マヴス107-80ホーネッツ
ナゲッツ106-97キャヴス
サンズ118-114セルティクス
ヒート95-83ネッツ
マジック107-93ピストンズ
グリズリーズ119-93ロケッツ
スパーズ100-75シクサーズ
ブレーザーズ102-93ペリカンズ
ブルズ105-89クリッパーズ


スタン・ヴァンガンディ。マジックをチーム史上2回目となるファイナル進出まで導いた知将はしかし、一方でヒート時代にはチーム初優勝前に師匠パット・ライリーにHCを持って行かれた上にシャックに「マスター・オブ・パニック」と批判されたり、マジックではドワイトとの関係が悪化してLoyalty劇場が開幕したりと、鼻っ柱の強さが災いしたか結構選手と揉めたりしてなかなか運がありませんでした。

そんなスタンが、キャリア3チーム目のNBAでのHC職を引き受けたチームがピストンズ。しかもバスケットボール部門の社長兼任です。マジック時代の盟友オーティス・スミスをDリーグのグランド・ラピッツ・ドライヴに迎え、いよいよマジック繋がりばんばんですね。マジックとしてはデトロイトへ乗り込んで御礼参りと言いたいところですが、既にスタン&スミス時代の選手はマジックにはいなくなっていたりしますね。先発もオラディポ、フォルニエ、トバイアス・ハリス、フライ、ヴーチェヴィッチですから。



http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-pistons-game-1118-20141117-story.html

試合内容はしかし、まるでマジックがスタン時代のようなバスケをやりました。ドワイトの代わりにヴーチェヴィッチがインサイドでリバウンドを取りまくり、外からは4人が3ポイントを狙う、正にストレッチ4。実際ヴーチェヴィッチは25得点14リバウンドとインサイドで暴れ回り、外からは他のスターター4人が19中11本の3をヒットしましたからね。フライが4番な時点でスタンのやってた事を再現するのは不可能ではありませんでしたが、ここで見事に機能しましたね。
ボールの回りも良く、チームアシスト33は2013年3月27日以来となる数字です。

それにしても前半はモンローはじめピストンズにリバウンドを15-26と圧倒されていたのに、よく後半は24-15と形成逆転出来たもんです。ヴーチェヴィッチの次にリバウンド取ってるの、オラディポの6だったりするんですが(;^_^A

http://www.nba.com/games/20141117/ORLDET/gameinfo.html#nbaGIboxscore

ハークレスが久々に長めの出場時間(20分切ってますが)を得た一方で気になるのはペイトンの出番が一気に一桁まで削られたこと。まあこれだけ外から3を狙いに行く展開では3の無いペイトンにはキビシイですよね。いつもこのゲームプランでもないでしょうし、ペイトンには腐らず次のチャンスを伺って欲しいです。

さて、マジックはこの後はクリッパーズ、ホーネッツ、ヒート、キャヴス、ウォリアーズと対戦が続きます。実はただいま5勝7敗、東8位でプレーオフ圏内だったりしますが、この5試合が終わった後に果たしてどうなっているかですね。NBAに楽な対戦相手なんてありませんが、プレーオフ圏内ないしタイトルコンテンダーと目されるチーム相手にオラディポが戻った今のマジックがどこまで通用するか、楽しみにしておきたいと思います。



P.S.



なんか公式でこんなオラディポ動画が上がってました。なんじゃらほい。



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アーティスト:ザ・ビートルズ
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