☆現地10/19

セルティクス95-90ネッツ
ウルヴズ112-94サンダー
ブルズ101-96ホーネッツ
ロケッツ90-83ウォリアーズ
レイカーズ98-91ジャズ

☆現地10/20

ペリカンズ88-84ウィザーズ
キャヴス107-98ブルズ
ネッツ99-88シクサーズ
バックス120-107ニックス
ホークス117-114 (OT)ペリカンズ
マヴス108-103グリズリーズ
スパーズ106-99キングス


さて、遂に19日のセルティクスvsネッツ戦にて先日取り上げた44分ゲームが実現。が、蓋を開けてみれば割と普通なスコアになってしまいましたね。セルティクスのサリンジャーは21得点19リバウンドなんていう、短縮ゲームっぽくないスタッツを叩き出しましたし。まあ44分ゲームによる影響を考えるのに、1試合だけではサンプル不足過ぎますよね。せめて上の5試合全て44分にしてみるぐらいするべきだったかも知れませんな。

さて、今回は阪神タイガースの話でもしまっせ!いやー正直阪神タイガースが今年日本シリーズ行くとは思いもしなかったんですよね。シーズン終盤にズルズル落ちて3位まで行った時は和田監督解任待った無しだと思いました。甲子園のOBが来る場所に梨田さんが来ていたという目撃談もあり、これはもう後継者も決定ですわと思ってましたが、最早我々阪神ファンも完全に手のひらクルーであります。更にはシーズン中絶不調に見えた福留選手もシーズン終盤からこのクライマックスシリーズにかけて完全に覚醒、躍進の立役者の1人となった感さえあり、これまた手のひらクルーで阪神ファンの手首はもうボロボロですよ。

個人的には阪急グループ資本の後ろ盾を得てカネにモノを言わせた感がある今の阪神の補強のやり方は巨人のそれとあまり変わらないと思ってまして、阪神よりも広島の補強のやり方の方が好感持てたりするんですが、いやあやっぱり応援するチームが強いとそんなの関係無くなりますね。巨人やヤンキース、レアル・マドリードやレイカーズファンの皆様の気持ちがちょっと分かった気がします。

ところで、今回の阪神を牽引したのは2人の助っ人でした。助っ人って表現自体が何だか排他的だよなと思うので以下外国人選手と述べますが、打ではゴメス選手、投ではオスンファン投手ですよね。ゴメス選手は来日当初故障で出遅れたのを受けて、まーた阪神がハズレ外国人選手を掴んだかと思ってましたが、開幕早々に打ちまくってこれまた阪神ファンの手首を180度回頭させたのはご存知の通りです。

そしてオスンファン投手。韓国から鳴り物入りで入団した彼についても正直不安でした。MLBへ去った藤川投手に代わる抑えの切り札なんてそんな簡単に手に入る訳無いだろJK・・・と思ったが、結果はこれまた皆様ご存知の通り。時々打たれてはいたものの、シーズンは割と信頼出来るクローザーとして成果を挙げましたし、何よりCS怒涛の6連投ですからね。巨人との第4戦は投げなくて良かったんちゃう?と思わなくもないですが、まあ和田監督が投げさせたかったんでしょう。ホームラン2本打たれた時は焦りましたが(^_^;)

結局オスンファン投手は見事CSのMVPに輝いたんですよね。それを報じたブロク記事のコメント欄を見ていたんですが、なかなか興味深いものがありました。そう、やはり韓国人選手という事でバッシングといいますかヘイトなコメントがあるんですよ。しかし私が注目したのはそちらではありません。それに対して、「これだからネトウヨは」といった反論があった事です。見る限りでは明らかに反論の方が優勢でした。

時の内閣、政府ですらヘイトスピーチを取り締まる気が無い昨今です。それどころか「⚪︎⚪︎人は日本から出て行け」みたいな言葉が当たり前に見られるようになってきました。本屋にもその類の書籍や雑誌が恥ずかしげもなく並んでいますね。『あのころはフリードリヒがいた』という本を読んでいれば、今のこの有様がナチス政権下でユダヤ人迫害へ向かったドイツの所業とさして変わらない事に気付くんでしょうが、悲しいかな人は歴史から学ばない訳です。

先日も、「Don't Korea」なるフレーズがアメリカで流行っているという記事があったようです。ためしに検索してみましたが、ソースは週刊ポストの記事と、それを元にした纏めブログやスレッドばかり。それではとアメリカのYahooで検索したところ、そのようなフレーズはまるで見当たりませんでした。Twitter検索しても、そのフレーズを嬉々としてTweetしているのは日本人だけ。アメリカで流行っているならTwitterでも当然検索したらヒットすると思うんですけど、いったいどこのアメリカで流行っているんでしょうか?

