スパーズ(1勝)110-95ヒート

いきなり波乱過ぎるだろ!


NBA.co.jp[ファイナル第1戦レポート]スパーズが白星発進! ヒートはL・ジェイムスが故障退場


いや、試合結果が、ではありません。試合中に起きたハプニングが、ですよ。私もそれなりに長い間NBAファイナルを見てきたつもりでしたけどね、ファイナルの会場で空調が故障して会場が汗だくとか聞いた事がありません。だってファイナルですよ?カンファレンスファイナル終わってから日にちもありましたし、そんな会場の設備とか普通しっかりチェックしてそうなもんじゃないですか。ところが、この試合は序盤からそのまさか、空調故障が発生してしまいました。

そして、残念ながらその影響が出てしまいました。よりにもよってヒートのエース、レブロン・ジェームズがこの温度上昇で脱水症状を起こしたか、4Q終盤の勝負どころで左ふくらはぎがつってしまいました。なおも試合に出場して得点さえ決めてみせたレブロンでしたが遂に限界が訪れ、レブロンは試合を離れます。そしてその間にスパーズは容赦ない高確率FG攻勢で一気にヒートを突き放して大勝してみせたのであります。ヒートファンからしたら何だか納得行かない始まり方になってしまいました。





ちょっとこの件で調子に乗り過ぎたのがゲータレード。レブロンがゲータレードのライヴァルにあたるパワーエードの宣伝をやってるのを受けて、レブロンはゲータレードのお客さんじゃないからこうなったんだ、僕らはコートサイドで待ってたのにレブロンは違うのを飲んでたんだ、とジョークTweetをかましてしまいました。

http://www.nba.com/2014/news/06/06/gatorade-apologizes-for-tweets.ap/

ゲータレードはこのTweetを削除こそしなかったもののお詫びコメントを出し、レブロンもまたこれを咎めなかったのです。先のランス・スティーヴンソンへの冷静な対応といい、すっかりレブロンも大人になってきましたね。

NBA | L・ジェイムスの体調は改善、ファイナル第2戦出場は問題なし

幸いレブロンの体調は回復に向かっており、また今回空調の故障を起こしたAT&Tセンターの方も修理完了。第2戦では問題なく試合が出来そうです。






今回のこの件について面白いTweetをしていたのがマジック・ジョンソン。彼はヒートとスパーズの選手達も、'80年代にボストンガーデンでファイナルをプレーするのがどんな感じか分かっただろうと言っているんですね。続くTweetで言っているように、マジックとレイカーズはボストンの旧ホームコート、ボストンガーデンにて'84年に4試合、'85年と'87年に各3試合ファイナルの激戦を繰り広げました。このアリーナは本当に歴史がある分古く、コートもボールの跳ね方がおかしいところがあったりするのをセルティクスのメンバーが把握して、わざと相手をそこに誘いこんでミスを誘発させたなんて話もあるぐらいのアリーナでした。控え室の設備も悪く、アウェーチームはそういうところでも神経をすり減らされていたようです。そんなボストンガーデンへのヴィジターチームを悩ませたもうひとつのファクターが、会場の暑さだったんですね。マジック・ジョンソンの「あの苦労を君たちも味わったかい?」という気持ち、よく分かります。

http://www.nydailynews.com/sports/basketball/lebron-sit-article-1.1819365

もちろん、だからって今時の若い者は根性が無いとか言うつもりもありません。レブロンの今回の件についてはレブロンが試合に戻ろうとしたのをスポルストラHCが押し止めたと聞いていますが、的確な判断だと思います。エースに無理をさせて肩を潰す日本の高校野球監督とは大違いですね。

http://sports.yahoo.com/news/isiah-thomas--assist-to-lebron---michael-jordan-couldn-t-have-played-with-those-cramps-071514640.html

また、かつて片足を骨折しながらファイナルに出場し続け、しかも驚異的なスコアリングでレイカーズを追い詰めたアイザイア・トーマス(元DET)もレブロンを擁護。足が攣った状態でのプレーなどマイケル・ジョーダンでも無理だと言ったのです。現役組でもアンソニー・トリヴァーなんかがレブロンを擁護してますね

http://tracking.si.com/2014/06/06/tony-parker-tim-duncan-lebron-james-cramps/

そもそも同じコートに立っていたスパーズの2人、トニー・パーカーとダンカンまでもがレブロンを擁護しています。流石の大人力ですねえ、スパーズ勢。そういう訳なので、この件についてレブロンを責めるのはお門違いって事で宜しく。

なお、スパーズがわざと空調を故障させた説もありますが、そいつはどうでしょう。BIG3の平均年齢は圧倒的にスパーズの方が上ですし、正直そんな戦術を取るメリットがスパーズにあるの?という疑問は残ります。確かにNBAより劣悪で、今回のような状況でプレーする機会が多い欧州での経験を持つ選手がスパーズに多いとはいえ、です。

リーグはこの試合を中断する権利を持っていましたが、それを行使する必要無しとみて試合を最後まで続けさせました。それに、条件は両チーム同じだったのです。スパーズだけに一方的に有利な状況だったというのも如何なものかと思いますね。

それでも、ヒートファン、レブロンファンであればやはり「空調故障が無ければヒートの勝ちだったのでは?」という疑問はどうしても抜けないでしょう。その回答は?それは残念ながらもうifの領域でしかありません。勝ったかも知れないし、今のままだったかも知れないですね。




分からないことは考えても仕方ありません。第1戦「エアコン・ゲーム」は既に終わった以上、互いに次の試合に集中するしかないですし、選手達はすでにそうしているはずですね。終わった事をいつまでも引き摺らず、この先の勝負に集中して注目していこうじゃありませんか。

P.S.




これはワロタw







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