☆現地4/5

マジック100-92ウルヴズ
ブルズ96-78ウィザーズ
ボブキャッツ96-94キャヴス(OT)
ピストンズ115-111セルティクス
ネッツ105-101シクサーズ
ラプターズ102-98バックス

☆現地4/6

ヒート102-91ニックス
クリッパーズ120-97レイカーズ
マヴス93-91キングス
ホークス107-88ペイサーズ
ロケッツ130-125ナゲッツ(OT)
スパーズ112-92グリズリーズ
ウォリアーズ130-102ジャズ
サンズ122-115サンダー
ブレーザーズ100-94ペリカンズ


いよいよレギュラーシーズンも終盤になって参りました。故障者も増えてきて、またプレーオフ出場が無くなったチームはモチヴェーションを保つのが難しいこの頃ですが、それでもシーズンは続きます。それに、プレーオフは無くともNBA生き残りがかかる選手達は手を抜いている場合ではありません。下位チーム同士の対戦であっても、それはそれで色々ある訳ですよ。つー訳で、今週も行ってみましょう。

☆今週の試合

キャヴス119-98マジック(4/2)
ボブキャッツ91-80マジック(4/4)
マジック100-92ウルヴズ(4/5)


マジック、今週は3試合でした。まずはこの時点ではまだプレーオフの可能性を残していたキャヴスと対戦し、ボコボコにやられてしまいます。何しろ先発で二桁得点がハークレスだけですからお察しですよね。

しかも次のボブキャッツ戦からヴーチェヴィッチが左踵を痛めて欠場となってしまいました。先発センターを欠いたマジックは止むを得ずニコルソンを先発センターに入れます。え、オクィンがセンターじゃないの?まあどっちでもいいんですが、案の定この試合ではヴーチェヴィッチ離脱によるリバウンド力と安定したスコアリングの不在が響き、ベンチメンバーの頑張りで割と接戦に持ち込みつつも敗れます。

が、翌日のウルヴズ戦は相手がヒート相手の2OTという長時間対決を制した翌日、しかもペコヴィッチ、ケヴィン・マーティンに加えてケヴィン・ラヴが背中の痛みで欠場。とどめにバディンジャーまでもが試合開始1分で踵を痛めて試合に戻れず・・・と怪我人続出となってしまいました。こちらもヴーチェヴィッチが引き続きDNPではありましたが、ウルヴズにこれだけハンデが付くと流石にマジック有利にもなってしまいます。プレーオフの可能性がまだ生きているウルヴズには落とせない試合でしたが、マジックはオクィンがFG6/7で14得点13リバウンド4ブロックの大活躍を見せます。これにハークレス、アフラロ、ハリス、オラディポの主力が加わり、この5人が2桁得点をマークしたマジックが終盤までの競り合いを制して勝ち星を挙げたのであります。

リーグワースト3位はまだ堅持していますが、この日セルティクスが負けて1ゲーム差に迫ってきました。おいおい、いつの間に君たちレイカーズをブチ抜いて来たんですか。タンク的な意味では西の最下位ジャズも心配ですね。最後まで気を抜かず(?)ワースト3位の座を守れるかどうか、不安になって参りました。なお、ワースト1・2位は鉄板の模様。

☆今週のオラディポ

キャヴス戦→16得点(FG4/10)0リバウンド4アシスト2スティール2TO
ボブキャッツ戦→21得点(FG8/18)6リバウンド2アシスト2スティール2TO
ウルヴズ戦→16得点(7/12)3リバウンド6アシスト1スティール2TO


今週はベンチスタートながら30分弱の出場時間をコンスタントに得たオラディポでしたが、派手な活躍もあからさまな失敗も無い手堅い週でしたね。スティールも着々と重ねているのはナイスです。ベンチからトバイアス・ハリスと一緒にプレーし、試合終盤はそのまま一緒にコートに立っているというパターンがありがちです。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-victor-oladipo-0407-20140406,0,1258600.story

4Qの大事なところでシュートを決めてくるあたりも相変わらずで、ウルヴズ戦では残り4:03に91-89とチームを逆転に導く3ポイントを沈めてみせました。この後、マジックは一度もリードを奪い返される事は無かったんですよ。いやあ、なかなかやりよります。

