ニッコリ)
弟弟子:うーわー。
兄弟子:B'zと言えば最初にベストアルバム出した時には時間差で特典を変えて、同じCDを何度も買わせたって話もある。確かZARDでも同じ手を使ってたハズ。だからBOOKOFFにやたら在庫が多いんだよね、あのあたり。
弟弟子:昔からそんなことやってたんですね・・・。
兄弟子:AKB商法って要するに、そうやって付加価値をつけて同じCDを何度も売りつけるやり方をもっと大規模に導入した、実は古臭い手法なんスよ。やり方を突き詰めただけでね。人気投票でグループ内の順位を決めるってやり方を考えついた人は凄いと思うけどさ。
弟弟子:同じCDを何百枚も買ったりしてますよね。やっぱああいうのはお嫌いですか。
兄弟子:まあ純粋な売れ枚数の水増しになってるのは確かだから、何作連続ミリオンとかも価値半減ではあるよね。最近は誰も彼も初回限定盤が2〜3種類出てたりするけど。
弟弟子:あれ、どれ買えばいいのか悩むんですが。
兄弟子:ほんとそれな。結局買うの止めてる人もいるんじゃないかねえ。

弟弟子:で、なんでこんな話をNBAブログでやるんです?
兄弟子:理由は大きく分けて2つ。1つには、スポーツ界とエンタメ業界、特に音楽関係の関係性の深さだね。NBAオールスターとかNFLスーパーボウルとか、国歌斉唱とかハーフタイムショーとかで結構な大物が出て来るよね。オールスターといえばセレブリティゲーム、あれもラッパーのコモンみたいにアーティストさんもよく出て来る。一方でアスリート側がCD出したりもよくあるね。
弟弟子:代表例はシャックですよね。
兄弟子:コービーもクリス・ウェバーも出したし、アイヴァーソンは発売をNBAに止められたぐらい。最近ならワールドピースが色々やってるよね。
弟弟子:「CDの宣伝したいから休ませろ」でしたっけw
兄弟子:どっちが副業なんだよ状態だな。あと、マジック・ジョンソンみたいにレコード会社を持つパターンもある。
弟弟子:マジックさんは経営者過ぎますね。
兄弟子:後はもっと直球に、奥さんがアーティストってパターン。グラント・ヒルの奥さんはタミアって名前でそこそこ売れた人だし、もう離婚したけどリック・フォックスの奥さんは塩野義製薬のCMでお馴染みだったヴァネッサ・ウィリアムズだったり。
弟弟子:やっぱり出会う機会多いんですかね。
兄弟子:バリバリ多いと思うよ。ロドマンが昔出してた本にもマドンナと付き合ってた頃の話が出て来るよね。ああ、そう言えば昔、THE SOURCEってヒップホップの雑誌の増刊号でSPORTS SOURCEってのがあったなあ。SOURCE SPORTSだったかも。SLAM誌と一緒に昔は売られてたんだよ。
弟弟子:どんな内容でした?
兄弟子:確か表紙が必ず男性アスリートと女性アーティストのツーショットなんよ。NBAだとカーターとかマーブリーあたりね。で、中身はその2人のフォトセッションと対談もあったような。その他エンタメとスポーツの話題がそれぞれね。で、確かスポーツ選手とアーティストが仲良くパーティーなんかで飲んだりしてる写真が結構載ってたよ。
弟弟子:あ、そこはフォトセッションじゃないんですね。
兄弟子:あれを見て、双方の距離が相当近いんだなーと認識したもんです。そりゃマヴスの3J'sもトニ・ブラクストンの取り合いで崩壊するわと。
弟弟子:それ、若い子にはそろそろ解説が必要ですね。
兄弟子:ジェイソン・キッドとジム・ジャクソンとジャマール・マッシュバーンの3人がマヴスで若手トリオとして売り出して「3J's」なんて言って将来有望だったのに、トニ・ブラクストンという売れっ子女性シンガーを取り合って仲違いした結果、チーム成績もボロボロになって、結局全員マヴスを出ていったという話ですw
弟弟子:トニさんはそんなに美人だったんですか。
兄弟子:トニさんは途中から美人になりました(婉曲表現)。ま、そんな訳で音楽とスポーツ、特にバスケットボールの関係性はかなり深いと思う。洋楽のヴィデオクリップでもスポーツのシーンとなるとバスケ率が高いと思うよ。
弟弟子:それは単にインドアスポーツのバスケが低予算で映像を撮り易いだけでは・・・。
兄弟子:それもあるかもしんないw