http://www.zakzak.co.jp/smp/sports/etc_sports/news/20141012/spo1410121055002-s.htm

で、その記事でしたり顔でコメントしている元時事通信のジャーナリストを調べてみたら、これが見事に『呆韓論』なんて本を出してるような人間でした。なるほど、自分の書いてる本が売れるためなら出処の怪しい情報でも協力する訳ですか。私は週刊ポストという雑誌を、こんな誤報ガセ記事を掲載して恥じなかった雑誌として生涯語り継ぐ決意が出来ましたよ。

確かにあの韓国でのアジア大会の運営については問題があったように感じられます。昨年まで開催していたF1グランプリも失敗でしたし、フィギュアスケート女子に纏わるあれこれや2002年のW杯の諸々も頂けなかった。それはそうだとしても、だからといってあの国に暮らす人間や民族を全員否定する理由にはならないでしょう。

疑惑の判定なんて日本のボクシングタイトルマッチでは亀田3兄弟登場以前より毎度お馴染みですよね。プロ野球だって誤審で揉めた事があります。日本でのF1GPにしても鈴鹿ではなく富士スピードウェイで開催した時は1977年に立ち入り禁止地域にいたカメラマンとそれを止めていた警備員が死亡する事故が起きていますし、2007年には散々な運営で裁判沙汰にまでなってました。悪いところを見ようと思えば出来ますが、それで日本人を全否定されちゃたまらないですよね。同じことです。

オスンファン投手にヘイトを投げかける皆さんはよく考えてみましょう。海外で活躍する日本人MLB選手やサッカー選手に、現地ファンからイエローモンキーだの日本へ帰れだのと罵声が飛んだらどう思いますか?腹立つでしょう?韓国の方から見ればあなたのやってる事はそれと同じです。

そして阪神ファンの皆さんはオスンファン投手についてどう感じましたか?阪神のために本当に頑張ってくれたありがたい守護神に対してヘイト飛ばせます?普通無理ですよね。そう、その感情が大切なんです。スポーツで活躍する外国人選手によって、彼や彼女達の母国に親しみを持つ、スポーツには確かにそんな効用があるんです。皆さんも相撲にあれだけモンゴルの人がやって来たらモンゴルに興味湧きませんか?そういう事ですよ。ましてや自分が応援するチームのために全力を出してくれる選手なら尚更です。

イチローやゴジラ松井、上原投手は勿論ですが、たとえば川崎宗則選手が物凄く所属球団のファンやメディアから愛されているのなんか、正にそうだと思うんですよね。彼は成績以上にファンの心を掴んでいまして、あれがどれほど日本人の印象を良くしているかって話です。サッカーだって本田選手、香川選手、岡崎選手の活躍は目覚ましいものがあり、それぞれ今やチームに欠かせない存在となってますが、やはり長友選手の愛され方は尋常じゃないですよね。あのお辞儀パフォーマンス、日本って感じで素晴らしいですよ。そりゃインテル最古参にもなりますわ。

そうやってスポーツを介して交流するメリットを考えたら、私はW杯やオリンピックのような国別対抗戦より各国選手が同じチームで汗を流すプロスポーツの方がベターじゃないかなと最近思います。国別でやりあうからナショナリズムが過ぎて色々問題起きるんですよね。だったらサッカーのUEFAチャンピオンズリーグみたいなクラブ対抗戦の方がいいんじゃないかなーと。NBAもユーロはじめ他リーグとクラブ対抗戦とかやればいいんじゃないですかね。

ま、それはさておき日本シリーズも目の前。ソフトバンクにもイデホ選手がいますから韓国対決も実現しそうな雰囲気です。外国人という括りで行けばスタンリッジ投手対メッセンジャー投手による元同僚対決も見られるかも知れません。まあこればかりは互いのローテーション次第ですがね。

外国人は出て行けだとか、ナショナリズム剥き出しでスポーツを見ても得られるものは多くありません。国際大会の代表チームさえ今や国外から帰化する選手が当たり前な世の中です。どこかの市長とヘイト団体の対談じゃあるまいし、感情的にならずにまずは心を落ち着けてからスポーツを楽しもうじゃありませんか。






プリーズ・プリーズ・ミープリーズ・プリーズ・ミー
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