☆現地12/19

ジャズ101-94マジック
ホーネッツ109-91シクサーズ
セルティクス114-98ウルヴス
キャヴス95-91ネッツ
ラプターズ110-100ピストンズ
ウィザーズ105-103ヒート
ブルズ103-97グリズリーズ
ブレーザーズ129-119(OT)スパーズ
ナゲッツ109-106クリッパーズ
サンダー104-103レイカーズ

☆現地12/20

サンズ99-90ニックス
ブレーザーズ114-88ペリカンズ
ホーネッツ104-86ジャズ
ホークス104-97ロケッツ
マヴス99-93スパーズ
ナゲッツ76-73ペイサーズ
クリッパーズ106-102バックス


さて、今季はまた色々と記録が更新されてますね。ポール・ピアースがレジー・ミラーのティム・ダンカンがジェリー・ウエストの得点記録を抜き去り、過去のレジェンドに比して今の選手達のキャリアの長さが際立つ格好です。3ポイントルールの有無、試合のテンポの違いなどもあるので過去と現在の選手の比較は難しいですが、いやぁピアースもダンカンも素晴らしいの一言ですね。

http://www.si.com/nba/2014/12/14/kobe-bryant-michael-jordan-nba-scoring-list-third-place-lakers-bulls

しかし、何といっても今年の記録はこれに尽きるでしょう。コービー・ブライアントがマイケル・ジョーダンの得点記録32,292得点を抜き去り、見事に歴代3位に浮上したんです。もうコービーの上にいるのはカール・マローン(36,928得点)とカリーム・アブドゥル=ジャバーのみですね。流石に彼らの記録に追い付くのはちょっと難しいかも知れませんが、いやはや立派なもんです。

しかしながら、彼のレイカーズは現在低迷。一時期の最下位からは脱したものの、競争の激しい西にあって只今13位とプレーオフは遠い位置に沈んでいます。同じ沈んでいる名門球団でもたとえばシクサーズなんかは正直今季プレーしない選手を1巡目指名権で2人獲得した事だけ見ても今季もタンクする気満々なのは分かっていたのでまだ分かります。でもレイカーズはコービー不在のままだった昨季はともかく、コービーが戻ってもなお最下位という厳しい状況です。

もっとも、今季もまたレイカーズが低迷するのは予想出来た事でした。実際専門家から世間のファンに至るまで、レイカーズがプレーオフ進出を果たすと予想していた人は殆ど見かけませんでしたよね。コービー1人戻ればレイカーズの問題が解決する程、NBAは甘くありません。シャックを出した後、コービーが81得点なんて試合を重ねてもなおプレーオフ進出さえ果たせない頃がありましたが、あの時より更にコービーも老いました。そりゃコービーだけで全てを覆すのは難しいですよね。それこそマイケル・ジョーダンがウィザーズで復帰した時のような感じに近いかも知れません。

現在のコービーのFG失敗回数最多というあまり有難くない称号を揶揄する方々は現在のコービーのシュート打ち過ぎにもさぞや不満だと思います。しかしまあ、それで勝っていた時代もある訳ですからねえ。ましてや現状、他にシュートを打つ人材がどれほどいるのかという話です。コービーがパスを出したとして、彼が決められないならばコービーも自分で、という意識が強くなってしまうのは致し方ないところです。

正直なところを言えばレイカーズも結局、コービーのサラリー云々以前に今季も真剣に勝つ気は無いのでしょう。思えば将来のドラフト指名権を差し出してナッシュとドワイトを獲得し、そのいずれもが失敗に終わった時点でそれは自明でした。トレード補強に動こうにも交換材料はあまりに少なく、指名権も1巡目は1年おきに必ず1つはキープしなければならない今のルールではなかなかトレードに使えません。同じ年の1巡目指名権の交換なら可能ですが。

キャップは埋まっていますが、これは実際のところやりようはありました。何しろ全球団で一番財政基盤の強いチームです。タックス支払えば良かった話なんですよ。ガソル兄さんがシカゴへ去った時点で正直それも難しくなりましたが・・・。ま、結局のところレイカーズはキャップが空くのを待っているんですよね。だから今は極力補強は安価な契約のみで済ませようという訳です。ジェレミー・リン、カルロス・ブーザーは来ましたが、残念ながらここまでチーム成績には繋がっていません。新HCバイロン・スコットによる、近年のトレンドとは正反対を行く3ポイント試投数を抑えるという戦術は功を奏しているようには見えませんね。

巷では何やら、コービーと同じチームにいたくない選手が多いなんて話まで聞こえています。ドワイトはコービーと全く合わずにロケッツへと去り、'14年オフも主だったFA選手達はレイカーズを選ばず、そして自チームFAだったガソル兄さんまでもブルズへと移籍してしまいました。あれ、もしかして・・・という訳です。

でも、何だかそれはあまりに表層的なものの見方であるように私は感じます。ドワイトとコービーが水と油の関係だった事は明らかですが、上にも書いたようにレイカーズは'14年オフは効果的な補強が出来なかったというより、意図的にしなかっただけですからね。レイカーズのチーム成績が現在の状況なのは個々の選手の問題ではなく、チームがそもそも勝ちに行く体制ではないからであって、その状況でコービー個人を責めても仕方ないんじゃないでしょうか。

http://www.usatoday.com/story/sports/nba/2014/12/16/kevin-durant-kobe-bryant-lakers/20506671/

そんな最中にデュラントがコービーを擁護したのは凄く合点が行く話です。ドワイトにはトラッシュトークを飛ばした点とも色々合致しますな。まあ真面目な話、デュラントがコービーへこういうリスペクトを向けるのは当然ではあるでしょうね。サンダーファンとしてはこれでデュラントもコービー同様にサンダー1球団でキャリアを全うしてくれるで!と安心するか、コービーを慕ってレイカーズへFA移籍する危険性を危惧するか、悩ましいところでしょう。いや、多分前者の可能性が高いと思いますけどね(;^_^A

どうもコービーという人はキャリアを通じてバッシングされ易いところがありますね。若い頃は散々生意気だと叩かれ(事実生意気でしたが)、3連覇したにも拘らずシャックの力だと言われ、出身地フィラデルフィアでのオールスターで活躍したのにブーイングを受け、今度は名実共に自分がトップのチームで連覇したというのにオーヴァーペイドだと謗られ・・・。5回の優勝をレイカーズにもたらした将来の殿堂入りはおろか、史上最高の選手議論に名前が上がるだろうレジェンドにオーヴァーペイドと言われてもなあ、と思うのですがね。しかもスモールマーケットチームならいざ知らず、レイカーズはNBAで一番お金持ってるチームでしょう。なんつーか、コービーってキャリアを通じて批判され続けるんだなあと思わずにはいられません。せめてレイカーズファンの皆さんぐらいは彼を擁護してあげられないもんでしょうか。

何度か言ってますが、コービーのキャリアも終盤。ドラフト大豊作だった'96年組も殆どユニフォームを脱ぎ、残すは高卒組のコービーとジャーメイン・オニール(今季未契約ですが)、あとはレイ・アレンぐらいです。ああ、一応ナッシュもまだ現役ですが果てしなく引退に近い状況ですよね。個人的にはせめてレイカーズファンぐらいはコービーに対するリスペクトとか感謝の気持ちで、現状を暖かく見守ってあげたら?と思った次第です。






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