弟弟子:ところで、NBAブログで音楽バナをわざわざやる理由、もうひとつあるんですよね。
兄弟子:そりゃまあ音楽好きですしおすし。
弟弟子:そりゃ嫌いならこんなに音楽ネタで固める訳がありませんね。
兄弟子:ま、もうひとつ踏み込んで言うならば、音楽が好きだからこそ危機感を持ってるってのはあるかなー。
弟弟子:それは音楽が売れないからですか。
兄弟子:極端な事を言えば音楽産業がどうなっても構わないんよ。問題は音楽そのものだね。
弟弟子:やっぱりAKB的なものが嫌いなんですね。
兄弟子:いや、アイドルポップスも歌謡曲も否定しませんよ私。
弟弟子:ロックしか認めないとかじゃないんですね。
兄弟子:アイドルの曲とか結構質の高いのがあるじゃない。大滝詠一さんとか井上陽水さんとかが作ってたりするんだこれが。昔からそういうとこあるからアイドルの曲は侮れないんだよね。
弟弟子:つまり雑食系だと。
兄弟子:音楽ならクラシック、ジャズから世界の民族音楽まで何でも来いですよ。今季は実はジャズ・フュージョンを強化してみたのだけど、いまいち知識の浅さを露呈しただけだった気がする(^_^;)
弟弟子:浅く広くですね。
兄弟子:たださー、今の音楽シーンの状況はやっぱり不安ですわ。
弟弟子:それはやはり売れ行きの悪さが原因ですか?
兄弟子:いやー、そんな単純な話でもないんよ。音楽が売れないからアイドル系に注力してるんだろうけど、それが心配やねんと。アイドルは基本的には長い間売れるもんじゃないからね。おニャン子クラブの曲を今でも聞くのは当時のファンぐらいでしょ?あれだけ売れてたモーニング娘。だって全盛期の曲を繰り返して聞く機会はそんなに多くない。
弟弟子:AKB関連もそうなると。
兄弟子:それに対して、ロック系とかは特に息が長いのよ。サザンオールスターズみたいな長期間の活動はアイドルではほぼ不可能だからね。竹内まりやのような路線転換か、後は郷ひろみみたいな特殊なケースぐらい。ジャニーズがSMAP以降人気を長く維持してるのはその意味では凄いけどね。
弟弟子:天地真理なんてトップクラスのアイドルだったのに、その後は何だかネタキャラになっちゃいましたもんね。
兄弟子:そこで何故天地真理の名前が出るんだそこの若年寄。ま、アイドルは特にルックスに依存してるので年を取ればキツくなるのは当たり前だよね。
弟弟子:いくらでも若い人が後から出て来ますからね。
兄弟子:山口百恵みたいにスパッと引退出来れば世話無いんだけどねー。ま、そんな訳でアイドルの賞味期限もサイクルも基本的に短いし、将来的にも長くは売れない。だからサザンやミスチルみたいに長く売れるアーティストを育成しなきゃいかんのだけど、最近そのあたり弱いじゃない。
弟弟子:確かに、なかなかああいう立ち位置の人が出て来ないですね。いきものがかりぐらい?
兄弟子:ソニーミュージックは松田聖子とか売りまくりながら、浜田省吾、佐野元春、尾崎豊、渡辺美里、レベッカあたりを育てて売っていった実績があるからね。ああいう事が出来たらいいんだけど。
弟弟子:イカ天とかホコ天みたいな、何か才能が出てくるステージが無いと厳しいんですかね。
兄弟子:それはあるんだよね。YouTubeとニコニコ動画って史上最もハードル低い活動の場だと思うぞ。だって、公序良俗に反しない限りは誰でも発表の場を得たようなもんなんだし。
弟弟子:NBAの試合を見に来て時々騒がれるジャスティン・ビーバーはYouTubeからブレイクした人でしたね。ニコニコからのメジャーデビューも増えました。
兄弟子:最早メジャーデビューしなくても十分やっていけるのよね。モンゴル800で分かっちゃった通り。
弟弟子:音楽自体が衰退した訳ではないと。
兄弟子:衰退したのは音楽産業だけよ。世の中こんだけiPodやらiPhoneやらスマホやらと音楽プレーヤーが溢れ返ってるんよ。皆ウォークマン持ち歩いてる状態になってて音楽が売れませんって、それは何か根本から間違えてるんだよ。
弟弟子:音楽業界の方はスマホがCDが売れない理由だとか言ってたような・・・。
兄弟子:昔はプレステとかのゲームが音楽が売れない理由になってたよ。テキトーだよなと思うわー。
弟弟子:今は違法ダウンロードが理由にされてましたか。
兄弟子:そこでこの記事ですよ。