ここまでの感じでは2位指名に相応しいチームのエース格となり得るかは何とも言えませんが、少なくとも選手としてはかなり将来期待出来る線なのは間違い無いと思います。ま、私としてはワンツーパンチの2発目の方になってくれれば万々歳ですよ。

☆マジック噂の真相

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-news-0407-20140406,0,351648.story

いやー、知りませんでしたが、マジック身売りなんて噂がまた出ていたんですねえ。マジックが売られるという話が出たのは初めてではありません。実際、ディヴォスオーナーが過去にマジックを売ると明言、後に撤回したことはありました。で、今回はサクッと否定ですよ。

さてこの話、どこまで信じて良いのでしょうかね。というのも、マジックのオーナー、リッチ・ディヴォスは88才のおじいちゃんなんですよ。今のところお元気ですし、目の黒いうちにマジックが優勝するところを見たいという意思もあるようです。かと言ってネッツみたいな札束攻勢ではなく、サンダーのように1からチームを作っていくヘニガンGMのスタイルをディヴォスオーナーは許しています。経営者として、長期プランでチームの事を考えているのでしょう。

しかし、問題はディヴォスオーナーがいなくなった時です。何しろ、NBA球団経営自体は儲かるビジネスではありません。マイアミ・ヒートなんか2連覇してても赤字なんですよ。じゃあなんでオーナー達は球団を持つかと言えば、ひとつにはマヴスのキューバンオーナーみたいに、単純にNBAなりバスケなりが好きだからってのがあります。ヒートのミッキー・アリソンオーナーもこれに近いタイプでしょう。

他には、球団を持つ事自体が名誉と考えているかです。これは結構いると思いますね。何しろNBAだと30人しかオーナーにはなれないのですから。ま、共同オーナーってのもいますがね。後は、単純にビジネスと割り切ってるケース。クリッパーズのドナルド・スターリングオーナーは恐らくこの2つが理由です。彼は長年選手にカネを使わず、ケチケチ経営で毎年チーム成績の悪さに拘らず黒字経営を続けて来ましたからね。

で、あと考えられるのは投資対象として。それと言うのも、球団の価値は上がるんですよ。大概の球団はオーナーが買った時より、売る時の方が値段が上がってたりするんですよね。

オーナー自身がその球団を作るなり買うなりして、そのチームに思い入れがあるなら話は別です。しかし、オーナーが代替わりしたらどうでしょう?彼や彼女が球団経営にさして御執心で無いなら、ドライに割り切って球団売却に動いても何ら不思議ではありません。皆が皆、レイカーズのバスファミリーみたいに全員球団経営に熱心だという保証は無いのですよ。

マジックも結構同族による球団経営体制でして、実際に今回の発表をしたのもリッチ・ディヴォスオーナーの息子、ダン・ディヴォスチェアマンだったりします。しかしながらレイカーズの場合はバス前オーナーの息子と娘もかなりレイカーズの経営に深く関わり、メディアにも色々と名前が出るのに対して、マジックのディヴォス一族はあまり話に名前が出て来ません。勿論、それはロサンゼルスとオーランドの差なんですがね。

私は某巨人軍はナベツネさんがいなくなった途端に球団経営にカネを使わなくなって弱くなるんじゃないかと睨んでいますが、マジックもリッチ・ディヴォスオーナーがいなくなった途端にディヴォス一族は掌180度回頭で球団売却に打って出やしないだろうな、と懸念しております。何しろWNBAのオーランド・ミラクルは既に売却・移転してコネチカット・サンに改名してますからね。まあ、ディヴォス一家はマジックを買ったオーナー一族ではなく作った一族ですし、リッチおじいちゃんがいなくなった後も球団経営のメリットはあるとは思うんです。あのアリーナ名ですし、遠からずユニフォームに広告も入れられますし。私はオーナー一族の稼業の広告が入るのは反対ですが。

ともあれ、おじいちゃんが健在であるうちはまた、優勝を狙えるチームになればタックス支払いも厭わないはずです。我々マジックファンとしてはとりあえず、おじいちゃんの長寿でも願うと致しましょうかね。リッチおじいちゃん、あんたの会社は嫌いだけど長生きしやがれ。





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