http://www.huffingtonpost.jp/jay-kogami/20133950_b_5004212.html

弟弟子:日本だけが売上がダウンしている・・・?
兄弟子:違法ダウンロードを取り締まったのに売上が上がらなかったでござるの巻。
弟弟子:じゃあなんで売れなくなったんだという話ですよね。
兄弟子:違法ダウンロードで失う売上はそりゃありましたよ。でも、それは物事の一部しか見てないと思う。まず、前提条件としてやっぱ今の音楽コンテンツに魅力が無いんよ。
弟弟子:アイドルばかり売れてるから?
兄弟子:そこは順番が違ってて、アイドルが売れている時ってのはいわゆるアーティストに元気がないからだと思ってます。アイドルはいつでもそれなりに売れるのよ。相対的にアーティストが元気無くなるとアイドルが目立つんだと思う。今はAKB商法とジャニーズアイドルの長寿化でそれが特に顕著なだけでね。
弟弟子:どうしてこうなったんでしょうかねー。
兄弟子:音楽の世界で、大きな変革が少なくなったのはあると思うんよ。'50年代〜'80年代までの変化の度合いはそりゃあ凄かったからね。'90年代以降はそこまで大きい変化はしてないと思う。ヒップホップは結構革新的な事をやってるけど、そこさえも最近は大人しい気がするなー。
弟弟子:ボーカロイドの誕生ぐらいですか。
兄弟子:下手したらあれが2000年以降最大の変革かも知らんな。作り手が一気に増えたのは、やはりボーカロイドってのが相当インパクトがあったからで、創作の世界にはやはりああいう刺激が必要なんだろうね。そりゃバンプオブチキンも初音ミクとデュエットしますわ。
弟弟子:世界的に有名な冨田勲さんも初音ミクを起用しましたね。
兄弟子:やっぱ技術的革新は大事だね。ベートーヴェンだって当時最新のピアノを受け取って、鍵盤の数が増える度に目一杯音域を使って作曲していったから、後期のピアノソナタほど音域が広くなっていったそうだよ。
弟弟子:初音ミクさんが希望の星ですか。

兄弟子:まあ、もう一つ危惧してるのは最近、昔の名曲・名盤を聞く風潮が弱いなと。
弟弟子:たとえば?
兄弟子:昔の音楽だけをいつまでも有り難がるのは好きじゃないんだけどさ、昔は音楽雑誌にも過去の名盤を聞きましょう的な記事があったんよ。おいらもそうやって知識を増やしていったもんさ。今、そういう視点の記事が凄く少ないと思う。マーヴィン・ゲイとか若い子は聞く機会あるんかいなと。
弟弟子:どーなんですか若い人。
兄弟子:昔は好きなアーティストが自分の好きな音楽を紹介して、ファンはそれを聞いて更に音楽の知識を増やすという流れもあったよ。今はどうなんだろ?そういう機会があったとして、どこまで遡ってるかは疑問つーか心配なんだよなー。
弟弟子:アーティストも若いと昔の音楽に疎くもなりますよね。
兄弟子:私はそのあたりを補完出来ればと思って、古今の名曲をタイトルに引用してるんですよ。ブログが重いという苦情もある中で、敢えてYouTube動画まで貼ってるのも聞いてみて欲しいからでね。動画自体が削除されてる場合は検索して探してみて下さいねー。
弟弟子:本当は古い曲しか知らないから最近のアーティストは取り上げないという噂が。
兄弟子:ギク(^_^;)いやまあ、いいものはアニソンだろうがアイドルだろうが貼りますよ。つー訳で書くのに時間かかり過ぎたこのエントリー、そろそろシメます。
弟弟子:3日かかって長文書くなら、分けりゃ良かったんじゃね?
兄弟子:音楽バナ、好評ならまたやりますんでリクエスト下さいねー。とりあえず次のエントリーはNBAで1本書いて、その次また別バナやる予定です。
弟弟子:また我々の出番が長くなる悪寒・・・。





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